2009年
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「赤旗」の魅力縦横に/札幌南区ふれあいまつり 紙議員が講演
「日本共産党南区ふれあいまつり」が24日、札幌市南区石山の野外会場で開かれ、紙智子参院議員が被災地救援や原発問題について記念講演をしました。実行委員会が主催したもので、今年で4回目。後援会員ら約200人が参加しました。
紙議員は、被災地で活動する日本共産党員の姿を紹介し、「改めて党の一員であることに誇りを感じています」と話しました。
紙議員は救援、復興を前に進めるために、行政の責任を一元化するよう求めた日本共産党の国会論戦を紹介しました。
「しんぶん赤旗」日刊紙を掲げた紙議員は、ソニーの震災に便乗する解雇を告発した紙面を紹介し、震災と原発問題をめぐって日本のマスメディアの報道のあり方が問われていることを指摘。「いよいよ日本共産党が大きくならなければならない情勢です。1人でも多くの人が党に加わり、真実を伝える『しんぶん赤旗』の購読を増やしてください」と訴えました。
実行委員長の肘井(ひじい)博行弁護士が開会のあいさつ。震災救援ボランティアに参加した川沿後援会の小野寺哲也さん(66)が、宮城県気仙沼市での活動の内容を紹介しました。
歌や踊り、和太鼓の演奏が行われ、各後援会は野菜や赤飯、焼き鳥などの出店をしました。市議選をたたかった紙谷恭平南区雇用・くらし対策委員長があいさつしました。('11年7月29日付「しんぶん赤旗」掲載記事より
江差町議選 無投票に/小野寺・小林氏が当選
北海道江差町議選(定数12)が19日に告示され、立候補が定数と同数のため、無投票となり、日本共産党の小野寺真(58)=現=、小林栄治(53)=新=の両氏の当選が決まりました。
小野寺、小林両候補は、道政策委員長の畠山和也氏の応援を受けて江差町の商店街で第一声を上げました。
畠山氏は、江差町で日本共産党の2議席を実現し、大間原発の建設中止と泊原発のプルサーマル計画に反対し、江差町の防災対策の見直しを進めましょうと訴えました。
小野寺候補は、「買い物難民をなくせ」と無料買い物バスを実現させた実績を伝え、「住宅リフォーム制度の実現、きめ細かな放射線量測定の実施、防災計画の抜本的な改善のために、議会に押し上げてください」と訴えました。
勤医協江差診療所の事務長として長年地域医療に取り組んできた小林候補は、「江差町を、年齢をかさねても安心して住み続けられる町にしましょう」と呼びかけ、財源も示して国保科の1万円引き下げを訴えました。('11年7月20日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌厚別区/党後援会が幹事会開催
日本共産党札幌厚別区後援会は15日、毎月定例の区内単位(地域)後援会の代表による幹事会を開催し、今後の活動の重点と、7月2日に由仁町で予定している「イチゴ狩り」などについて議論しました。
中でも、いっせい地方選挙で現職の村上仁市議を再選させることができなかったことについて論議を深めました。参加者は、地域での後援会の確立が不十分で、地域の職場後援会との連携も弱く、当選に見合う会員数や会の体制を確保できないまま選挙戦に入ったことから、十分な取り組みができなかったことなどを話し合いました。
今後の後援会活動の重点として、地域で今の政治の実態を率直に話し合える友人をたくさんつくり、得票目標に見合うよう後援会員を増やし、単位後援会の体制を確立することを確認しました。(2011年6月19日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
深川市議選 現有2議席確保/松沢、和田両氏が当選
深川市議選の投開票が12日行われ、日本共産党の松沢一昭(68)=現=、和田秀隆(43)=新=の両氏が当選し、現有2議席を確保しました。
選挙では「福祉・防災のまちづくり」「国保税引き下げ」などの政策に有権者から支持が寄せられました。
当選が決まって一夜明けた13日、松沢、和田両氏は街頭でそろって選挙結果を報告し、新しい議会で奮闘する決意を表明しました。
通行する車からクラクションが鳴らされ、市民からは「おめでとう」の声援が送られました。(2011年6月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
新人議員<私の抱負>/北広島市議・永井桃さん〈37)/障害者施設で14年 原点に
「平和第一で、誰もが安心して暮らせる『福祉と防災の街づくり』をしたい。やると決めたからには、一歩一歩、確実にやります」 北広島市議選(定数22)で、2人の現職とともに初当選した日本共産党の永井桃さん(37)。病気で勇退した木村公昭市議の議席を継承しました。大学時代、チアリーダー部に所属し、全国大会にも出場。持ち前の明るさで周囲を引き込みます。
知的障害者支援施設で勤務した14年間が政治信条の原点です。「その人自身が持っている力が発揮されたとき、やっていてよかったと思った」。利用者からの希望はすぐ実行。同僚から「行動力があるね」と言われました。
福祉保育労での組合活動に奔走。職員を分断する給与査定の導入を阻止してきました。
市議候補として白羽の矢が立ったのは昨年2月。当時、入党して2年に満たず、「自信が持てない」と固辞します。その後、「世界から日本を見て、自分を変えたい」とタイに留学。「人々が助け合って暮らしている」。日本の生きづらさを再認識した永井さんは、帰国前の昨年12月、立候補を決意しました。
闘病生活を送っていた木村前市議は、永井さんの当選を見届けるかのように5月5日、亡くなりました。
「立候補で悩んでいた時、私を励ましてくれました。党派を超えて市民からの信頼が厚い人でした。木村さんや、故・山田久恵さんのように、日本共産党議員としての誇りを持ち、市民からいただいた声の実現のために、全力で頑張ります」('11年5月19日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
党2現職が上位当選/石狩市議選 議案提案権を維持
石狩市議選 (定数22、2減)が15日投開票され、3人はみ出しの25人が争う激しいたたかいのなか、日本共産党の長原徳治(68)=4位=、蜂谷三雄(61)=3位=両現職候補が、いずれも上位で当選を勝ち取りました。党市議団は議席占有率を8・33%から9・09%に前進させ、引き続き議案提案権を獲得しました。
長原、蜂谷両候補は、石狩市と旧厚田村、旧浜益村の合併前を含めると、共に8期日の当選です。
両候補は、水道料金値上げや国保税引き上げを食い止めてきた実績と、防災計画の見直しや津波ハザードマップの作成で「安心・安全の街づくりを」と最後まで訴えました。
有権者からは「共産党に今の政治を変えてほしい」「安心して暮らせる石狩市を実現してほしい」と強い期待が寄せられ、演説する候補者に手を合わせる婆も見られました。
両候補の当選が決まった午後11時すぎに、後援会員、支持者らが続々と選挙事務所を訪れました。
長原事務所を訪れた重岡修さん(75)は「困ったときにいつも親身に相談に乗ってくれる共産党は、なくてはならない市民の味方です。もっともっと伸びてほしい」と話していました。('11年5月17日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
新人議員<私の抱負>/函館市議・本間勝美さん(42)/未来の展望語る郷土史家
当選が決まった瞬間、「喜びよりも、有権者の切実な願いを実現しなければと、強い責任を実感しました」と語ります。
昭和初期には日本の十大都市に数えられた函館市も、長引く不況と雇用不安で、人口減少が続いています。4年ごとに市長が変わり、「市政の変革を求める市民の願いは強い」と指摘します。
有権者の反応が大きかったのは、2014年から津軽海峡を隔てた青森県大間町で運転開始が計画されている、大間原子力発電所問題です。
原発の計画さえ知らなかったという有権者が、「全ての炉心で危険なMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)を使用する大間原発は中止を」の訴えに真剣に耳を傾けました。
函館生まれの函館育ち、函館が大好きです。「はこだて検定」(函館歴史文化観光検定)の上級試験に合格。幕末や明治の函館だけでなく、江戸中期、室町時代、さらには縄文時代の郷土の歴史を縦横に語ります。路上で観光客を見かけると気軽に声をかけ、史跡の説明をします。
過去の歴史だけでなく、函館の未来の展望も大いに語ります。
「歴史的な街並みは複雑な土地所有を生み、街づくりのネックにもなっている」と分析する一万、「鉄道、空港、航路、市街地がコンパクトにまとまった函館は、すぐれた都市機能を備えています」と評価。「それを生かすためにも、若者の雇用創出が最大の課題です。財政分析をさらに進め、福祉・医療の充実を目指します」と意欲的です。('11年5月10日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
新人議員<私の抱負>/赤平市議・大道晃利さん(29)/市民と一体まちおこし
″マチ″の将来を熱く語る若者がいます。大道晃利(おおみち・てるとし)さん、29歳。北海道赤平市議選(定数10)で、3期12年市議を務めた日本共産党の宍戸忠さん(75)の議席を引き継ぎ、無投票当選を勝ち取りました。
「明るい街をつくりたい。子どもたちを含めて市民が一体となってアイデアを出し合い、未来に向かっていくことが大事だと思う」
入党は昨年11月。直後に立候補の要請を受けます。初めは驚きましたが、「これまでやってきた活動を今度は議会でできる」と決意しました。
国と道の悪政で財政危機に陥り、「第二の夕張」といわれた赤平市。旧産炭地を象徴する「あかびら火まつり」の市補助金が2008年廃止、存続が危ぶまれます。まちおこしの活動に参加してきた大道さんは、若者とともに存続運動に加わり、この様子を描いた市民映画の音楽担当として手腕を発揮しました。
赤平で生まれ育った大道さん。父・祖父とも住友赤平炭鉱の労働者でしたが、炭鉱閉山で失業、家族で滝川市への移住を一時余儀なくされました。そして今回の福島原発事故。「『時代遅れ』の宣伝で炭鉱をつぶす一万、『安全神話』で危険な原発を増設してきたエネルギー政策の結果だ」と怒りを込め、その転換を訴えます。
大道さんは党綱領や科学的社会主義の学習にも挑んでいます。
「市民の声を身近で聞ける議員になりたい。そして、つながりを生かしてどんどん仲間になってもらいたい」('11年5月8日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
いっせい地方選挙後半戦・道内市町村議選の結果について/全候補者の当落、得票数など
北海道内では、25市55町村で115人(無投票当選を含む)が当選しました。また、4市7町村で議席増、2市7町村で議滞空白を克服しましたが、新たに2市8町村で議席空白となりました。
全候補者の当落、得票数は、以下の通りです。
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命守る街づくり決意/苫小牧 全員当選の4氏
24日投開票の苫小牧市議選挙で、日本共産党の渡辺満(57)=現=、冨岡隆(57)=現=、小野寺幸恵(44)=現=、谷本誠治(63)=現=の各氏が、『命と安全守る福祉・防災のまちづくり』の具体的政策を正面から訴え、4人会員の当選を勝ち取りました。
得票結果は、渡辺満2104・883票(19位)、冨岡隆2057票(23位)、小野寺幸恵2075票(22位)、谷本誠治1694票(27位)で、4年前との比較で得票数・得票率ともに下回りました。投票率は過去最低(52・61%)。
選挙事務所で渡辺氏が「再び4人の市議団で市民の願い実現に全力をつくすことへの誇りと責任を感じています。引き続き、みなさんの先頭に立って、掲げた公約実現のために奮闘する決意です」とあいさつ。参加者から「がんばれ」「頼むぞ」の声が出されました。('11年4月27日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
原発依存転換求める/函館 街頭で当選の3氏
函館市議選で当選した市戸(いちのへ)ゆたか(51)=現=、紺谷克孝(66)=現=、本間勝美(42)=新=の3氏は25日午後、小雨の中、美原のメガドンキホーテ前、本町の北洋銀行前で街頭演説をおこないました。市議選の結果を報告し、公約実現の決意を表明しました。
再選を果たした紺谷市議は建設途中の大間原発問題をとりあげ、「みなさんと一緒に市民くるみの大きな運動を起こし、建設を中止させたい。自然エネルギーの活用に転換しましょう」と呼びかけました。
初当選の本間氏は「医療ソーシャルワーカーの経験を生かして、市政にとりくみたい。高すぎる国民健康保険料の引き下げ、元気な街づくりに役立つ住宅リフォーム助成制度の創設に取り組みたい」と決意をのべました。
3期目の市戸市議は「3人が力を合わせて公約実現のために尽くしたい。とくに若いお母さん、お父さんが安心して働ける病時病後時保育の実現に取り組みたい。これからの4年間、市民の暮らしと安全のために、3人が全力で取り組みます」と訴えました。
演説が終わると、宣伝カーに駆け寄って「よかったね」と握手していく人など、3氏の当選を喜んでいました。('11年4月27日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
小樽で5人全員当選/原発総点検へ 街頭報告
現有5議席のうち2人が交代した小樽市議選(定数28)は、4人はみ出しの激戦の中、北野義紀(71)、新谷とし(63)、中島篤子(61)、川畑正美(64)、小貫元(33)の5氏全員が当選を勝ち取りました。
当選した5氏は25日早朝、JR小樽駅前で交代でマイクを握って選挙結果を報告。「泊原発の安全総点検を行い、市の防災計画見直しを実施させます」「高すぎる国保料の引き下げに取り組みます」と公約実現の決意を述べました。
立候補の決意後、短期間の候補活動で初当選を果たした小貫氏は「みなさんの思いをしっかり受け止め、市民の声を議会に届けるために全力を尽くします」と語りました。
小雨の中で、通勤、通学の人たちが手を振って当選を祝福していました。('11年4月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
旭川市4議席/引き続き提案権
旭川市議選では、日本共産党の4氏が全員当選し、現有議席を守りました。引き続き議案提案権を確保し、四つの常任委員会全てに所属することができます。定数36に新人16人を含む38人が立候補。2人はみ出しの少数激戦を制しました。投票率が44・59%と前回より9・64%低下するなか、党の4氏は合計で1万2454票(9・76%)を獲得し、前回より得票数は減らしましたが、得票率を1・36ポイントのばしました。
