道知事 原発再開容認正式表明
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道知事 原発再開容認正式表明

8月17日 14時41分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

調整運転中の北海道電力・泊原子力発電所3号機について、北海道の高橋知事は「国において最終検査の手続きを行うことに異議はない」と述べ、営業運転の再開を容認する考えを正式に表明しました。高橋知事は、17日にこの方針を国に伝えることにしていて、泊原発3号機は定期検査中の原発としては震災後、全国で初めて営業運転を再開する見通しとなりました。

5か月間にわたって調整運転が続いている泊原発3号機の営業運転への移行を巡っては、国が、北海道の判断を待って最終判断するとしていることから、道は意見集約に向け道議会や泊原発周辺の自治体などと調整を行ってきました。高橋知事は、17日午後記者会見し、「国からの泊原発3号機に関する回答は理解できるものと判断し、最終検査の手続きを行うことに異議はない。3号機の最終検査では経済産業省の原子力安全・保安院に加え、原子力安全委員会によるダブルチェックを行ったほか、ストレステストの2次評価も行うなどしてさらなる安全確認をするという国の体制は理解できる」と述べ、営業運転の再開を容認する考えを正式に表明しました。高橋知事は、17日、この方針を国に伝えることにしていて、泊原発3号機は、定期検査中の原発としては東日本大震災後、全国で初めて営業運転を再開する見通しとなりました。