【NQNニューヨーク=川内資子】米高級百貨店のサックスが16日に発表した5~7月期決算は最終損益が836万ドル(約6億4000万円)の赤字となり、赤字幅は前年同期の3223万ドルから大幅に縮小した。米景気回復を背景とした高級品の需要増加が採算改善につながった。
売上高は前年同期比13%増の6億7018万ドルと、市場予想(6億6741万ドル)を上回った。既存店売上高は15.5%の大幅増。婦人服や婦人靴、紳士服が好調だった。正規価格での販売が増えたため、粗利益率は38.0%と前年同期(37.3%)から上昇した。特別項目を除く1株損失は0.05ドルで市場予想(0.09ドル)より小さかった。
一方、スティーブン・サドブ会長兼最高経営責任者(CEO)は決算資料で「最近の金融市場の変動率・下落幅の大きさや、経済全般の不透明感を受けて、我々はより慎重な姿勢で秋を迎えようとしている」と述べ、業績の先行きは楽観できないとの見解を示した。
百貨店、CEO、決算、最終損益
日経平均(円) | 9,057.26 | -50.17 | 17日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 11,405.93 | -76.97 | 16日 16:30 |
英FTSE100 | 5,309.18 | -48.45 | 17日 9:18 |
ドル/円 | 76.55 - .58 | -0.32円高 | 17日 17:13 |
ユーロ/円 | 110.21 - .24 | -0.46円高 | 17日 17:13 |
長期金利(%) | 1.020 | -0.015 | 17日 15:14 |
NY原油(ドル) | 86.65 | -1.23 | 16日 終値 |
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