石川厚子氏(51)の事務所では24日午後11時半すぎ、当確が出されると、開票を見守っていた支援者から「うお−」という歓声が上がり、勇退する佐々木卓也議員(副議長)、真下紀子道議らと万歳をしました。
「周りの人が明るく支えてくれました。今まで通り、近所付き合いのなかで悩みを寄せてもらえるような身近な議員になりたい」と抱負を語った石川氏。昨年夏から後援会員・支持者の訪問に地道に取り組み、「子どもの瞳が輝く市政を」と訴え続けてきました。
新婦人会員で佐々木議員の妻・節子さん(66)は「石川さんは子育てや平和運動などに携わり、みんなに育てられたと思う。即戦力があるし、さらに成長できる人です」と喜びを語りました。
党旭川地区委員会の武藤孝司委員長は「前半戦で勝利した教訓を生かして論戦を重視し、市政での党議員団の役割と実績、原発や災害から『命を守る1票を』との訴えが市民に受け入れられたのでは」と話しています。('11年4月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌市議選/現有議席確保/中央区で小形氏返り咲き
札幌市議選挙で、日本共産党は現有5議席を確保しました。
中央区(定数7)で4年前に失った議席を回復した小形香織氏=元=は、「みなさんの奮闘のおかげで当選を果たすことができました。市民のくらしと福祉を守り、防災に強い街づくりに全力をあげます」と2期目の抱負を語りました。
当選が決まると、支持者からは続々と「本当にうれしい」「頑張りましたね」と、涙声で喜びの電話が寄せられました。
札幌中央地区委員会の久保田忠委員長は「この4年間、住民の身近な要求を取り上げて活動したことに加え、候補自らが募金活動など震災救援活動の先頭に立ってきたこと、原発問題を市民の身近な問題として訴えてきたこと、防災と福祉の街づくりの政策を具体的に示してきたことが有権者の心に響いた結果です」と語りました。
札幌市議選で日本共産党は、中央区のほか、北区、東区、白石区、手稲区で現有議席を守りました。現職の厚別区は及びませんでした。('11年4月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
党札幌市議団「公約実現へ全力」
日本共産党札幌市議団は13日、札幌市の大通公園で、当選した井上ひさ子、宮川潤、坂本恭子、伊藤理智子、小形香織の5氏が、支持してくれた市民に感謝の意を表し、「防災・福祉の街づくりへ、引き続き公約実現に全力をつくします」と訴えました。
一人ひとりが新たな決意を表明し、通行人からは激励の手振りが寄せられました。('11年4月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
真下氏が3選/得票数・率とも伸ばす/道議選旭川市区
大激戦となった北海道議選の旭川市区(定数6、立候補7)で11日未明、日本共産党の真下紀子さん(54)は6位で3期日の当選、北海道での党の議席を守りました。投票率が前回より5・6%下がるなか、得票数・率ともにのばし、294票増の1万8567票を獲得しました。
「真下さん、当選」
午前0時35分。一報が入ると、「わ−」と室内に歓喜の声が爆発。真下さんは、涙を流しながら、一人ひとりと抱き合いました。
「たくさんのご支援で大接戦を勝ち抜くことができました。国難を乗り越える気持ちでたたかった」
女性後援会の木元靖子さん(65)は「みんな泊原発の問題に不安を持ち、『高橋知事にはっきりモノが言える議員が必要だ』って訴えたら『そうだよね』と共感してくれました」と振り返ります。
武藤孝司・党地区委員長は「確信にすべきは論戦と支部・後援会が主役の活動だ」と強調しました。
真下さんは11日早朝の街頭から「原子力に頼らない自然エネルギーヘの転換。命を守り、災害に強い北海道をつくる」と訴え、「おめでとう」と激励が寄せられました。('11年4月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
福祉最優先へ 決意を新たに/道知事選・宮内氏
明るい革新道政をつくる会の知事候補として奮闘した宮内聡氏は、結果が出た10日夜、明るい会の事務所で記者会見しました。
宮内氏は「新しい北海道をつくろうと、ご支持いただいた方々に心からお礼を申し上げます」と一礼し、原発問題や救援復興の財源づくり、災害に強い北海道づくりが「私の政策でこそ実現できる、と訴えぬきました」と選挙戦を振り返りました。
宮内氏は「原発の安全神話が崩れ、安全総点検が開始され、菅首相が原発の新増設見直しに言及するなど、私たちが訴えてきたことが現実問題となり、国の原子力行政を動かしつつあります」と強調。「救援復興問題や福祉最優先の政治など、選挙で掲げた公約を実現するために力を合わせる決意です」と語りました。('11年4月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
いっせい地方選挙 前半戦結果表/道議選、札幌市議選
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福祉・防災の街づくり/札幌で演説会 笠井政策委員長代理が訴え
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札幌市東区で22日、日本共産党演説会が開かれ、区民ホールはいっぱいの参加者で埋まりました。冒頭、東日本大震災の犠牲者に全員で黙とうしました。
大震災救援の国会報告をした笠井亮政策委員長代理は、戦後最大の国難ともいえる震災の復旧・復興には、従来の枠を超えた国の支援や地域のコミュニティー再建など、国家的復興フロジェクトが必要だと強調。福島第1原発の教訓から、全国の原発総点検や原発依存のエネルギー政策の転換、自然エネルギーの利用などを主張しました。
笠井氏は、復興予算を被災地に集中するために国債を発行し、大企業に社会的責任を果たしてもらうのも一案だと提起。「国民的英知、国民的エネルギーを結集し、ご一緒に新しい日本をつくりましょう」と訴えました。
同時に笠井氏は、いっせい地方選挙について「福祉・防災の街づくりが全国どこでも問われます。そんなときにどこでも必要なのは共産党の議員です」と呼びかけました。
「明るい革新道政をつくる会」の宮内さとし代表世話人(知事候補)、金倉まさとし道議候補、宮川じゅん市議、太田秀子市議候補が、安心して暮らせる道、札幌へ全力をつくす決意をのべました。(2011年3月23日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
被害調査報告 募金訴え/札幌で宮内知事候補
明るい革新道政をつくる会(明るい会)は19日、宮内さとし代表世話人(知事候補)を先頭に、札幌市の大通公園で東日本大震災の救援を訴える街頭募金活動をしました。加盟団体の構成員200人が参加しました。
宮内氏は震災の翌日、むかわ町の避難所を訪れて、地震と津波の被害にあった住民を激励し、じかに要望を聞いて現地の災害対策本部とともに対応した活動を報告。「被災者の救援と道民が安心して暮らせる道政の実現に力を尽くします」と訴えました。
明るい会に参加する労働組合や民主団体の代表らが次々と宣伝カーのマイクを握りました。「明るい会は被災者支援に全力を挙げています」と募金の協力を求め、「災害が起きるとすくに現地に飛ぶ宮内さんこそ、道民の命と安全を守る知事にふさわしい」と支援を呼びかけました。
たくさんの募金とともに、被災地を激励するメッセージ36通が寄せられました。(2011年3月20日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
福祉充実 宮内知事で/北見市で道政語り合う集い
北海道北見市で9日、「宮内さとしさんと道政を語り合うつどい」が開かれ、170人が参加しました。北見明るい会の主催。
続々と訪れる参加者のために会場の隅々に椅子が追加で置かれるなど、熱気あふれ、いっせい地方選挙に向けて決意を固める場となりました。
主催者を代表してあいさつにたった北見明るい会の菅野智代表は、「地域住民を守る知事がいまこそ求められている。道民の願いを託せる知事を実現するために、私たちも汗を流したい」と述べました。
明るい革新道政をつくる会の宮内さとし代表世話人(知事候補)は、「知事が変われば道政は大きく変わる」と切り出し、高橋道政は道民の暮らしに目を向けず、大企業の誘致に熱中していると指摘。くらしと福祉、中小企業のために税金を使うことに道政を改めたいと述べました。高すぎる国保税の実態と引き下げ、住宅リフォーム助成制度の実現、TPPにはきっぱり反対の立場を貫くとの決意には、大きな拍手が寄せられました。
宮内氏は、道民の要求実現のために頑張っている日本共産党道議団の活動にも触れながら、「知事は宮内さとし、道議は共産党議員へ」と訴えました。
会場からの発言では、ある職場から「宮内さんに実現してほしい政策を職場で議論してきました」と報告があり、その場で宮内さんと政策協定を結びました。(2011年3月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
北海道知事選/雇用・くらし優先/宮内候補が七つのプラン
北海道知事選(4月10日投開票)への立候補を表明している「明るい革新道政をつくる会」の宮内さとし代表世話人は5日、「雇用・くらし・福祉最優先の道政ヘー宮内さとし七つのプラン」を発表しました。
プランは、国の「構造改革」に抵抗せず、そのしわ寄せを道民に強いる道政から、憲法をくらしにいかし、福祉の心で元気な道政へと抜本的に転換することを政策の基本としています。
その上で、大企業に軽い税負担のゆがみをただし、法人事業税への超過課税で年間40億円を確保するなどし、ダム、道路などの巨大開発事業を総点検して、「聖域」を設けずに不要不急の事業を中止・凍結して、「歳入・歳出の抜本的改革」を行うとしています。
七つのフランは、▽大企業応援をやめ、雇用と営業の危機を打開し、道民のくらし、地域経済の再生をはかる▽TPP反対を全国にひろげ、基幹産業である第一次産業と関連加工業・地域経済の担い手である中小企業の振興策を強める▽「地域主権改革」に反対し、情報公開と道民参加をひろげ、道民本位、市町村の自立を支援する道政を進める▽憲法を道政にいかし、核兵器のない世界、米軍基地のない日本をめざし、「非核・平和の道政」を実現−などからなっています。(2011年3月11日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
岡・坂本氏必勝/大門議員が訴え/札幌北区で演説会
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札幌市の日本共産党北区地区委員会と同北区後援会は2月26日、大門実紀史参院議員を迎えて演説会を開きました。
坂本きょう子市議が4選にむけた決意を表明。現在、国保科引き下げの請願が出されているが、紹介議員は共産党のみです。審議では「国保は高い」と自民も民主も市の職員も認め、副市長も「坂本議員のいう通り、気持ちは同じ」というが「引き下げる」とはいわないと指摘しました。その上で市民負担増への対案を示して奮闘する党市議団の値打ちを訴え、市議候補11人全員と岡ちはる道議候補の当選のために「地をはうように頑張る」と決意をのべました。
岡候補は「お金が余っている大企業の誘致にはたくさんの税金を使う。こんな道政を変えていきたい」と力を込めました。
国会の合間を縫って駆けつけた大門議員は、「いつ解散があるかわからない」国会情勢と各党の動きをのべ、自民、公明、みんなの党などは「TPP(環太平洋連携協定)推進、消費税増税、憲法改悪という共通の土台での争い」と指摘。「日本共産党を伸ばすことが政治を変える力」と訴えました。
「明るい会」の宮内さとし代表世話人(知事候補)も駆けつけ、決意を語りました。('11年3月3日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
国保・障害者助成・TPP…/田中市議候補必ず/札幌・西区
「前回市議選で、11票差で落選したくやしさを倍にして、残された1カ月余、全力を出し切ろう」−。札幌市西区の日本共産党と後援会が、発寒と宮の沢、西野地域の住民に参加を呼びかけた「地域演説会」が2月27日開かれ、80人が参加しました。
田中けいすけ市議候補は「年収200万円の人が払う国保料は約20万円です。そのうえ、これまで認めていた滞納金の分割払いから一括で払えとの通達を出す札幌市の行政は変えなければなりません」と訴えました。
また、田中候補は「私は精神保健土ですが、札幌市は障害者への制度も遅れています。障害者が街頭署名をやり始めて交通費助成制度を守りました」と指摘し、弱者に対して温かい市政になっていないことを批判。「あと1カ月余り。議員となって、すべての人に温かい手を差しのべます」と決意を述べました。
「明るい会」の宮内さとし代表世話人(知事候補)は「国のひどい政治から道民を守る防波堤になるのが知事の立場」と強調し、「私が知事になるのが一番です。道政を大本から変える決意です」と訴えました。
千歳市から農業委員の高嶋典雄さんが駆けつけ、「TPP(環太平洋連携協定)は日本とアメリカの自由貿易協定。北海道では4万4千戸の農家が1万戸になってしまう」と述べ、「『10問10答 これならわかるTPP』パンフを片手に反対の語り部になってほしい」と呼びかけました。(2011年3月2日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
公営住宅住みよく/札幌 金倉道議候補ら実態聞く
札幌市東区で、日本共産党の金倉まさとし(道議候補)事務所と宮川じゅん市政事務所が共同で、道営住宅・市営住宅アンケートに取り組んでいます。これまで、2450戸にアンケートを配布、地域や職場の党員が要望を聞いて回っています。
金倉道議候補と宮川市議が要望のあった部屋を訪問すると、どこでも住民から矢継ぎ早に要望が寄せられます。「脳梗塞で足が不自由になって5階に住むのはつらい」「お風呂がカビだらけで気持ち悪い」「家の中の段差で5回も骨折した」「寒いお風呂は高齢者にとって命にかかわる」など、深刻な実態が次々と明らかになりました。
「この切実な声を道政に届けたい。安心して暮らし続けることができる社会に」と金倉道議候補は、団地前から宣伝カーで日本共産党の政策を訴え、要求アンケートヘの協力を呼びかけています。住民からは「選挙で勝利して、景気回復、年金問題、『政治とカネ』の問題を何とかしてください」と期待の声が寄せられています。(2011年3月1日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
女性の力集め函館に春呼ぶ/党4候補あいさつ
春をよぶ女性のつどいが27日、函館市民会館で開かれました。
