厚さ数十ミクロンの薄膜で植物を育てる技術を東京のMebiolが開発
by Serkan Toto on 2011年8月16日

imec mebiol

日本からまた、驚きの技術。東京のMebiolは、薄膜を使用する植物栽培技術…その名をImec…を開発している。植物が、土壌ではなく薄いフィルムの上で生育するのだ。そのフィルムはヒドロゲル(hydrogel)と呼ばれる吸水性の素材から作られ、厚さが”数十ミクロン”しかない。

Mebiolによれば、トマト、ラディッシュ、キュウリ、メロンなどなどは、これまでの栽培技術に比べて水の必要量が80%少ない。1グラムのSkyGel (そのヒドロゲルの商品名)が、100mlの水を吸収する。土壌と違って、バクテリアやウィルスが植物を害する機会がない。もう一つのアドバンテージは、SkyGelが、砂、コンクリート、氷など多様な面の上で使えることだ(近年の利用例がこのPDFに)。

同社によれば、フィルムは交換までに2〜3年は植物の栽培に使える。

東京のDiginfonewsが撮影したこのビデオは、より詳しい情報(Imecの利点と不利)を提供している:


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

  • http://www.facebook.com/people/Ando-Shohei/1355732021 Ando Shohei

    これが活用されればやせた土地または汚染された土地でも農作物の栽培が可能だ。問題はどのようにコストを抑えるのか、マネタイズをどうするのかだと思う

  • http://twitter.com/ikunorinakaya 中矢育範

    LEDと組み合わせて野菜工場とかを日照時間の長いアフリカとかでソーラーパネルでみたいな。

  • http://twitter.com/ikunorinakaya 中矢育範

    LEDと組み合わせて野菜工場とかを日照時間の長いアフリカとかでソーラーパネルでみたいな。

  • http://twitter.com/ikunorinakaya 中矢育範

    LEDと組み合わせて野菜工場とかを日照時間の長いアフリカとかでソーラーパネルでみたいな。

  • http://twitter.com/ikunorinakaya 中矢育範

    LEDと組み合わせて野菜工場とかを日照時間の長いアフリカとかでソーラーパネルでみたいな。

  • http://twitter.com/ikunorinakaya 中矢育範

    LEDと組み合わせて野菜工場とかを日照時間の長いアフリカとかでソーラーパネルでみたいな。

  • http://twitter.com/ikunorinakaya 中矢育範

    LEDと組み合わせて野菜工場とかを日照時間の長いアフリカとかでソーラーパネルでみたいな。

  • http://twitter.com/ikunorinakaya 中矢育範

    LEDと組み合わせて野菜工場とかを日照時間の長いアフリカとかでソーラーパネルでみたいな。

  • ゲスト

    ヒドロゲルじゃなくてハイドロゲルって言ってる気がするけど。

  • http://twitter.com/oga22 oga22

    むぅ。確かにコメントにあるようにどの位のコストなのか。これなら緑のない場所に緑を甦らせるか?昔見てた未来の図みたいだ。

  • http://www.facebook.com/hikaru.kashida Hikaru Kashida

    こんな研究があるのか、おもしれー