東芝が街全体でエネルギーの効率利用をはかる「スマートコミュニティー」を、大阪府茨木市の工場跡地(広さ約11ヘクタール)に計画していることが分かった。周辺施設を含めて約18ヘクタールを活用。実現すれば、民間主体としては国内で最大級の「次世代の街」となる。早ければ2013年の着工を目指す。
工場跡地は、名神高速茨木インターチェンジの北東約2キロの住宅街にあり、かつては家電製品を生産。現在は更地になっている。
計画では、地区全体のエネルギー利用を管理する拠点施設を中心に、太陽光発電システムを導入した住宅や商業施設、電気自動車の充電施設などを整備。カーシェアリングや雨水の再利用も取りいれる。