高橋純子女性後援会代表委員、高橋佳大日本共産党函館地区委員長があいさつ。会場から「国保科が高すぎる」「住宅リフォーム助成制度がほしい」「安心して子育てできる環境を」「幼椎園と保育園の一体化などの子育て新システムは」「お金が高く、介護制度が使えない」など声が出されました。市戸ゆたか市議、紺谷よしたか市議、本間かつみ市議候補、吉岡ともや道議候補がこれらにこたえ、「みなさんの要求実現のために議会に送っていただきたい」と訴えました。
選対ごとに替え歌や出し物が披露されると、会場はしばしば笑いの渦につつまれ、女性の力で4人の勝利を勝ち取り、函館に春を呼ぼうと誓い合いました。(2011年3月1日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
地方選勝利へ/札幌北区と東区で集い
オペラ歌手が熱唱で応援/札幌市北区
日本共産党の「岡ちはる道議候補を囲むつどい」が17日、札幌市北区の後援会員宅で開かれました。新川と新琴似地域でつくる後援会「リラ・オリープ」の主催。
17人が参加し、岡候補の大ファンというオペラ歌手の西島厚さん(52)が、キーボードを演奏しながら、バリトンで熱唱。″岡さんをうたった歌″と「愛燦燦(さんさん)」が始まると、感激のあまり、岡候補が涙ぐむ場面がありました。
西島さんは「文化を大切にしないで何が残るのか」と悪くなる一方の文化行政を告発。「日本を変えるのは、やっぱり共産党しかないと気がつきました。岡さんは友達だから支持してよ、と声をかけています」と話すと、拍手が起こりました。
岡候補は、高橋はるみ道政について「4分早めるための高速道路のインターチェンジ建設に25億円、20社に支援金として平均17億円も支出している」として、「口では道民のためというが実は国のひもっき」と批判しました。
冷たい道政をやめさせよう/札幌市北区
札幌市北区の日本共産党屯田防風林後援会は19日、岡ちはる道議候補と坂本きょう子市議を囲んで、「暮らしと市政を語るつどい」を開催しました。
坂本市議は「共産党市議団は4000万円もかかっていた市議の費用弁償を廃止させるよう一貫して求めていましたが、昨年ついに廃止が実現しました。その分を市の奨学金の原資にあてさせることで、わずか120人だった奨学金の粋が、10倍の1200人に拡大できた」と報告すると、大きな拍手が起こりました。
岡道議候補は、道政について「公立高校を減らし、教育予算を大きく削減しています。北区での篠路・拓北高校の統廃合もその流れの一環です。その一万、サンルダムや平取ダムなど、無駄な大型公共事業は継続と言っています。こんな冷たい道政をやめさせましょう」と訴えました。
悪政の防波堤=共産党議員を/札幌市東区
札幌市東区の日本共産党元町南支部は18日、つどいを開き、9人が参加しました。
金倉まさとし道議候補と宮川じゅん市議は、民主党政権が自民党政治と同じく国民生活をないがしろにし、アメリカと大企業にばかり顔を向ける政治をすすめていることや、菅政権が推進しようとしている消費税増税とTPPは、日本経済に重大な影響を及ぼすことなどを話しました。
2人はさらに、福祉、雇用問題など、道議会や市議会で共産党議員が果たしている役割を強調し、「国の悪政がひどいからこそ、その防波堤となる議員がもっと必要であり、住民の切実な願いを実現するために共産党を大きくしてほしい」と訴えました。
参加者からも、年々改悪される年金問題や暮らしのこと、健康問題について意見が相次ぎました。('11年2月24日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道知事選 国の悪政の防波堤に/宮内氏が事務所開き
明るい革新道政をつくる会(明るい会)の宮内さとし知事候補の事務所開きが17日、札幌市東区の事務所で行われました。
明るい会を構成する団体の役員や支援者ら100人が参加し、「宮内知事の誕生で、道政を大きく転換しよう」と奮闘を害い合いました。
あいさつに立った宮内氏は、16日のSOSネットの街頭相談会に参加し、2人の相談者から生活の窮状を訴えられたことを紹介。「政治が解決しなければならない人がたくさんいます。国の悪政の防波提になれる道政をつくるために全力をあげます」と決意を述ベました。
知事選闘争本部の名知隆之本部長(道労連議長)は「道民目線の知事候補は宮内さんだけ。明るい会の力を結集しましょう」とあいさつしました。
日本共産党北海道委員会の西野敏郭委員長は「高橋はるみ道政は道民切り捨てで、民主党は道民いじめの政策にすべて賛成しています。道民を守る道政に転換するため、共に頑張りましょう」と訴えました。
いっせい地方選挙の立候補予定者や、構成団体の代表らが激励のあいさつをしました。
事務所は札幌東区役所(区民センター)の北向かい。スタッフらは「気軽に立ち寄って」と話していました。
「道政転換を」宮内知事候補ら宣伝
北海道議会第1回定例会が開会された18日早朝、日本共産党北海道議員団は、明るい革新道政をつくる会の宮内さとし代表世話人(知事候補)とともに道庁北門前で街頭宣伝をしました。
宮内氏と花岡ユリ子道議団長、真下紀子道議(旭川市)、岡ちはる道議候補(札幌市北区)がマイクを握り、通勤する人たちに道政転換の政策と決意を訴えました。
宮内氏は「国の悪政をそのまま受け入れる道政を転換させ、誇りを持てる道政をつくりましょう」と呼びかけました。
真下道議は「道庁が住民福祉のとりでの役割を果たす時です」と呼びかけました。
職場に向かう人たちは、道委員会勤務員らが配る政策ビラを受け取り、「がんばってください」と激励していました。(2011年2月19日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道知事・札幌市議選勝利へ/白石区女性後援会がつどい
札幌市の日本共産党白石区女性後援会は12日、「春を呼ぶ女性のつどい」を開きしました。
地元で活動する「劇団一揆」有志による寸劇と舞でオープニング。伊藤りち子市議と、明るい革新道政をつくる会の宮内さとし代表世話人(知事候補)が、新婦人の親子リズムに参加している子どもたちとともに入場し、大きな拍手と笑顔に包まれました。
宮内候補は、「憲法が生きる道政に切り替える」と抱負と決意を語りました。道視覚障害者後援会の片石松蔵さんは、自分たちの声を受けとめ、伊藤市議らの粘り強い議会質問で地下鉄可動柵の設置や点字ディスプレーの給付拡大が実現できたと話しました。
伊藤市議は、財政難といっても道路占有料など、暮らしを支える予算にするために正すべきところはあると具体的に指摘しました。「命と暮らしを守る市政実現のために、必ず議会へ送ってほしい」と決意を表明しました。
選挙本番、女性パワーで必ず3選を勝ちとり、本物の「政治の春を」と気持ち一つになった「つどい」となりました。('11年2月17日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道議選・小樽で事務所開き/女性の向上 菊地氏で
北海道小樽市で13日、日本共産党の菊地よう子道議候補の事務所開きが行われ、「多喜二以来の革新の伝統が続く地、小樽の党議席を守ろう」と決意を固めあいました。
日本共産党の小樽地区委員会の千葉隆委員長は「(勇退する)花岡道議が12月、北海道の女性幹部登用が全国最低の1・7%で、全国平均5%台と比べても、なんとかできないものかと知事を追及した。女性の生活改善・待遇向上などをはじめ、暮らし・福祉守る花岡さんの実績を受け継ぐことができるのは、小樽では菊地さんただ一人」と強調。
花岡道議は、「菊地さんは、市議会での最後の質問に、党派を超え拍手を送られました。今度は北海道の政治を切り替えるため、何としても当選を」と訴えました。
菊地候補は「議席を守らなければと立候補を決意した。花岡道議が取り組んできた国保料の1万円引き下げ、どうしても実現したい」と語りました。
嶋保余市町長が駆けつけ、激励と祝杯の音頭をとりました。
小樽市議選に出馬する北野義紀、新谷とし、中島れい子の各市議と川畑正美、おぬき元(はじめ)両候補が決意を表明、明るい会の宮内さとし代表世話人(知事候補)、宮谷内留雄後志町村長会長(蘭越町長)、片山健也ニセコ町長らがメッセージを寄せました。(2011年2月15日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
元気な北海道つくろう/宮内知事候補、古岡道議候補ら訴え/函館市と北斗市で演説会
大門実紀史参院議員迎え
日本共産党演説会が13日、函館市と北斗市で開かれました。大門実紀史参院議員と明るい会代表世話人の宮内さとし氏(知事候補)が、いっせい地方選挙の勝利を訴えました。
大門議員はTPP(環太平洋連携協定)について、「アメリカが日本に規制緩和を進めさせるものであり、農業だけでなく日本経済全体がダメになります」と強調。いっせい地方選挙は「有権者に身近な政策を簡潔に訴え、党の力をつけながら元気よくたたかいましょう」と呼びかけました。
宮内氏は、「4年前の知事選挙で、高校統廃合計画の反対をただ一人訴えましたが、今や全道で高校がなくなっています」と指摘。「中小企業の応援で北海道経済を活性化させ、平和と憲法を守る道政をつくります」と力をこめました。
函館市では、市民会館ホールいっぱいの参加者を前に、古岡ともや道議候補と函館市議選をたたかう、市戸ゆたか、細谷よしたか両市議、本間かつみ市議候補が支援を訴えました。
北斗市の演説会では、高橋陽子市議と藤田啓実市議候補をはじめ渡島檜山(おしまひやま)管内の議員・候補が壇上から支援を呼びかけました。
北斗市の演説会に参加していた男性(69)は、「外交でも、内政でも、菅内閣はなってない。せめて道政は宮内知事の実現で変えてほしい。われわれも応援するよ」と話していました。(2011年2月15日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
待機児解消・雇用増こそ/岡道議候補・坂本札幌市議ら宣伝
札幌市北区で11日、岡ちはる道議候補と坂本きょうこ市議を先頭に党支部、後援会が「雇用を増やし、未来に希望が持てる北海道に変えよう」と宣伝・署名を行いました。
麻生商店街では20人以上が宣伝・対話。JAが取り組んでいる環太平洋連携協定(TPP)反対署名への協力も呼びかけました。
4選をめざす坂本市議は「市内で2600人いる待機児童や6000人の持養ホーム待機者の解消へ、施設を増やし、その受注を地元業者が行えば、雇用も生まれ地域が活性化する。日本共産党が主張してきた方向で、市長も今年度予算化すると表明した。市民と共産党が力を合わせれば政治を変えることができる」と訴えました。(2011年2月13日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
小形市議候補が演説会/札幌・中央区
日本共産党札幌中央地区委員会は6日、いっせい地方選挙での小形かおり札幌市議候補の議席獲得に向けて演説会を開きました。
小形市議候補は、市電の問題をとりあげて、「30年前に『廃止』に反対して市電を残してから30年のたたかいの歴史があり、『廃止か存続か』が問われて、2005年、市長に『存続』を決定させ、いま市電を延長する計画が具体化されるところまで、市民の運動とともにすすめてきた」と語り、「中央区から党の議席を」と訴えました。
畠山和也党道政策委員長は、民主党政治の国民への裏切りを告発し、日本共産党の提案と展望を語りました。党と民主団体、市民の運動で旭川市が国保科を2万円引き下げたことを紹介し、「頑張れば政治は変えられます」と参加者を激励しました。
明るい革新道政をつくる会の宮内さとし代表世話人(知事候補)は「暮らし・福祉優先の経済対策で安心・活力ある北海道を」のボードを示し、「道議会が身近に感じられるような道政に変われば暮らしが変わります」と訴え支援を呼びかけました。
参和した60代の男性は「小形さんの話は、三つの約束と市民運動と築いた実績を分かりやすく話してくれた」と感想を寄せました。(2011年2月9日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
黒松内町 定数10で3人の党議員団/町議補選 嶋田さんが無投票当選
北海道寿都郡黒松内町の町議補欠選挙(定数10人のうち欠員2人)が3日告示(8日投票)され、日本共産党から元室蘭市議で新人の嶋田五月氏(64)が立候補しました。ほかに無所属新人が立候補しましたが、定数通りとなったため、無投票となり、嶋田氏の当選が決まりました。
嶋田氏は「町始まって以来の女性議員の誕生であり、共産党が10人中3人の議員を擁する議員団が結成された意義は非常に大きい。
若見雅明町長の与党としての責任の重大さを痛感している。福祉と暮らし日本一の黒松内町実現に3人が先頭になって奮闘する決意です」とあいさつし、支持者、町民らの大きな喝采をあびました。
出陣式では、笠間さち子選挙責任者が「節分の日に、町民、国民を苦しめる政治の鬼を退治する女性候補・嶋田五月さんの立候補は、町民の多くが待ちに待った日です。女性と子どもをさらに大事にする町政をみなさんとめざしましょう」とあいさつ。岩沢史朗町委員長・町議は「国民の多くが期待した民主党政権は、やっぱり自民党と変わらなかったとがっかりしていますが、日本共産党とその議員たちは町民の皆さんと一緒に、この悪政から国民をまもる先頭に立ってきました。嶋田五月さんがこの議員団の3人目として加わり、町はさつき晴れです」と町民・支持者に党議員へのさらなる支援を訴えました。('11年2月4日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
住民福祉守る共産党を/各地でいっせい地方選へ集い・演説会(2)
真下道議の再選へ集い/旭川
「真下紀子道議の再選を必ず果たそう」「党道議団の豊かな実績を学んで力にしよう」と旭川市で1月31日、「いま道議会と道政を考える市民のつどい」が開かれ、80人が参加しました。
真下道議を押し出す、できたての「真下DVD」を視聴し、党道議団前事務局長の三上博介氏が講演。58ページにわたる資料を駆使し、全道で活躍した真下道議、党道議団のこれまで聞けなかった話や、取り組みのリアルな話に、参加者はうなずいたり、笑ったりの連続でした。
真下道議のあいさつが続き、党道議団の実力、議席の少ないなかでの悔しさ、大奮闘が実感させられるつどいとなりました。
現在、配布している好評の真下道議のビラが渡され、その内容が紹介されました。
参加者から「2議席でこれだけ頑張った。真下さんの再選で道議を増やしたい」「共産党の議席が、本当に大事なことがわかった」などの意見や質問が出されました。('11年2月3日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道議は金倉氏、市議は池田氏を/札幌・豊平
札幌市豊平区で1月30日、「新春のつどい」を開きました。会場いっぱいの250人が参加し、いっせい地方選で、道議と池田ゆみ市議候補の勝利を必ず勝ち取ろうと決意を固めあいました。
