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第29回:渡辺雄也の点数表を参考に「基本セット2012のドラフト」をリプレイ!
第29回:渡辺雄也の点数表を参考に「基本セット2012のドラフト」をリプレイ!
こんにちは、鍛冶です。
世界選手権への代表を決める選手権シーズンということもあり、各国の優勝者のデッキを紹介していたら、最近はスタンダードばかりになってしまったので、今回は何か別のフォーマットを紹介できればなと考えていたら、ちょうど プロツアー・フィラデルフィア 試合形式の変更 というニュースが入ってきました。
早速、月曜日へ変更されたデッキ構築劇場で清水が新しい「モダン」のデッキを披露してくれているのですが、調べてみると モダンの世界へようこそ の中で、MOでの公式対応は8/24から、とのこと。
残念ながらモダンの紹介はもう少しお預けということで、今回は久しぶりにリミテッドのピック&ゲームのリプレイを紹介してみたいと思います。
オンラインの世界では今まさにM12のリリース・イベント真っ最中なのですが、前回紹介したシールドでは動画が単調になってしまう印象があったので、ブースタードラフトに初挑戦です!
カードをピックするにあたり参考にしたのが、今週から水曜日へと曜日変更された渡辺雄也の週刊連載です。
これをもとに、確保したカードによって少しづつ評価を変えていく方針で進めました。
今週末には同じM12リミテッドで行われるグランプリ・上海もあり、日本人プレイヤーも多数出場予定なので、興味がある方は英語版カバレージもどうぞ楽しみにしてください!
Pick!
まずはピックの模様をお届けします!
やや早めに編集してありますので、必要であれば一時停止させながらご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=kSxZW6zDqmQ
1−1
問答無用で、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》一択のパックを開封(笑)
文句なしの10点カードで、できればこのまま白をやりたいが・・・どうだろう?
1−2
非常に地味なパックで、逆に何をピックすればいいのか全くわからない。
サイドボードとしてなら使いそうな《垂直落下/Plummet(M12)》もあるが、ここは白へ行きたいので《力強い跳躍/Mighty Leap(M12)》を選択。
1−3~1-4
今ピックしたばかりの《力強い跳躍/Mighty Leap(M12)》が、下から数えたほうが早い強力なパック。
ここは点数表通りに《血まみれ角のミノタウルス/Gorehorn Minotaurs(M12)》を選び、最強色と言われる赤へ入る。次も《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》をピックし、狂喜シナジーを組みやすくする。
1−5
個人的に、ここが最初の分岐点に感じた。
《包囲マストドン/Siege Mastodon(M12)》はビートダウンには重すぎるカードなので、ここの1枚を無駄にしてでも《瞬間凍結/Flashfreeze(M12)》をピックするべきか非常に悩んだが、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》のことも考え、もう少し白いカードをピックすることに。
1−6
そして、先ほどの《瞬間凍結/Flashfreeze(M12)》とは段違いのカード、《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》が6手目に流れてきた。
さすがにこれを逃す意味もなく、《歯止め/Stave Off(M12)》は惜しいが青へ参入する。
1−7~1−8
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》に続き、《地割れのドレイク/Chasm Drake(M12)》と《予言/Divination(M12)》を確保する。
青を主色に白と赤のどちらかを選ぶ方向になりそうだ。
ただ、現状どちらもカードが少なく、上下のピック次第というところなのだが・・・
1−11
そして、なぜか《マナ漏出/Mana Leak(M12)》がこんな遅い巡目で流れてくるというラッキーが!
黒と緑の印象が薄いので、どこかでそれらの色が被ったゾーンが発生しているみたいだ。
2−1
若干、貧弱なパックに思えたが、《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran(M12)》を選択。
そろそろ青白を確定させたいところだがまだ2パック目、爆弾カードが流れてくるかもしれないので、あせらずにいきたい。
2−2
ここでも《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》が流れてくる。
アタッカーが不在だが、打ち消しとバウンスを組み合わせれば問題無いので、飛行クリーチャーはまだスルーしていてOK。
2−3
《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel(M12)》と《マナ漏出/Mana Leak(M12)》で悩むが、白を切る選択肢を残すためにあえて青に寄せる。
同じレベルのカードだった場合、今のカラーの優先順位は、青>白>赤へ意識的に寄せていきたい。
2−4
ここでまさかの3枚目の《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》!
