ここから本文です

送り火薪「燃やせばセシウムも分解」――経済学者・池田信夫氏のツイートが話題に

オルタナ 8月16日(火)11時55分配信

津波で倒れた岩手県陸前高田市の「高田松原」の薪から放射性セシウムが検出されたことを受け、京都市が12日に「五山送り火」での使用を撤回した問題に触れて、経済学者の池田信夫氏が同日午後にツイッターで「燃やしてしまうのだから、セシウムも分解する」とつぶやいた事がネット上で話題となっている。

セシウムは元素のため燃やしても分解せず、また放射性物質が燃焼で放射能を失うことはないが、池田氏は薪に含まれる放射性セシウムが微量であることと「『微量放射線の発がん性』という話そのものが迷信」との考えからつぶやいたとみられる。

これに対してツイッターや掲示板サイト「2ちゃんねる」では「福島を焼き払えば放射性物質は軽減するのか」「どういう空想科学なのか」等々の意見が殺到。池田氏は直後にツイッターで「セシウムが気化するというべきだった」と訂正した。当該のつぶやきは既に削除されている。(オルタナ編集部=斉藤円華)

【関連記事】
原子力安全庁、実行力と独立性は?
住宅業界発「1985年の水準に」
「美ら海」に原発?沖縄電力、今も研究
TPPに反対、原子力災害に懸念――JA全中新会長
安全な福島野菜、国立ファームが販売

最終更新:8月16日(火)11時55分

オルタナ

 

記事提供社からのご案内(外部サイト)

 

PR

carview愛車無料査定
PR

注目の情報


PR