紙智子参院議員が「国民の所得が減少する一方で、大企業のためこみが膨大になっています。ためこみを社会全体に還元させる事が必要です。そのためにも今度のいっせい地方選は大変大事です。池田ゆみさんを押し出してください」と訴えました。
池田候補は「4年前僅差で落選、悔しい思いをしてきた。今度こそ必ず議席を勝ち取りたい」と決意を述べ、「生活相談180件、高校にいけない、病院にかかれない、仕事につけないなど切実な相談ばかりだった。これらの人たちの思いに寄り添い、全力で頑張る」と訴えました。
札幌東区の金倉まさとし道議候補も訴えました。
「つどい」の後半は、オペレッタ「願いをかなえる大きなかぶ」、各後援会のアトラクション、新芸能集団「乱拍子」の獅子舞などが披露されました。('11年2月3日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌市厚別区/「特養増設を」村上市議訴え
札幌市厚別区で1月29日、日本共産党演説会が開かれ、「市議選で村上ひとしさんを必ず再選させよう」と支持者、後援会員らが集まり、用意したいすが足りなくなる170人参加の盛況となりました。
共産党白石厚別地区委員会の加藤昇委員長が、村上市議は、1期目で市議一番の100回を超す議会質問で、地下鉄可動式ホーム柵の設置、ごみステーション設置助成、高層市営住宅転落防止柵の設置、妊婦検診の無料化など数かずの実績をあげており、必ず再選させなければならない、市内10区11人の市議候補、革新無所属の宮内さとし知事候補の必勝めざし奮闘しようと訴えました。
村上市議は、6千人の入所待機者のいる特養老人ホームや2千人の入所待機児のいる保育所の増設、地域密着型の公共事業で仕事と雇用をめざす市議選にあたっての「街づくり・ひとしの五つの約束」を紹介し、「必ず2期目の当選を果たす」と力強く決意、大きな拍手に包まれました。
党鳥インフルエンザ対策責任者として忙しいなか、村上再選のため駆けつけた紙智子参院議員は、「民主党政治の自民党化は消費税増税、TPP参加など国を危うくするもの。村上さん当選、地方選勝利でこれに反撃しましょう。人の心を変えるのが選挙です。民主党政治に期待を裏切られた一人ひとりの心に灯をともすつもりで、庶民的で政策能力のある村上市議の実績を紹介し、必ず勝利しましょう」と訴えました。('11年2月1日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
古岡・本間の2氏を議会へ/函館で事務所開き
日本共産党の古岡ともや・本間かつみ事務所開きが1月30日、函館市千代台町の同事務所2階で開かれました。約80人が参加し、古岡さんを道議会へ、本間さんを市議会に必ず送ろうと誓い合いました。
函館地区委員会の三国武治副委員長が、「若い2人をみんなの力で議会に送ってほしい」とあいさつ。古岡道議候補が雇用改善など三つの署名を届けて、道交渉した結果を報告し、「道民に冷たい高橋道政をかえるため、知事選に『明るい会』から立候補する宮内さとしさんを知事に、私を道議会に送っていただきたい」と訴えました。
本間市議候補は、候補者として函館の街を駆け回るなかで、市民の暮らしが大変になっていることを痛感したとして、「福祉と雇用を真っ先に取り組みたい。古岡さんを道議に、他の2人の候補とともに、私を市議会に送ってほしい。全力でがんばりたい」と決意をのべました。('11年2月1日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌・村上市議/議会引っ張る 論戦力に期待
札幌市厚別区で2期目の当選をめざす日本共産党の村上ひとし市議は24日、事務所開きを行いました。
村上市議が「必ず当選します。みなさんのお力を貸してください」と高層市営住宅の転落防止柵設置や、介護保険を利用して福祉用具購入や住宅修繕を行う際の受領委任払い制度の年内実現など市民の命を守るために奔走した4年間の実績を訴えると、「力の限り頑張りぬいて、村上市議のかけがえのない議席を絶対に守ろう」と会場ぎっしりと集まった支持者、後援会員らが熱く誓い合いました。
党札幌市議団を代表して参加した井上ひさ子団長や前市議の小川勝美氏が、「1期目は新人だったけれども、代表質問、委員会質問などでは、市議会を引っ張っていく論戦を行ってきた村上さんを必ず再度市議会へ」と激励しました。('11年1月28日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌・伊藤市議/暮らしは深刻 住民のために
札幌市の日本共産党白石・厚別地区委員会と伊藤りち子事務所は22日、白石区内で伊藤市議の事務所開きを行いました。120人の支持者や後援会員、党員が参加。選挙必勝の決意を囲めました。
加藤昇地区委員長、井上ひさ子党札幌市議団長、勤医協札幌病院後援会の猫塚義夫医師らが激励のあいさつ。
伊藤市議は「歩けば歩くほど、市民の深刻な暮らしに直面する。市議事務所には、相談に来る人が後を絶たない。この人たちのためにも、絶対に再選を果たさなければならない」と3選への決意を力強く表明しました。
初参加の後援会員は「とても楽しかった」「元気が出た。大事な議席を絶対に落としちやならないと思った」と話していました。('11年1月28日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
宮内候補と政策協定/北海道知事選「明るい会」が会見
明るい革新道政をつくる会(明るい会)は28日、札幌市内のホテルで記者会見を開き、宮内さとし日本共産党国会議員団北海道事務所長と政策協定を結び、3月24日告示(4月10日投票)の北海道知事選挙で同氏を推薦すると発表しました。
合意した基本政策は、@道民の暮らし、地域と経済の再生ATPP(環太平洋連携協定)に反対し、第1次産業と関連加工業、中小企業の振興策の強化B安心の医療と介護、福祉C子どもの発達と権利が保障される教育・子育ての実現−などの7項目。
宮内候補は、国の悪政の防波堤になり、住民の福祉の増進と地域循環型の経済対策を行い、憲法を暮らしに生かすと述べ、「子どものひとみが輝き安心して暮らせる北海道をつくる」と表明しました。('11年1月29日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
住民福祉守る共産党を/各地でいっせい地方選へ集い・演説会
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十勝管内候補 21人勢ぞろい/帯広・紙議員訴え
日本共産党十勝地区委員会は23日、紙智子参院議員を迎えて、帯広市内のとかち館で演説会を開きました。
党十勝議員団を代表して稲葉典昭帯広市議が、「住民福祉の機関としての自治体の役割を取り戻すという、日本共産党のかけがえのない役割がある」と強調し、「いっせい地方選挙での、十勝管内21人の全員当選を」と訴えました。
壇上には候補者が勢ぞろいし、思い思いの「1分間アピール」にはしばしば会場が沸き、大きな拍手に包まれました。
紙議員は「いよいよ国会が始まります。ことごとく国民の期待を裏切り、『財界・大企業中心』、『アメリカいいなり』という自民党政治と同じ方向に走り始めた菅内閣に対決してたたかいます」と決意をのべた上で、「こうした時こそ地方自治体が、福祉・暮らし優先、地域に根ざした経済振興という役割をはたすため、住民とともに奮闘する日本共産党が必要です」と訴え、いっせい地方選挙での全員当選にむけ支援を呼びかけました。(2011年1月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
古岡道議候補「暮らしを守る」/函館・事預所開き
道議選の必勝を期して日本共産党の古岡ともや道議候補(函館選挙区)の事務所開きが22日夜、行われました。厳寒の中、100人余の支持者が駆けつけました。
高橋佳大党函館地区委員長が「函館では川崎守、日高令子、前川和夫と24年にわたって共産党の議席が市民によって選出され『道民こそ主人公』の立場を貫いて住民の願いを実現してきた。みなさんの力で元気な函館をとり戻すためにも古岡さんを道議会に送っていただきたい」と支持を訴えました。
古岡候補は「地方自治体の役割は、住民の福祉と募らしを守ること。にもかかわらず、高橋はるみ道政は、暮らしや医療費などの予算を削り、道民にとって冷たい道政を続けてきた」とし、市民要求の実現のため先頭に立つ決意を語りました。
谷内重成函館民商会長が「古岡氏当選で地域経済も元気になる函館をつくってほしい」とのべ、落語家の東屋夢助さんは、「新しい世の中をつくる新しい力をともやさんに託したい」と話しました。
市戸ゆたか、紺谷よしたか両市議、本間かつみ市議候補が決意をのべました。(2011年1月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
新革新トリオ 実現させよう/札幌東区の後援会
日本共産党札幌東区労働者後援会は20日、決起集会を開き、40人が参加しました。
東区から道議選(定数4)には金倉まさとし候補、札幌市議選(定数9)には宮川じゅん市議と太田秀子候補の3人が立ちます。「東区新革新トリオ」として実現させようと決意を固めました。
全道労働者後援会代表委員の小室正範氏が講演し、「構造改革の名のもとに、働く人がモノのように扱われています。そのお先棒を担ぐ高橋はるみ道政に、はっきりものが言えるのは共産党の議員だけ。必ず勝利しましょう」と訴えました。
職場後援会の代表が次々と選挙戦必勝の決意を表明しました。
金倉候補は「中小企業を応援して、雇用を増やします。何としても勝ちます」と力を込めました。宮川市議は「安心して暮らせる札幌のために全力をあげます」と決意を語りました。太田候補は「働く場をつくるために、共産党の存在が大事だ、と励まされています。支持を広げてください」と訴えました。('11年1月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
政治と社会の閉塞感を破る/札幌南区
札幌市南区で日本共産党と後援会は23日、「2011南区のつどい」を開きました。
日本共産党のかみや恭平市議候補は「政治を変えなければ、南区の商店街をシャッター通りにし、崖から突き落とすことになりかねません。政治と社会に対する閉塞(へいそく)感を打ち破れるのは日本共産党だけ」と強調しました。
岡ちはる道議候補(北区)は「民主党に期待したがもうダメが国民の声。『しんぶん赤旗』を増やし、共産党の前進を」と呼びかけ、金倉まさとし道議候補(東区)は「441票差で落選してから4年。絶対勝たなければと全力を尽くす」と決意を語りました。
参加した200人は、石井純子選対本部長の「これまで候補者を先頭に宣伝し、ビラ配布などしてきた努力を、努力で終わらせていいのか、支持の輪を広げに広げ抜いて何としても市議会へ」の訴えに思いを一つにしました。('11年1月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道議席奪還へ全力/札幌北区 岡氏が立候補を表明
日本共産党北海道委員会は21日、いっせい地方選挙の道議選札幌北区(定数4)で、岡ちはる氏(47)の立候補を発表しました。
同日夜に開かれた札幌北区地区委員会主催の緊急活動者会議で、岡氏は「北区から道議の議席を取り戻し、住民の声を届けて道政を身近なものにするために奮闘します。力を貸してください」と決意表明。「残された時間を大切にして勝利します。決意新たに、がんばります」と力を込めた坂本きょう子札幌市議とともに大きな声援を受けました。
参加していた男性は「高橋道政のもとで、地域がつぶされ、高校がつぶされ、道民の願いがつぶされています。岡さんの立候補決定に勇気づけられました」と話していました。(2011年1月23日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
小樽の道議席守ろう
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日本共産党小樽女性後援会(鎗水邦子実行委員長)は22日、「春を呼ぶ女性のつどい」を開きました。
花岡ユリ子道議の病気引退のあとを受けて道議選に立候補する菊地よう子さん(小樽市議)を何としても当選させ、小樽の共産党道議席を守り抜こうと会場満席の430人が参加。熱気あふれる集会となりました。
菊地候補は「『障害を持つ子どもの親は働けない』と相談され、一緒に教育委員会に足を運び、障害児学童保育を実現させました。29年間保育士として勤めた私にとってこの成果は議員活動の喜びであり誇りです。現在、2人しかいない共産党の道議の発言回数が106人中1位、2位です。共産党の道議席を4議席、5議席に伸ばして道民の声をもっと道政に届けたい。そのためにも小樽の現有議席を守らなければなりません。ぜひ皆さんのお力を」と決意を述べました。
応援にかけつけた高崎裕子弁護士は「菊地さんの質問には他党の議員から拍手が起きるそうです。それは、共感される質問と愛される人柄からくるものでしょう。花岡さんのあとを継ぐもっともふさわしい人。小樽の道議の火を燃やし続けて」と呼びかけました。(2011年1月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
釧根から党道議必ず
北海道の根室、釧路地域で活動する日本共産党釧根女性後援会(見田千恵子会長)は22日、「女性のつどい〜松永としおさんを道議会へ送ろう⊥を釧路市内で開きました。紙智子参院議員、釧根地区政策委員長の松永としお道議候補、男性も含め120人の後援会員が参加しました。
紙議員は、菅内閣が打ち出している消費税増税問題や、釧根管内でも多大な影響が出るといわれている環太平洋連携協定(TPP)問題に触れ、「地方から政治を変えていくためにも、松永としおさんを道議会へ送りだしましよう」と呼びかけました。
松永候補は、釧路市で取り組んだ市民アンケートに寄せられた悲鳴ともいえる切実な声を議会に届けるとともに、雇用、水産・漁業、石炭の三つの再生で地議が、告示まで2カ月余というなかでの行動提起。参加者たちは「良かった」「元気が出た。がんばろう」と語りあっていました(2011年1月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
宮内氏に立候補要請/道知事選で新婦人、民医連
北海道知事選(3月24日吉示・4月10日投票)に、日本共産党国会議員団事務所長の宮内聡氏を推す動きが広がっています。
21日に明るい革新道政をつくる会(明るい会)が要請したのに続き、新婦人道本部と北海道民医連が24日、日本共産党道委員会を訪れ、宮内氏に立候補を要請しました。
