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レディー・ガガが、アメリカの高級百貨店バーニーズ・ニューヨークとデザイナーで友人のニコラ・フォーミチェッティーらとコラボを組み、ホリデーギフトを期間限定で発売することがわかった。

バーニーズ・ニューヨークのマーク・リー最高経営責任者がWWD誌に明らかにしたもので、今年の11月中旬から2012年1月2日までの期間限定で、ガガ監修のCDや本、そしてガガらがデザインした衣服はもちろんのこと、お菓子、化粧品、アクセサリー、おもちゃ、キャンディー、キャンドルなど、大人から子供まで楽しめる限定品が、“ガガのワークショップ”と名付けられたマディソン街の旗艦店のワンフロアを席巻するという。

ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙によれば、「バーニーズ・ニューヨークは、ポジティブで個性的、かつ普遍的な存在であるガガが、クリスマスという一年で最も楽しい時期にふさわしい人物であり、ニューヨークで生まれ育ったガガとコラボを組むことで、より多くの人々に喜びを与えることができると確信している。これまでの敷居が高い同百貨店のイメージを払拭し、様々な消費者に、他では手に入らないホリデーギフトを気軽な気持ちで購入してもらえればと考えており、“ガガのワークショップ”は、期間限定で包装紙やショッピングバッグに至るまで、ガガ一色に染まることになる」そうだ。

現在、アメリカはリーマンショックから立ち直りつつあったにも関わらず、つい先日の国債格下げを受け、再び景気後退に陥る危険性を指摘されており、“消費大国”と言われていたアメリカ国民の消費意欲はかなり減退してきている。一方、未曾有のドル安でニューヨークを訪れる観光客は増加の一途をたどっていることから、ホリデーシーズンには、ニューヨーカーだけでなく世界中の人々が、ガガから“幸福のパワー”をもらいに“ガガのワークショップ”を訪れるだろう。さらに、全商品の売り上げの25％が慈善団体に寄付されることになっており、またもやガガは、アメリカの救世主として大いなる期待を寄せられている。【NY在住/JUNKO】