2−5
3枚の《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》があるので、シナジーを考えて《オーラ術師/Auramancer(M12)》をピック。
現状なにも回収したいカードは無いが、《精神の制御/Mind Control(M12)》、《平和な心/Pacifism(M12)》と、それ以外にもエンチャントは青白に多い印象がある。
この投資は生きるのか?
2−6~2−10
そこから順当に、《地割れのドレイク/Chasm Drake(M12)》、《オーラ術師/Auramancer(M12)》、《蛙変化/Turn to Frog(M12)》と悪くないカードを集める。
まだパワー不足を感じるが、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》を使える青白を確定させた。
2−11
そして、また難しい1ピックがここで訪れる。
現状、除去を持たないデッキに、こんな遅い巡目で島渡りの《隠れ潜む鰐/Lurking Crocodile(M12)》を流すのか。そうして《空中浮遊/Levitation(M12)》をピックするかどうか。
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》と《オーラ術師/Auramancer(M12)》のシナジーに組み込めるカードなだけに頭を悩ますが、今回は《隠れ潜む鰐/Lurking Crocodile(M12)》カットを選択した。
3−1
マナカーブも呪文とクリーチャーのバランスも、色拘束もすべてバランス良くピックできた2パックだが、その分カードパワー不足感が否めない。
なので、残り少いピックは青白のビートダウンに噛み合うカードを最優先に選んでいく!
まずは《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus(M12)》を。
3−2:《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel(M12)》
3−3:《蒼穹の魔道士/Azure Mage(M12)》
3−4:《霊気の達人/AEther Adept(M12)》
3−5:《地割れのドレイク/Chasm Drake(M12)》
3−6:《歯止め/Stave Off(M12)》
3−7:《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran(M12)》
と、立て続けに優秀なカードを悩まずにピック!
これは色の棲み分けが上手く行った証拠で、デッキの底上げに貢献してくれた。
3−8、3−9
さらに2枚の《オーラ術師/Auramancer(M12)》をここでピックするが、さすがにもうまともなエンチャントは確保できない。
しかし、《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》が3枚もあるので、このシナジーを使わないのは非常に勿体無い気がする(笑)
そしてできたデッキがこちら!
| 9 《島/Island(M11)》 8 《平地/Plains(M11)》 -土地(17)- 1 《蒼穹の魔道士/Azure Mage(M12)》 3 《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》 1 《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus(M12)》 1 《霊気の達人/AEther Adept(M12)》 3 《オーラ術師/Auramancer(M12)》 2 《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran(M12)》 1 《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel(M12)》 2 《地割れのドレイク/Chasm Drake(M12)》 1 《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin(M12)》 -クリーチャー(15)- | 1 《歯止め/Stave Off(M12)》 1 《飛行/Flight(9ED)》 2 《マナ漏出/Mana Leak(M12)》 1 《ジェイスの消去/Jace's Erasure(M12)》 1 《予言/Divination(M12)》 1 《取り消し/Cancel(M12)》 1 《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》 -呪文(8)- | 1 《包囲マストドン/Siege Mastodon(M12)》 1 《オーラ術師/Auramancer(M12)》 2 《群れの護衛/Pride Guardian(M12)》 1 《啓蒙/Demystify(8ED)》 1 《力強い跳躍/Mighty Leap(M11)》 1 《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M12)》 1 《アンフィンの殺し屋/Amphin Cutthroat(M12)》 1 《否認/Negate(M11)》 1 《蛙変化/Turn to Frog(M12)》 1 《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk(M12)》 1 《災難の瀬戸際/Brink of Disaster(M12)》 1 《出征路のグール/Warpath Ghoul(M12)》 1 《ゾンビの横行/Zombie Infestation(M12)》 1 《血まみれ角のミノタウルス/Gorehorn Minotaurs(M12)》 1 《ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)》 1 《炎のブレス/Firebreathing(M12)》 1 《隠れ潜む鰐/Lurking Crocodile(M12)》 1 《帰化/Naturalize(ALA)》 -サイドボード(19)- |
Round 1
1−1で迎えた3ゲーム目。
除去が多く、《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》が残らないので《オーラ術師/Auramancer(M12)》シナジーはアウト。
そのかわり、デカブツはバニラが多いので戦闘に絡む《蛙変化/Turn to Frog(M12)》のようなカードを追加した。
http://www.youtube.com/watch?v=OjrmHOIJS74
0:00
割と低マナ・クリーチャーも多めに入っているが、パーミッションのような面白い7枚が来た。
1枚が《マナ漏出/Mana Leak(M12)》なので、マリガンせずにキープ!