新婦人道本部の工藤富美子会長は「ゆりかごから墓場まで、女性のあらゆる願いを実現するため運動しています。選挙は要求実現のチャンス。中学3年までの医療費無料化を目指していますが、少人数学級もせず、公立高の統廃合を進めるなど、高橋はるみ知事では私たちの要求が実現できないことを嫌というほど味わっています。私たちの要求を受け取ってくれるのは宮内さんしかいない」と要請の趣旨を伝えました。
宮内氏は「高橋道政には、北海道の地域をどうしていくのかがない。子ども、医療の問題、地域で暮らしていけるには、自民党道政に対決しなければ。私は平和と憲法の問題をライフワークにしています」と答えました。
民医連からは、「医療・福祉分野の政策をすぐにでも提案していきたい」と宮内氏に期待が込められました。(2011年1月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道政転換 宮内氏で/明るい会 知事選立候補を要請
明るい革新道政をつくる会(明るい会)は21日、北海道知事選挙で日本共産党国会議員団道事務所長の宮内聡氏(47)に立候補を要請しました。
道委員会を訪ねた明るい会代表世話人の甲斐基男氏は、応対した西野敏郭委員長と宮内氏に要請書を手渡しました。
甲斐氏と名和隆之代表世話人(道労連議長)、平川敏雄事務局長らは「道民が主人公の道政に転換させるため、明るい会としての候補を選考してきました」「これまでの実績も含めて、宮内さんに無所属で立候補してほしいという意見で一致しました。良い返事をお願いします」と話しました。
宮内氏は「要請を光栄に思います。よく相談し、考えさせてください」と答えました。西野委員長は「明るい会の検討内密を深く受け止めます。協議してお返事します」と答えました。
宮内聡氏は、前回の道知事選では党公認候補としてたたかい、高橋はるみ道政を厳しく批判して共感を広げました。
3月24日吉示(4月10日投票)の道知事選には、高橋知事のほか、元農水省職員、民主党道議らが立候補を表明しています。(2011年1月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
小樽市議選に小貫氏
日本共産党小樽地区委員会は21日、小樽市役所で記者会見し、今春の道議会議員選挙に立候補することになった菊池よう子市議の後継者として、小貫元(おぬき・はじめ)小樽地区青年雇用対策委員長(32)を、小樽市議会議員選挙に立候補させると発表しました。党候補は小貫氏で5人目。
小貫元氏は、記者の質問に答え、市議会議員選挙に臨む抱負を語りました。
記者会見には、小貫元氏のほか、千葉隆小樽地区委員長、北野義紀市議団長が同席しました。(2011年1月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
小形かおり当選へ 新春の集い/党札幌中央区後援会
日本共産党札幌中央区後援会は14日夜、「小形当選をめざす新春のつどい」を聞き、102人が参加しました。
駆けつけた紙智子参院議員は、学童保育、市電の存続と延伸の運動、高層マンション「建物の高さ制限」の実現などの小形かおり市議候補の実績を紹介し、要求を実現するまで挑戦し、思いやりのある政治家である小形さんの議滞回復を訴えました。
道議の議席をめざす札幌東区の金倉まさとし候補から「ともに勝利しよう」とのあいさつを受けて、小形かおり候補は「市民要求を実現したい、そのためにどうしても議席が必要」と熱く訴えました。
続いて地域後援会からの出し物が披露されました。「ヨーロッパの街並みに負けない市電の走る街をめざそう」と呼びかけた寸劇や、「健康のためにはお米を食べて水田を守ろう」と訴える紙芝居、小形さんの顔をかたどった福笑いなど会場は盛り上がりました。(2011年1月18日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
安心・元気な北海道へ/地方選 共産党勝利させよう/全道労働者後援会が集い
全道労働者日本共産党後援会は14日、札幌市で「2011いっせい地方選・学習決起集会 労働者新春のつどい」を開きました。
全道から70人が参加し、「いっせい地方選での日本共産党勝利で、安心・元気な北海道をつくろう」と決意をみなぎらせました。
紙智子参院議員が国会報告。「菅政権が内閣を改造したが」消費税増税推進とTPP(環太平洋連携協定)をやるための内閣」と指摘し、これと真正面から対決していくことを表明しました。
真下紀子道議は、格差社会を進める新自由主義勢力とのたたかいについて語り、労働者を激励しました。
宮川じゅん・党札幌市議団幹事長は「札幌市の10区から11人当選をめざして頑張ります。強大な党市議団をつくらなければ、札幌市政は変わらないし、どうしても変えなくてはならない」と決意。
日本共産党道委員会から小村貞三労働部長が「議員選挙では、149人の立候補計画のうち138人が現在立候補を決めています。残りの自治体の決定を急ぎ、すべての議席獲得に、そして道議会選挙で議案提案権をと全力をつくします。労働者後援会の大きな協力を」と呼びかけました。
職場、地域の労働者後援会から決意が述べられ、札幌東区から、道議と市議2人(東区新革新トリオ)の実現めざし、20日に行われる決起集会の取り組みが報告されました。
金倉まさとし道議候補、かみや恭平・札幌市議候補も参加しました。(2011年1月16日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
旭川・真下道議が決意/市長あいさつ/新春のつどい
日本共産党旭川地区委員会と旭川市後援会は8日、旭川市内のホテルで2011年「新春のつどい」を開きました。後援会員ら160人が参加し、真下紀子道議の当選と、4人の市議候補全員当選のために奮闘しようと決意を固め合いました。
西川将人旭川市長が「真下道議の健闘を期待します」と来賓のあいさつをしました。
環太平洋連携協定(TPP)に反対する新たな動きが進んでいることを紹介した真下道議は「日本共産党のこれまでの提案が、北海道経済再生の道になると実感しています。必勝のために全力を挙げます。力を貸してください」と訴えました。
真下氏と小松あきら、のとや繁、太田元美の各市議、石川あつ子市議候補が壇上に並ぶと会場から大きな拍手が起きました。(2011年1月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
新成人に金倉道議候補・市議ら/ともに政治変えよう/成人式会場
日本共産党の金倉まさとし道議候補は10日、札幌市東区の成人式会場つど−む入り口で、宮川じゅん札幌市議、太田秀子市議候補とともに新成人を祝う街頭宣伝をしました。
金倉氏は「若い力が社会を変えます。今年は政治を変える絶好のチャンス。ご一緒に生きがいのある世の中をつくりましょう」と訴えました。
氷点下の風が吹きつける会場周辺で、振り袖や真新しい背広姿の新成人は後援会員らが「おめでとうございます」と手渡したビラを受け取っていました。
3人連れで会場に来た新成人の男性は「今までの自分を超えたいと思います。今年は選挙があるので、政治に強くなろうと思います」と話していました。(2011年1月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌・手稲区/道4議席以上と井上市議候補を
政党としての大道を歩む日本共産党を大きくして、日本の未来を切り開こう1。札幌市手稲区で8日、「新春のつどい」が開かれました。金倉まさとし道議候補(札幌市東区)がかけつけ、「道議は4議席以上、市議団長の井上ひさ子さんを何としても市議会へ」と誓い合いました。
新芸能集団・乱拍子が村場流八丈太鼓と獅子舞を披露。「健康と勝利を」と参加した85人の頭をかぶり、会場はおおいに盛り上がりました。
井上議員は「高齢者と障害者、子どもたちにはきちんとお金を出して、人間として生きる権利(憲法25条)が守られる市政に全力を尽くします」と語り、「28歳から61歳までの市議候補の全員当選を」と気迫いっぱいに訴えました。
金倉道議候補は「いま求められているのは勝つための執念と気概。たたかい抜いて必ず勝利の扉をこじあける」と決意を述べました。
道委員会の畠山和也政策委員長は、「自給率が40%から13%になる環太平洋連携協定(TPP)について、民主党政権にだまされたと、全道、全国で反対する国民のたたかいが広がっている」と強調。「住民の声を聞き、筋を通す日本共産党だから、国民の願いに応えることができる」と訴え、金倉候補と井上市議への支援を呼びかけました。
党札幌西・手稲地区委員会の砂庭貴子委員長は「井上さんの議席は命綱。共産党の値打ちをおおいに語り、前進、勝利を」と訴えました。(2011年1月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌・西区琴似後援会/田中氏を市議に
「いっせい地方選勝利! 消費税増税反対」を誓い合い9日、札幌市西区で活動する日本共産党琴似後援会の「2011年新春のつどい」が開かれました。
後援会員や読者、これまでに結びついた人たちなど53人が参加。
市議がいなかった4年間の無念さをはらし、必ず田中けいすけ候補を市議会へ″琴似の底力を発揮しよう″と確認しあいました。
田中候補は「住民が主人公、戦争反対を掲げ、名前を変えず88年活動してきた日本共産党です。4月10日の投票日は何としても私を市議会に押し上げてください」と訴えました。
西区後援会の今村彰事務局長が「あと90日、若さと行動力抜群の田中候補の市議誕生と札幌から必ず道議を」と呼びかけました。
結成50年になる琴似ポプラうたう会の歌や、南京玉すだれが披露されました。ご隠居とおばあちゃんの会話に田中候補の似顔絵をぶらさげた3人によるコントが大好評。「民主党政権はウソばっかり。ウソは泥棒のはじまり」と痛烈に批判し、「政党助成金はやめるべき」と訴えると、会場から拍手や「そうだ」の声がかかりました。(2011年1月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
地方選勝利へ 共産党つどい/十勝、札幌東区、函館
十勝地区委員会
日本共産党十勝地区委員会は8日夜、「新春党旗びらき」を開催し、穀田恵二衆院議員が記念講演しました。会場は200人を超える参加者で満席になりました。
冒頭、いっせい地方選での全員当選を訴えた佐藤糸江委員長は、「政治を変えたいという国民の思いが強まる一方で、マスコミによる日本共産党はずしの突風が吹いています。住民要求のために頑張る党の姿を知ってもらい、党を強く、大きくして何としても勝ち抜こう」と訴えました。
穀田氏は、「菅首相は、消費税増税と議員定数削減、公務員の賃金引き下げに政治生命をかけるとまで言った。財界・大企業に屈したということだ。アメリカ言いなりに軍事同盟を強化しており、(菅政権は)総じて″自民党化″している」と指摘。
その上で、@大企業応援からくらしを応援する政治A道理に立った自主外交B社会保障の充実をめざす党の展望を語り、「いっせい地方選では、国政と一体に地方政治を語り、党の姿と理念を伝えよう」と訴えました。
いっせい地方選をたたかう候補者を代表し、いなば典昭・帯広市議が決意表明し、帯労連の栗山秀樹副議長、十勝勤医協の浅召建樹理事長、新婦人帯広支部の金倉久美子支部長があいさつしました。
札幌東区地区委員会
日本共産党札幌東区後援会と日本共産党札幌東区地区委員会は8日、「2011年 東区新春のつどい」を開き、170人が参加しました。
佐賀詔一地区委員長の開会あいさつに続き、紙智子参院議員が国会報告。財界の後押しを受けて、昨年の参院選で消費税増税を打ち出し、惨敗したにもかかわらず、増税を打ち出し続ける菅内閣や、国民の期待で政権交代が実現しても、自民党政治となんら変わらない民主党政権に対して失望・怒りが広がっていることを、環太平洋連携協定(TPP)や普天間基地の問題などを紹介しながら話しました。
金倉まさとし道議候補、宮川じゅん札幌市議、太田秀子札幌市議候補が新年の決意を述べました。
琴の演奏と獅子舞が披露され、渡辺路絵日本共産党東区女性後援会事務局長の音頭で元気に乾杯。佐々木トシ日本共産党東区後援会長のあいさつでつどいを締めくくりました。
函館地区委員会
日本共産党函館地区委員会と同後援会は8日、「いっせい地方選勝利をめざす新春交流の集い」を開き、115人が参加しました。
主催者を代表して高橋佳大地区委員長が新年のあいさつをし、この春のいっせい地方選で古岡ともや道議候補と市議候補3人全員必勝のために力を貸してほしいと訴えました。
畠山和也道政策委員長は「社会保障など民主党の政権は国民の信頼を裏切っている。要求を掲げ、たたかいを通じて展望をつくる年にしよう」と述べ協力を訴えました。
吉岡候補は「きのう、私の3人目の子が誕生し、ますます子育ての先頭に立ってがんばるときだと痛感する」と切り出し、年頭のあいさつで対話した市民の声を「何としても道政へ届けたい」と決意を述べました。
紙智子、大門実紀史両参院議員のメッセージが紹介されたあと、池田俊司後援会代表委員の音頭で懇談・交流しました。函館歌謡研究会と民族歌舞団こぶし座が文化行事に出演しました。市戸ゆたか、紺谷よしたか、本間かつみの3市議候補が決意を表明、古岡道議候補を囲んで全候補が手を取り合い会場のエールに応えました(2011年1月11日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)。
花岡道議の議席必ず守る/小樽・菊地候補 つどいで決意
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北海道の日本共産党小樽地区委員会と同後援会は6日夜、小樽市内で「2011年新書のつどい」を開きました。約280人が参加し、いっせい地方選勝利へ決意みなぎる集いとなりました。
主催者を代表して千葉隆地区委員長があいさつ。「花岡ユリ子道議が病気で次の選挙を断念するという発表は、大きな衝撃でしたが、菊地よう子市議が『花岡さんの議席を何としても引き継ぎたい』と決断し、それ以降、小樽の党と後援会は多くの支持者のみなさんと力を合わせて、この選挙戦勝利へ頑張り抜いた3週間であった」と年末の奮闘を紹介。「小林多喜二以来の歴史と伝統のある(小樽の)共産党の底力を見た思いです。この力を4月のいっせい地方選で、日本共産党の前進・勝利に結びつけようではありませんか。市議会選挙では引き続き5人全員の勝利を」と呼びかけました。
樽労連や民主団体、月刊「おたる」発行人の米谷祐司さんなど各界から連帯と激励のあいさつがありました。
菊地道議候補は「わずかな年金から介護保険料と国保科が引かれ、実際に医療が必要なときには病院に行くお金がない。こうした切実な声をしっかりと道議会に届け、花岡道議が4期目に向けて掲げた公約の実現のため、今度は私、菊地よう子を何としても道議会に」と訴えました。
花岡道議は「菊地さんをとにかく当選させるのと同時に、私自身も元気に再生できるよう、頑張ります」と述べ、大きな拍手を浴びました。
見楚谷登志市議会議長が乾杯の音頭をとり、紙智子参院議員がかけつけました。(2011年1月8日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
