豪カンタスの機内映画が話題、女性のオーガズム扱う異色作

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　８月１６日、豪カンタス航空の機内エンターテイメントで、女性のオーガズムを扱ったフランスのドキュメンタリー映画が用意され、話題になっている。シドニーの空港で６月撮影（２０１１年　ロイター/Daniel Munoz）

　［シドニー　１６日　ロイター］　豪カンタス航空の機内エンターテイメントで、女性のオーガズムを扱ったフランスのドキュメンタリー映画「The Female Orgasm Explained（原題）」が用意され、話題になっている。

　カンタス航空の長距離便で提供される機内エンターテイメントでは、各座席のスクリーンで映画やテレビ番組をオンデマンド方式で選択可能。裸のシーンを含んだこの映画の長さは５０分で、視聴前に成人向けの内容であるとの警告メッセージが流れる。「ジ・エッジ」と名付けられた作品ジャンルに分類されており、今年１１月まで視聴できるという。

　カンタスは、通常機内で提供する映画やテレビ番組プログラムについては、内容や興行収入、レーティング（年齢規制）、話題性、客層を考慮して選定し、採用前には担当チームが候補作品を視聴するとしている。「ジ・エッジ」向けについては、通常とは異なるスタイルの作品を選ぶようにしているという。

　カンタスによると、客室乗務員に対して保護者が要請すれば、未成年者の座席で特定の番組の視聴を制限することができる。