0:26
上手いこと《血のオーガ/Blood Ogre(M12)》とタイミングが合い、打ち消しから攻撃に転ずることができた。
戦闘での使いやすいカードも多く、このままライフでも優位になりたいところ。
1:08
《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran(M12)》で守っても仕方がないので、あえて攻めるが、この《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin(M12)》に除去を合わせられたら最悪だ。
相手の手札は2枚。 どうなる?
1:29
運良く生き延びた《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin(M12)》は、その硬さからブロッカーとしてかなり期待できる。
4/3でアタックされても、先制攻撃解決後に《蛙変化/Turn to Frog(M12)》で破壊した。
《否認/Negate(M12)》と《歯止め/Stave Off(M12)》と、防御の壁も厚く安心していられる。
2:07
《ドルイドの物入れ/Druidic Satchel(M12)》《反逆の行動/Act of Treason(M11)》をさばくと、対戦相手はカードが尽きた模様。
《マナ漏出/Mana Leak(M12)》も引き込み、立てる必要のなくなった《平地/Plains(M11)》から《オーラ術師/Auramancer(M12)》をブロッカーに唱えると、《流浪のグリフィン/Peregrine Griffin(M12)》も一緒にアタック!
Round 2
1−1で迎えた3ゲーム目。
《炎破のドラゴン/Flameblast Dragon(M12)》と《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(M12)》の2枚のレアカードを持たれているが、コモンがイマイチな印象のデッキが相手だ。
このゲームは後手ということもあり、《ベナリアの古参兵/Benalish Veteran(M12)》2枚を抜き、《オーラ術師/Auramancer(M12)》4枚体制で臨む!
http://www.youtube.com/watch?v=PnDFgPvq-zw
0:00
上記のプラン通り、アドバンテージ+カウンターでレアを凌ぐ方向で、サイドボード後に最も引きたいカードの《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》も初手にあり、最高の7枚!?
0:50
プラン通り、《飛行/Flight(M12)》と《オーラ術師/Auramancer(M12)》のコンボが決まり、カードを引き増している間にキャストされたのは《稲妻の精霊/Lightning Elemental(M12)》!
もう既に《オーラ術師/Auramancer(M12)》は仕事をしてくれたので、相打ち大歓迎だ。
1:02
相手のクロックが1点であること、後手でかつ取ったアドバンテージから、レアカード以外にはほぼ負けないと考え、ここから《取り消し/Cancel(M12)》を構えてプレイし始める。
十分なドローが確保できているので、ここからは詰めマジックだ。
1:51
マナが伸びきるまでにパーマネントを展開されると厳しくなってしまうが、序盤にライフを残せたことから、あえてダメージを喰らいならレアをケアする。
もう少しの辛抱だ。
2:35
ついに《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》が登場。
《ギデオンの法の番人/Gideon's Lawkeeper(M12)》で有利なブロックはできないが、心配だったライフを減らす展開にはもうならない。
あとは、クリーチャーを並べていくだけでOK。
3:39
ここまで来ればもう安心だ。
最悪のレア1枚による逆転負けを防ぐために、かなりの代償は支払ったが、戦場に《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》《蒼穹の魔道士/Azure Mage(M12)》、手札には《取り消し/Cancel(M12)》!
4:29
ライブラリーも残り少なくなってきたので、《蒼穹の魔道士/Azure Mage(M12)》を諦めるが、《地割れのドレイク/Chasm Drake(M12)》を引いたので、ここから反撃開始!
ライフにプレッシャーを与えることで、相手のマナを拘束していく。
4:52
そして全軍突撃!
あとは時間の問題だ。
Round 3は、スプリット(賞品を等分)をしてゲームはプレイせずに終了。
怪しいカードも入っていましたが、ドラフトは成功!
皆さん、《オーラ術師/Auramancer(M12)》好きになってくれましたか(笑)?
都合よく、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》から始まったドラフトだったので方針を決めやすかったのですが、色変えのタイミングや、安いカードでシナジーを作る方法が伝わればと思います。
3枚の《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M12)》、4枚の《オーラ術師/Auramancer(M12)》がなければ《飛行/Flight(M12)》はデッキに入れたくないのですが、これだけのカードを集められればアドバンテージを生むカードになるわけですから、点数表を知った上で、頭を柔らかく、面白いことに挑戦することも大切ですね!
それではまた来週!
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