農林漁業・雇用守る政治へ/地方選 全道党労働者後援会・道議団訴え
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全道労働者日本共産党後援会は6日、党道議団とともに北海道庁前で新年の宣伝を行いました。
吹雪のなか、自治体、教職員、建交労、保育・福祉、スクラムなど各労働者後援会から14人が参加し、出勤する道庁職員などに「ほっかい新報」号外を配布しました。
真下紀子道議団長代行、金倉まさとし札幌東区道議候補、小室正範道労働者後援会事務局長らが、いっせい地方選挙での日本共産党の躍進を訴えました。
真下道議は「TPP(環太平洋連携協定)反対の道民くるみの運動と力を合わせて、北海道の農林水産業と雇用を守るため全力をつくします」と決意を表明。金倉候補は「若者の就職問題を解決して、安心して暮らせる北海道をつくりたい。必ず道議会に送り出してください」と訴えました。小室事務局長は「高橋道政の雇用対策は国の施策まかせです。働く人の思いを受け止める道政に変えましょう」と呼びかけました。
労働者後援会は14日、いっせい地方選勝利に向け「労働者・新書のつどい」を札幌市内で開きます。(2011年1月7日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
住民要求実現を/地方選向け事務所開き/真下道議訴え
旭川市のホテルで18日、日本共産党の真下紀子道議の3選をめざして、「選挙事務所開設のつどい」が開かれました。予定参加者を大きく上回り、追加の席を次々増やす盛会になりました。
高潮善朗副市長が来賓あいさつに立ち、「旭川市政にとっても、真下道議はなくてはならない議員です」と力強く激励。障害者自立支援法違憲訴訟原告団の川村和恵さん、旭川市に高等養護学校をつくる会の国府久美子さんらが、真下道議の働きと自らのたたかいとを重ねあわせて発言しました。
真下議員は、2人の党議員で頑張ってきた厳しいこれまでの議会活動を報告しながら、自身が道議会に必ず戻るとともに、「何としても4人以上に増やしていただきたい」と訴えました。
周辺市町村の首長、議会議長や各界からメッセージが寄せられ、各層から期待が寄せられていることに、参加者から感心の声が上がっていました。
選挙事務所 旭川市3条通り16丁目 アセットビル2階 電話0166(26)5838 ('10年12月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
党3氏がそれぞれ決意/来春の帯広市議選に向けて事務所びらき
来春の帯広市議会議員選挙に向けて、いなば典昭、佐々木とし子両市議と、すぎの智美党くらし福祉対策委員長は19日、帯広市内のそれぞれの事務所で「事務所びらき」を行いました。
いなば市議は、「『貧困と格差』解消は、雇用と仕事の確保、社会保障の充実がカギ」と指摘、「中小企業振興基本実例」の実現や地域内経済循環に向けた取り組み、季節労働者対策や小規模修繕登録制度で補正予算がついたことを報告。「党市議を2人から3人にしてほしい」と訴えました。
佐々木市議は、介護保険制度が導入された当時、議案提案権を持っていた党市議団が、負担軽減の条例案を提案したことを振り返りながら、「条例案は否決されましたが、市独自の減免制度となって実りました。議案提案権があれば、今以上に市民の要求を実現することができます」と支援を訴えました。
すぎの党くらし福祉対策委員長は、TPP問題で、1955年(昭和30年)の大冷害の記録を紹介しながら、「想像を絶する苦労をしながら守ってきた十勝の農業を、大企業のために犠牲にする環太平洋連携協定(TPP)参加は絶対に認められません」と強調し、「私をぜひ議会に送り出してほしい」と訴えました。('10年12月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道議選/農林漁業・自然守る/小樽区候補交代 菊地氏が決意
来年4月のいっせい地方選挙前半戦の北海道議選(4月1日告示、10日投票)で、小樽市選挙区(定数3)の候補者に決まった菊地葉子氏(59)は16日、日本共産党小樽地区委員会の千葉隆委員長、北野義紀市議団長と共に、小樽市役所内で記者会見に臨みました。
千葉委員長の経過報告の後、菊地氏は「農林漁業、自然と道民の暮らしを守ってきた党道議団の実績に、私の市議8年の経験を重ね合わせたい」と語りました。
11月に軽度の記憶障害が判明し、任期満了後に療養することになった花岡ユリ子道議について菊地氏は、「本当に残念、無念ですが休養してほしかった。誰からも愛され、大きな実績を築いた花岡道議の議席を引き継くために、全力を上げます」と必勝の決意を語りました。
道議選小樽市選挙区は民主党、無所属の現職2人と、自民党、無所属の新人2人がそれぞれ立候補を表明し、激戦の様相です。
党小樽地区委員会は「道議3期を通じて質問回数トップの花岡ユリ子道議から、小樽市議会で発言回数トップの菊地氏にバトンタッチし、道民の声を道政に届ける議席を勝ち取ろう」と必勝の構えです。('10年12月17日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌市議選/吉岡候補が事務所びらき/清田区
札幌市清田区から市議選の必勝を期す吉岡ひろ子候補の事務所びらきが、このほど行われました。
区内各地域や新婦入内、業者、福祉など後援会の人たち、吉岡候補の友人、知人ら約120人が参加しました。吉岡候補が「なんとしても議会に出て市民の声を市政に届け、身近な市議会への改革にとりくみたい」と決意を表明。村上ひとし市議(厚別区選出)、岡千陽元市議(清田区選出)があいさつしました。(2010年12月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
苫小牧市議選に4氏/渡辺団長ら記者会見
日本共産党苫小牧地区委員会(工藤恒一委員長)は2日、苫小牧市役所で来春のいっせい地方選挙の市議候補と基本政策を発表しました。
記者会員には、次期候補の谷本誠治議員(2期日・63歳)、小野寺幸恵議員(2期日・42歳)、富岡隆議員(3期日・57歳)、渡辺満議員(5期日・57歳)の4人が出席。代表して渡辺団長が、「暮らし・雇用不安をなくし、安心・元気な苫小牧のまちづくりを」の市議選に臨む基本政策(第1次)を発表しました。渡辺団長は「この間取り組んできた『市民アンケート』には短期間で300通を超える声が寄せられ、それを基本政策に反映している。引き続き、寄せられた市民の声を政策化し、第1次に追加していく」と説明しました。
記者からの「もっとも、市民に訴えたいことは」の問いには、「重点政策は6本の柱だが、雇用不安のなかで市民の暮らしが大変との認識から、雇用対策に力を入れたい。さらに、行政改革として中央インター建設の中止、各種行政委員会の一部の月額報酬を日額制に、議員報酬の削減などを進め、その財源を市民の福祉・教育予算に配分したい」と述べ、「それを実現するためにも現職4人の再選めざして奮闘する」と決意を述べました。(2010年12月7日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
消費者も困る農業軽視/議員・候補先頭に宣伝・対話/札幌東区地区
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暮らしや福祉、雇用、平和の問題など、国民の関心や切実な願いにこたえ、打開の方向を示す「しんぶん赤旗」の紙面を使って対話し、3カ月余に迫った、いっせい地方選挙勝利へ「関門の月」・11月の党勢を必ず前進させようと、各地でとりくみが広がっています。
札幌東区地区委員会は28日、党との接点の少ない新興住宅地域で、金倉まさとし道議候補、宮川じゅん市議を先頭に、宣伝・対話と結んだ党勢拡大にとりくみました。
初めて出会った高齢者や子育て世代の人たちから、バス路線の開設など暮らしの要求が寄せられるとともに、「自民も民主もあてにならない。共産党にがんばってほしい」「国会の議席は少数だが言っていることは一番しっかりしている」などの声が返ってきました。
農本支部の人たちが宮川市議と訪ねた家では、環太平洋連携協定(TPP)のなりゆきを心配する女性と対話に。宮川市議が、日曜版28日号の記事を見てもらいながら、参院予算委員会で市田書記局長が「TPPが農業、雇用、経済などに壊滅的打撃を与える」と批判したことを紹介すると、女性はうなずき、「安全でおいしいものを食べたい。輸入米はもうこりごりです。農業をないがしろにし、農家を苦しめてさらに自給率が下がったら、私たち消費者が困る」といいます。「赤旗」購読を勧めると、「以前、小林多喜二の『蟹工船』を読み、弱いものの味方に徹する共産党の信念に共感していました」と話し、日曜版を購読しました。
同地区ではこの日、4割の支部が行動し、18人の「赤旗」読者を増やしました(継続含む)。2中総徹底を力に、「日刊紙、日曜版とも前進させた10月を上回る前進を」と努力を強めています。(2010年11月30日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌・西区/市政に願い届ける/事務所開きで田中氏
″共産党議員がいる、いないでは雲泥の差。区民の要求を市政に届ける議員を必ず送りだそう″−。札幌市西区で23日、日本共産党市議候補の田中けいすけ事務所開きが行われました。
後援会員ら130人が参加。「前回失った議滞を取り戻そう」と誓い合いました。
党札幌西・手稲地区委員会の砂庭貴子委員長が「若い候補者です。一人ひとりのつながりを票に結びつけてください」と訴え、西区後援会の猪狩久一会長は「今までの何倍もの力を貸してください」と呼びかけました。
田中候補は「社会的に弱い立場の障害者、お年寄りを守る街にしていきたい。不安なく暮らしたいという願い実現のため、何としても議員にさせてください」と力を込めて決意を語りました。
井上ひさ子市議団長は「11人の市議候補が全員当選をめざします。精神保健福祉士という福祉の専門家である田中候補を必ず議会へ」と訴えました。(2010年11月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
札幌市議選/池田ゆみ、かみや恭平両候補が事務所開き
豊平区・池田氏
4カ月余りに迫った札幌市議選での日本共産党の必勝を願って20日、池田ゆみ市議候補の事務所開きが行われました。
豊平区の地域や職場の後援会員・支持者など、110人が駆けつけ、事務所のほかに、臨時に借用した隣の事務所(第2会場)にも入りきらず、外にあふれる盛会となりました。
池田博・党豊平清田南地区委員長が開会あいさつ。坂本恭子市議、南平第九南町内会長、福住雇用促進住宅対策協議会副代表、池田さんの元職場の保育労組はとぽっぽ分会から力強い激励がありました。
池田候補は、この3年半、市民から180件以上の相談を受けてきたことを紹介。「市民のいのちとくらしを守るため、こんどこそ勝利を!」と、「五つの安心を市政に」とするビジョンを具体的に述べ、奮闘を誓いました。
南区・かみや氏
札幌市南区で21日、日本共産党の、かみや恭平市議候補の事務所開きが行われました。
会場には160人が集まり、「28歳と若く、がんばり屋さん。老いも若きも当選のために全力で頑張りましょう」(83歳の渡辺昌子さん)と必勝を誓いあいました。
藻岩地区町内会連合会の高瀬幸夫会長は、「南区で市議ひとりは当選してもらわないとまずい。共産党の姿、政権についたらこうやるということを宣伝してもらい、南区を盛り上げてもらいたい」と期待を表明しました。
かみや候補は「候補者として3カ月。2000人と対話し、握手してきました」と振り返り、「弱い人の痛みを痛みと思わないことにがまんできない。区民の声をていねいに聞いて、市へ要請してきた岩村議席をしっかり受け継ぎます」と決意表明すると、割れんばかりの拍手が起きました。(’10年11月24日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
TPPは地域を壊す/幕別・音更両町 演説会で大門参議訴え
北海道幕別町と音更町の日本共産党は20、21日、来春のいっせい地方選勝利にむけた演説会を開き、大門実紀史参院議員が応援に入りました。音更町では寺山憲二町長から党への期待と要望が寄せられました。
冒頭、候補者全員の当選を訴えた大門議員は、この間の中間地方選で勝利しているところの教訓として、@明るく元気にたたかっているA「こういう町にする」というビジョンを語っているB「しんぶん赤旗」と党員の比率が高い、と紹介しました。
同氏は環太平洋連携協定(TPP)について、輸出大企業を応援し、人件費や社会保障を削る「構造改革」だと指摘。「農業や地域経済が破壊されるだけでなく、(農産物の)安売り競争で賃金の下落に歯止めがかからなくなる。労働の問題、日本全体の問題です」と強調しました。
音更町の寺山町長は「農業が基幹産業で、その他の産業も農業に関連しています。TPPに参加すれば農業だけでなく、音更町そのものがだめになる」と訴えました。
幕別町では、中橋とも子、ますだ武夫、のはら恵子、谷口かずやの各議員が、音更町では、山川秀正、さなだ健男、守屋いつ子の名議員と大浦正志候補が「住民の声を届ける」と必勝を訴えました。
演説を聞いていた女性(64)=幕別町=は、「私は安心・安全の国産の食べ物しか買いません。なぜ自給自足できるはずの食べ物を輸入する必要があるのか。正しいことを言っている共産党の議席を増やしてTPP参加をストップしてほしい」と話していました。(’10年11月23日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道民の声届けたい/小樽で花岡道議ら演説会
北海道の日本共産党小樽地区委員会の花岡ユリ子道議・北野義紀市議選対、桜支部、塩谷支部は13、14の両日、それぞれが主催する演説会を開きました。
花岡・北野選対主催の演説会には103人が参加。花岡道議は「道議会ではかよわい女性2人が大きな力を発揮しています。民間団体の『仕事人ランキング』の調査では1位と2位が共産党議員。道民の声を届けるためには、大きな共産党道議団が必要で、力を貸しください」と訴えました。
北野市議は、尖閣諸島問題や千島列島問題などでの党の立場を述べるとともに、花岡道議の実績について「大規模林道を中止させて税金を約600億円節約させました。これは小樽市の年間の財政規模より大きいのです。花岡さんの議席は道民と市民の要求を実現する、かけがえのない議席」と紹介し、道議必勝、市議全員当選の意義を訴えました。
桜支部主催の演説会には40人が参加。川畑正美市議候補が「私も学生服を看て銀行に勤務していました。花岡さんが、高校生の兄弟が学生服一着しかなく、兄が学校に行けば弟が休む、弟が行けば兄が休むという質問をしたことを聞き、こういう政治家を必ず道議会に送り出さなければならないと思いました」と話すと、涙くむ聴衆もいました。
