ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は17日、家庭用ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」の希望小売価格を18日から5000円値下げすると発表した。年末商戦に向け販売拡大を目指す。
記憶容量が160ギガバイトの機種は2万4980円、320ギガバイトは2万9980円になる。北米と欧州でも17日から同様に値下げした。PS3の3月末時点での販売は累計5000万台で、11年度は前年度比70万台増の1500万台の販売を目指している。
11日に1万円値下げしたライバルの任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」(希望小売価格1万5000円)は、8~14日に前週の約58倍の21万4821台(エンターブレイン調べ)を販売し急回復。ソニーも値下げで他社製品に対抗する。【竹地広憲】
毎日新聞 2011年8月17日 11時19分(最終更新 8月17日 12時16分)