塩谷支部の演説会には45人が参加し、花岡道議、古沢勝則市議、川畑候補の訴えに耳を傾けました。塩谷地域は川畑氏の生まれ育った地で、古沢市議の後継者として市議に送り出すため、熱の入ったとりくみに。支部長は「党員と後援会ニュース会員に依拠した。次は参加人数を80人にしたい」と話しています。(2010年11月20日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
花岡道議 4選必ず/小樽で地域演説会
北海道小樽市新光地域の日本共産党3支部はこのほど、後援会と協力して地域演説会をおこないました。ギッシリ満席の90人が参加しました。
道議会から駆けつけた花岡ユリ子道議は、106人の道議定数の中に2議席にとどまりながらも、道民要求実現にむけて大きな実績をあげている共産党道議団の奮闘ぶりを伝え、花岡4選の意義を語りました。花岡道議は、市民アンケートに寄せられた切実な願いを紹介し、市民のくらしと命を守るためにも負けられない選挙であるとし、支援をよびかけました。
新谷とし市議は、党市議団の豊かな実績を述べるとともに、「私は昨年病気をしましたが、おかげさまでいまは元気になりました。医療費の高さを、身をもって体験しました。患者さんの大変さがよくわかります」と述べ、医療、介護の充実に力を尽くす決意を表明しました。
応援の弁士をつとめた地域の主婦が、「花岡さんや新谷さんは、目の前の苦しんでいる人を救うために、自分の人生をかけています。私の好きなマザー・テレサと同じです」と話すと、大きな拍手が起こりました。
「今日は感動しました。絶対に落としてはならない議員であることが良くわかりました」と演説会後、60代の女性が話していました。('10年11月17日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
TPPで4万人失職/十勝の経済守ろう 大門参議、3市議候補訴え
北海道帯広市で、大門実紀史参院議員を迎えて13日、日本共産党演説会が開かれました。会場には市民が次々とつめかけ、並べたいすが満席となる超大盛況でした。
杉野ともみ党帯広市議候補・市議団事務局長が、TPP問題で、「十勝経済への影響は5千億円(十勝総合振興局調べ)にも及び、4万人もの人が職を失います。十勝の農林漁業を守るために全力をつくします」と決意を述べました。
佐々木とし子市議は、お母さんたちと党市議団が長年取り組んできた子どもの医療費助成が、とうとう来年4月から小学生まで無料化の見通しとなったことを報告。
稲葉典昭市議は、一貫してとりくんできた「中小企業振興条例と、中小企業者みずからが汗をかいてつくった『産業振興ビジョン』が全国から注目され、まちづくりの土台になっている」として、「日本共産党のかけがえのない役割は、いよいよ鮮やかになっています。必ず3議席を勝ち取るために全力をあげます」と訴えました。
大門議員は、「日本は輸出で稼いで食糧は外国から買えばいいという財界流のやり方が失敗して、いま『地域循環型経済』の新しいまちづくりが地域から始まっています。帯広市議団の『中小企業振興基本条例』の取り組みは、全国的にもすばらしいもの。ぜひこの市議団を大きくしてほしい」と訴えました。(2010年11月16日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
商店街 活性化したい/井上・札幌市議、事務所開き
「くらし・福祉を大切にする、頼れる区民の相談相手です」−。札幌市議5期目をめざす日本共産党の井上ひさ子氏の事務所開きが10月30日、手稲区で行われました。後援会員など120人が、「石にかじりついても5選を必ず」と誓いました。
井上市議は「住宅リフォーム条例やJR星置駅のエレベーター設置などに取り組んできました」と実績を紹介し、「国保科の引き下げを実現し、手稲区の商店街を活性化させたい」と抱負を語ると、会場から「頑張って」の声がかかりました。
生活と健康を守る会から「(税や国保料滞納者に対して)預貯金の調査を無断で行い、差し押さえをやっていることにメスを入れてほしい」と要望が出され、突発性難聴で解雇され生活相談に行った男性は「行動力のある、よき相談相手。助けてくれた議員に頑張ってもらいたい」と期待を込めました。
党札幌西・手稲地区委員会の砂場貴子委員長は「一人ひとりのつながりを生かすことが大事。総力戦で臨みます」と決意を表明しました。
紙智子、大門実紀史両参院議員からメッセージが寄せられました。(’10年11月3日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
党への選択肢さらに/衆院道5区補選 宮内 聡氏が会見
衆院北海道5区補選が24日投開票され、午後8時すぎ、「自民党の町村信孝氏当選確実」の報が伝わると、日本共産党の宮内聡候補は、札幌市の党国会議員団事務所で記者会見しました。
宮内氏は「元気をもらいながら、選挙をたたかい抜くことができた」と振り返り、「期間中、193回街頭から訴えたが、初めて話を聞いてくれた人が、『宮内さんに入れるよ』といってくれるなど、今まで共産党を選択肢にもしていなかった人が(自民か民主かの)選択肢を一気に飛び越えてきた」「訴えが届いたところでは支持が広がった。しっかり次に生かし、北海道で失った衆院議員を必ず取り戻す」とのべました。
西野敏郭道委員長は「さらに暮らしをよくしていこうということが大きく問われた選挙だったが、民主党も自民党も相手の揚げ足取りに終始し、まともに政策を訴えたのは宮内聡だけだった」と指摘。「自民から民主まで続く大企業優先の古い枠組みの政治から、働くルールの確立などを訴え、政治をよくする道すじを示すことができた。意義のあるたたかいになった」と特徴づけました。(2010年10月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
「子どもの瞳が輝き、安心して暮らせる北海道」を
〜2011年北海道知事挙にあたって道民への訴え〜
2010年10月 明るい革新道政をつくる会
1,「次の世代をになう子どもが健やかに育ち、安心して働き暮らしたい」〜この願いを実現する選挙に
「派遣切りされたあと1年以上も就職できない」「子どもを産みたいけれど育てていける給料も自信もない」「介護と医療の保険料を払うために食費を切り詰めている」――小泉政権以来の「構造改革」のもとで、道民の暮らし、雇用と営業が深刻さを増しています。
3月卒業の高校生の就職率は80%を切り、卒業から3か月後の6月末時点で、未就職者の4人に3人が「何もしていない」(無業)と答えています。
就学援助を受けている児童生徒数は、この7年間(平成14年度から平成21年度)で78,262(16.4%)から94,175人(22度.4%)へと「子どもの貧困」が拡大し、生活保護を受けている人は道内15万人に達します。
75歳以上のお年寄りの介護と後期高齢者医療の保険料負担額は11万円を超えています。
国が国民に「自己責任」を強いるなかで、地方自治体の役割がいよいよ重要です。来春の道知事選挙と道議会議員選挙は、道が「国の悪政からの防波堤」となるとともに、道民が安心して暮らし働いていける、活力ある北海道をつくる大事な選挙です。
2,変えよう!!「構造改革」「行財政改革」を進めてきた高橋道政
高橋道政の2期7年間は、自・公政権の「構造改革」に従い、「道財政の建て直し」を理由に道民に“痛み”を押し付けてきました。民主党政権になってからもそれは変わりません。
◇暮らしと雇用、福祉・教育は切り捨て
高橋知事は、「経済・雇用は最重要課題」というものの、雇用対策費250億円のうち道単独分は12億円に過ぎません。若年者就職支援の「ジョブカフェ北海道」への支援は2007年度の1億3200万円から、2010年度は9600万円に削られました。
高橋知事になってからの7年間で、私立高校運営費補助が6割も削減され、公立高校の統廃合で、35校減り(269校から238校へ)、その結果、片道2時間以上の「超遠距離通学」という事態にまで及んでいます。
また、看護師や助産師を養成する道立衛生学院を2013年度で廃止します。医師と看護師の不足で経営困難に陥っている医療機関(特に地方の公的病院)に、さらなる追い打ちをかけることは許されません。
◇国いいなりで道民の安全と地方自治への責任を果たさず
高橋道政は、国が進めている「道州制」に向け、支庁から総合振興局・振興局体制にし、また、1自治体当たり3千万円の合併補助金を出してまで市町村合併に固執しました。
高橋知事になってからの7年間で、道職員と道立学校教諭あわせて30,900人から25,100人と、約5,800人削減されました。12年目にはいった給与独自カットの影響額は、35歳で27万円減、45歳で38万円の減額です。道自らがリストラを断行し、消費を冷え込ませています。
沖縄米軍基地移転が議題となった5月27日の全国知事会で、矢臼別演習場の地元の別海町長が「反対」しているにもかかわらず、高橋知事は明確に「反対」を表明しませんでした。
◇浪費型の公共事業、大企業優先にメス入れず
道民のくらしに直結する予算を削る一方、巨額の赤字の原因となった大型公共事業には固執しています。前原国交相の「ダム見直し」発言直後、サンルダムや平取ダムの「推進派」とだけ会い、ダム建設を進める立場を鮮明にしました。知事の決断で中止できる道営・厚幌ダムも建設の意向です。
高橋知事になってからの2003年度から2009年度で2億円以上の多額な企業誘致条例補助金は21件で、その内、セイコーエプソン(15.6億円)、バイファ(10.3億円)、大塚製薬(6.4億円)等道外大企業が16件を占めています。又、北電やNTTへの電柱占有料を毎年2億円減額しました。
一方、農業人口が20年間で22.3万人から11.6万人へと半減するなど、担い手対策は差し迫った課題ですが、農・林・水産のどの分野も道単独費の上積みはありません。財界・大企業への大盤振る舞いではなく、北海道の基幹産業である第一次産業の振興こそが求められます。
道みずから定めている「再就職要綱」の年齢・給与基準にさえ反して天下りが温存されています。ひと月に数日しか出勤しない非常勤の行政委員に対して、日給でなく月給が支払われています。生活苦に置かれている道民の理解は得られません。
3,「明るい会」の加盟団体が取り組んできた運動で、道民の願いが実現!!
子育て・教育では、子ども医療費(入院)が小学校卒業まで拡大。35人数学級は小学1、2年と中学1年で実現し、道立学校すべてにAEDが設置されました。お母さんたちの運動が実を結びました。
雇用対策では、道立技術専門学院に入学定数を超えた新卒未就職社向けの「特別枠」が設けられました。緊急雇用交付金を活用した道の直接雇用(255人)と民間に委託した支援事業(100人)により、新卒未就職者が賃金を受け取りながら研修を受けられます。これは教職員や労働組合関係者らが取り組んで実現しました。
医療・福祉では、市立根室病院や道立江差病院などでの分娩が再開し、道立羽幌病院での助産師外来が開設されました。感染症対策の「陰圧病床」が21すべての二次医療圏に配備されました。「安心してかかれる地域医療を」と運動してきた関係者、住民の成果です。今年度小規模特養ホームや小規模ケアハウス、小規模グループホームなど76ヵ所が整備されます(昨年度は39ヵ所)。国が新たに275u未満の施設へのスプリンクラー設置助成を決めるなど、介護保険の改善を求める運動が、道政だけでなく国政も動かしました。
公共事業では、知事は昨年、大規模林道3路線の中止を決定、今後投入予定だった600億円が節約されます。自然保護団体と、ムダな事業の見直しを求めてきた関係者の連携によるものです。
平和の問題で高橋知事が、NPT再検討会議ニューヨーク行動(5月)の参加者らの働きかけに応じて、核兵器廃絶署名に応じたことは、評価できるものです。
4,安心で活力ある北海道「再生」プラン 〜政策骨子と歳入・歳出の改革〜
[政策の骨子]
国といっしょになって道民に“痛み”を強いる道政から、「道民が主人公」の希望のもてる道政に転換します。
□雇用と営業の危機を打開し、道民の暮らし、地域と経済の再生を図ります
□第一次産業と関連加工業を、基幹産業の位置づけにふさしわく振興策を強めます
□安心してかかれる医療と介護、福祉をめざします
□子どもの発達と権利が保障される教育・子育てを実現します
□道民本位、市町村の自立を支援する道政を進めます
□原発依存を見直し、豊かな自然と資源を生かしたエネルギー政策でCo2削減のトップランナーをめざします
□核兵器のない世界、米軍基地のない日本をめざし、「非核・平和の道政」を実現します
[歳入・歳出の改革]
現状…国主導による大型公共事業が財政悪化の原因
道債残高(借金)は今年度末で約5.7兆円と一般会計予算の約2倍に上ります。
財政赤字の原因は、▽1990年代の国の公共事業乱発に道も歩調を合わせたこと、▽高橋知事がムダな事業の見直しをおこなわなかったこと、▽自・公政権による「三位一体改革」によって国から地方への税源移譲を大きく上回る国庫補助金の削減がおこなわれたこと――などです。
「明るい会」は、歳入、歳出の両方を抜本的に見直すことにより、道民の雇用と暮らし、福祉を最優先する道財政をつくります。
歳入…消費税増税ノー、能力に見合った応分の負担を
(@) 東京、大阪、静岡など8都道府県が実施している大企業への法人事業税への超過課税で年間30〜40億円を確保します(最も小さい宮城県が28億円)。
(A)将来的には個人消費を中心とした景気回復で、道内企業の7割以上が税金を払えない状況を改善し、道民からの税金が増えることをめざします。
(B)消費税増税に反対します。地方消費税に頼るのでなく、国による地方への財源保障をしっかり求めます。
歳出…「聖域」を設けず、不要不急の事業の思い切った中止、凍結を
(@)大規模林道3路線の中止決定により、総額600億円、道負担90億円の節約となります。
(A)前原国交相が「中止」検討の基準とした未着工の国営3事業4ダムを中止させれば、単年度で5億円、総額約150億円の道費節減となります。
(B)高規格道路11路線の道費による将来負担額は900億円にも達します(今年度は63億円)。オジロワシの営巣地に近接する北見道路の中止をはじめ、路線ごとの見直し作業をおこないます。
(C)函館本線の経営分離を前提とした新幹線の札幌延伸について、道民負担3,600億円を含めて計画全体を見直します。
(D)企業立地補助金は毎年、20億円を推移。道外大企業の呼び込みでない、道内中小企業応援の予算にリニューアルし、総額を10億円程度まで圧縮します。
(E) その他にも、▽受益者負担の大きい広域農道事業、▽北電、NTT優遇の電柱占用料、▽天下り先確保につながる関与団体への補助金や行政委員報酬――など、聖域を設けず見直します。
5,道民の共同で、貧困と格差、自己責任を強いる政治に終止符を!!
来年4月の道知事選挙まで6か月となりました。
マスコミの世論調査では、「高橋知事の支持率は高い」結果が出ています。しかし現実を直視すれば、「住民の福祉の増進」という地方自治の本旨からも、道民の常識からも外れた道政運営がおこなわれています。
「明るい会」は、子どもの瞳が輝き、安心して暮らし働ける北海道を実現するために、会の政策で一致する知事候補を擁立してたたかいます。広範な道民のみなさんとの共同を心から呼びかけます。
暮らし優先・内需主導経済に/衆院道5区補選告示 市田書記局長が宮内候補応援
衆院北海道5区補欠選挙が12日告示され(24日投票)、日本共産党の宮内さとし候補(47)が第一声をあげました。市田忠義書記局長は同日夕、札幌市内で宮内候補の応援に立ち、「今度の選挙のいちばんの争点は、くらしと経済危機を打開する道を示すのはどの候補かということです」と訴え、宮内候補への支持を有権者に呼びかけました。
市田氏は、総額244兆円もの内部留保、52兆円の手元資金をもつ「空前のカネ余り」状態にある大企業の実態を紹介。一方で、非正規労働者の大量解雇や正規労働者の賃金カットなどで、1年間で1人当たり23万7000円=過去最大の賃金引き下げが行われたことを告発しました。
「『大企業栄えて国滅ぶ』状況だ。今必要なのは日本経済を外需頼みから内需主導に切り替えることだ」と主張した市田氏は、@非正規労働者の正社員化A最低賃金の抜本的引き上げB長時間過密労働の是正C下請けいじめの速やかな是正−などの具体策を提示し、「こうした施策でこそ、くらしも経済も再建の展望が切りひらける」と強調しました。
市田氏はまた、菅内閣が打ち出した「新成長戦略」で、北海道の3分の1の農業がつぶれ、4万7000人の雇用を喪失(北海道農政局の試算)させる日豪EPA(経済連携協定)と、日米FTA(自由貿易協定)の推進を盛り込んでいる事実もあげ、「『国民の生活が第一』から『財界のもうけが第一』というのが菅政権の姿だ」と批判しました。
その上で、日本共産党は、政府による余剰米の全量買い取り、農産物の価格保障と所得補償で「農家が安心して農業を続けられるよう全力をあげる」との公約を掲げ、「北海道民は大企業応援から暮らし最優先への政策転換を強く求めているという意志をはっきり示そう」とよびかけました。
衆院補選は、北海道教職員組合をめぐる違法献金事件にからみ、民主党の小林千代美議員が辞職したことで実施されるもの。「政治とカネ」が選挙戦の争点の一つになっています。
市田氏は、民主党の新人候補が、″労組からの資金協力は一切いただいていない″と公言したものの、連合北海道は「全道、全組織あげて勝ち抜く」と組織ぐるみで支援する決定を下したことを紹介し、陣営の″無反省ぶり″を告発。
外相や官房長官まで経験した自民党候補についても、「金権腐敗の老舗である党の候補に″クリーンな政治″などうたう資格はない」と指摘しました。
その上で、民主・自民両党とは違い、「企業団体献金、政党助成金とは一切無縁の日本共産党、この点では一点の曇りもない宮内さんで汚れた政治の大掃除をさせてください」と訴えました。('10年10月13日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
暮らし応援の共産党/北広島市 宮内候補、紙参院議員訴え/衆院5区補選12日告示
日本共産党は2日、北海道北広島市で演説会を開き、紙智子参院議員と衆院道5区補選(12日告示、24日投票)の宮内さとし候補が同補選で勝利する意義を力説しました。直前まで党員が住民に参加を呼びかけ、会場は満席になりました。
拍手で迎えられた紙議員は「『政治とカネ』の問題と無縁の日本共産党の宮内さんを国会に送り出すことが願い実現の一番の近道」と強調。円高問題の背景に輸出大企業が労働者と中小企業を犠牲にしてコスト削減をすすめる日本経済のゆがみがあることを指摘し、「″外需頼み″ではなく内需の拡大が必要です。非正規労働者の正社員化など人間らしく働けるルールをつくろう」と訴えました。
宮内候補は、同市の90歳の夫婦に「心配なことがあれば共産党に相談を」と話すと泣き出したことを紹介し、「必死で暮らすお年寄りを手助けするのが政治の責任」と主張。「今度の選挙は自民か民主かの選択ではありません。『後期高齢者医療制度の廃止』を言えるのは日本共産党の宮内さとしです」と力を込めました。
参加した同市の女性(63)は「就職できない若者が大勢います。一人ひとりに訴えて政治を変え、安心して暮らせる日本にしたい」と話していました。
板垣恭彦市議が市政報告を行いました。('10年10月5日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
就職難打開ぜひ/宮内候補、北星学園大で懇談
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日本共産党国会議員団北海道事務所の宮内さとし所長(道衆院5区補選候補)は24日、母校の北星学園大学を訪ね、長澤武雄事務局長と学生の就職状況や私学助成金の問題で懇談しました。畠山和也道政策委員長も同席しました。
長澤事務局長は「例年の夏休み明け時期と比べ、この時期の就職内定率が今年は10%ほど減っています」と、リーマン・ショックや円高で北海道経済が冷え込みを増す中で、中心企業の求人が大幅に減り、大学生、短大生の就職が非常に厳しくなっていると指摘。「通常、秋期に企業が追加募集をしてきますが、今年はそれも少ない」と一段と深刻さを増している状況とともに、「昔は少なかったのですが、国立大学から公立高校の先生になる例が増えていて、その分、私立大からの粋が狭くなってきている」ことなども話しました。
宮内氏が、打開に向け「国などにどうしてほしいと考えていますか」と問いかけると、長澤事務局長は「中小企業の体力を強めなければ。一方で、学生には、あきらめないで就職先をみつけてほしいと指導しています」と答えました。
また、独法化された国公立大学が財政強化のために定員を超えて入学させているという問題で、私学存続への懸念を示し、教育改革への国の支援では、「採択された時は支援があるが、その後の継続した取り組みへの支援がない」として、改善を求める意見もだされました。('10年9月28日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
青空まつり320人参加/札幌・西区
![](/contents/065/155/148.mime4)
札幌市西区の日本共産党と西区後援会は19日、「第14回西区青空まつり」を開きました。320人余の参加でにぎわいました。
畠山和也党道政策委員長があいさつ。田中けいすけ西区くらし・福祉対策委員長(市議候補)は、今までにかかわってきた地域住民の生活相談をとりあげ、「市民の生活を守る福祉行政を充実させ、希望の持てる社会をめざします」と決意を語りました。
記念講演で、紙智子参院議員が菅新内閣の問題点を報告。新内閣になっても変わらない大企業減税と雇用対策・円高による経済のゆがみをわかりやすく説明しました。社会保障・農業問題にもふれ、「命とくらしをおびやかす政治を断ち切り、変えていくには地方行政から」と強調し、「来春の地方選勝利にむけ頑張りましょう」と訴えました。
「文延寿会」の息の合った舞踊、北海道大学落語研究会の落語2席、全動労争議団から闘争のお礼とあいさつがありました。
各後援会によるバザーの出店や、絵画・写真・パッチワークなど後援会員のプロ並みの力作が展示されました。道視協のマッサージコーナーや勤医協西区病院の健康相談・健康チェックコーナーもおこなわれました。(2010年9月26日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
雇用増へ全力/衆院補選北海道5区/宮内候補、大門参院議員訴え
![](/contents/065/155/149.mime4)
「深刻な雇用問題を解決するために、全力をつくします」!衆議院北海道選挙区5区=札幌市厚別区、石狩管内市町村=の補欠選挙(10月12日告示、24日投開票)をたたかう日本共産党の宮内さとし候補は23日、石狩市内の演説会で決意を語りました。
駆けつけた大門実紀史参院議員は「日本の政治を動かす注目の選挙です」と宮内氏の必勝を呼びかけました。
宮内氏は「日本の経済を支えている中小企業を支援し、大企業のため込みを活用させて雇用を増やすことが大切です」と強調。「きれいな政治が社会を変えます。大企業にも、アメリカにも堂々とものが言える日本共産党の宮内さとしを勝たせてください」と力を込めました。
大門議員は「参院選後の政治に新自由主義の傾向が強まっています」と指摘しました。
「民間企業が医療・介護を金もうけにする規制緩和ではなく、大企業やアメリカいいなりの政治を変えることが大切です」と訴えた大門議員は「消費税率の引き上げが必要というのはまやかし。重要なこの選挙で日本共産党を躍進させてください」と強調しました。
演説会に参加した石狩市花川の東英正さん(79)は「飲食店を経営していたころには、いつも自民党の議員があいさつに来ていましたが、人生の節目、節目で相談相手になってくれたのは共産党です。宮内さんは医療の専門家なので、医療・福祉・介護分野での活躍を期待しています」と話していました。
演説会では、長原徳治、蜂谷三雄両市議があいさつをしました。(2010年9月24日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
違法献金事件で民主党議員辞職/注目の衆院北海道5区補選/来月12日告示/「政治とカネ」民主・自民に批判 宮内候補 暮らし優先 経済再建へ
![](/contents/065/155/150.mime4)
民主党の小林千代美前議員の辞職に伴う、衆議院北海道5区(札幌市厚別区、石狩管内市町村)の補欠選挙が10月12日告示(24日投開票)で行われます。日本共産党からは、党国会議員団北海道事務所長の宮内さとし(聡)氏(47)=新=が立候補します。菅直人改造内閣が発足して最初の国政選挙として注目されます。
発端は、北海道教職員組合(北教阻)が裏金を使って民主党の小林陣営に違法献金をした事件です。
北教組の幹部4人が逮捕され、世論の厳しい批判を受けた小林氏は議員辞職に追い込まれました。
衆院選で小林氏に敗れ、比例で当選した自民党の町村信孝元官房長官(65)=現=が、議員辞職して立候補することを表明。民主党は国士交通省を退職した中前茂之氏(38)=新=が立候補します。
金権に無反省
道内企業からの献金で、これまでさまざまな疑惑が話題になってきた町村氏ですが、選挙事務所に掲げた大きな看板のスローガンは、「クリーンな政治の実現」。3日の事務所開きで町村氏は、金にまみれた政治を執行してきたことには無反省に、「クリーン」を強調しました。
民主党は今も、違法献金問題について国民に納得のいく説明をしないままです。
「若さ」を強調する中前氏は、「今まで何をしてきたかではなく、これから何をするかを判断してほしい」と「政治とカネ」の問題には触れません。
民主党、自民党の「二大政党」に政治の転換は望めないと、多くの有権者が考え始めています。宮内氏が地域の中小業者を訪問すると、「自民党も民主党もだめだ」と激しい口調で宮内氏に訴えてきます。
宮内氏が立候補を表明した後、「よく決意してくれた」「がんばってほしい」と幅広い人たちが共感を示し、支援募金は全国から寄せられています。
衆議院北海道5区は札幌中心部への通勤圏で、広大な自衛隊基地もあります。
共感が広がる
宮内氏は、「アメリカにも大企業にも堂々とモノが言える政治が必要です」と強調。「今、必要なのはくらしを応援する確かな議席です」と指摘し、@安心して住み続けられる北海道をつくるA企業・団体献金の禁止で「政治とカネ」の問題を解決するB憲法9条を生かした平和外交をすすめる−を訴えています。
「お金の心配なく病院に行ける」「正社員が当たり前の社会」「子育て支援」「農林漁業・中小企業の支援」という宮内氏の訴えに、「実現してほしい」「ぜひ頑張って」と共感が広がっています。
「年金・介護をよくしてほしい」−。街頭で宮内氏の訴えを聞いていた佐藤多郎八さん(60)=札幌市厚別区=は、「共産党は企業・団体献金を一切もらわない党だから、(何者にもおもねることがなく)力が出せる。宮内さんはいい男だ。やってくれる」と期待を込めました。
党と後援会は、「今回の補欠選挙は、5区の国会議員を選出するにとどまらない。昨年の総選挙と今年の参院選で、二大政党に厳しい審判が下され、日本の政治の進路が問われる全国的な選挙」ととらえ、幅広い支援を呼びかけています。
【宮内さとし(聡)氏の経歴】小樽市出身。北星学園大学卒。96年衆院北海道5区候補など。現在、党国会議員団北海道事務所長、青年学生部長。
【衆院北海道5区】札幌市厚別区、石狩市、江別市、北広島市、千歳市、恵庭市、当別町、新篠津村(’10年9月21日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
いっせい地方選挙勝利へ/小樽、札幌手稲区、札幌東区でまつり
小樽であおばまつり/5市議候補と花岡道議
北海道小樽市で12日、日本共産党と後援会が「第31回あおばまつり」を開き、好天に恵まれたなか1600人が集いました。
寺井勝夫実行委員長、千葉隆党地区委員長のあいさつに続き、花岡ユリ子道議、新谷とし、川畑正美、菊地よう子、北野義紀、中島れい子の5市議候補が紹介され、それぞれ決意をのべました。
花岡道議は、日本共産党の2人の道議が、道民要求をとりあげ大きな仕事をしてきたことを力説し、さらに大きな道議団をつくるために必ず4選を果たす決意を表明しました。
記念講演をおこなった紙智子参院議員は、「花岡さん4選は小樽市のみならず、北海道の宝の議席であり、絶対に勝利しよう」と呼びかけました。
紙議員は国会の審議の模様も紹介しながら、「大企業中心から国民生活中心への転換が切実に求められている」と強調、地方選と国政での日本共産党前進の意義を訴えました。
文化プログラムでは、津軽三味線、カラオケ大会、ひょっとこ踊り、かがやけユリ子合唱団による合唱、潮太鼓などに大きな拍手と歓声があがりました。潮太鼓では小樽で初披露という大太鼓による勇壮な演奏がありました。
参加者は昨年より多く出店されたバザーやビール、やきとりなどを楽しみ、「今度の選挙は必ず花岡さんを勝たせないといけないよ。頑張ろう」と交流を深めあいました。
手稲区で青空フェスタ/11札幌市議候補の当選誓う
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さわやかな青空が広がった12日、札幌市手稲区で「第14回青空フェスタ」(主催・同実行委員会)が開かれました。
勇壮な潮太鼓で開幕。650人余りが参加し、日本共産党11市議候補全員の当選を誓い合いました。
5期目をめざす井上ひさ子市議が、住宅リフォーム助成制度の実績などを紹介し、「特養老人ホームの待機者が6040人います。若者の雇用を増やすためにも、生活福祉密着の事業をすすめるよう提案しています。団長として何としても議席を守ります」と決意を語りました。
大門実紀史参院議員が、今月下旬に中央委員会総会が開かれることを報告。この間の自らの体験を語り、「しんぶん赤旗」読者と党員を増やす重要性を訴えました。
特設ステージでは、カラオケや花笠音頭が繰り広げられ、世直しソーランも。道視協によるマッサージ、共産党員の画家・富樫正雄展も好評でした。
星置地域の64歳の女性は「井上議員が調査し交渉して実現したJR星置駅のエレベーターにお年寄りが喜んでいます。井上議員の実績を語り、5選のために力を発揮します」と話していました。
札幌・東区で元気まつり
札幌市の日本共産党東区後援会は12日、東区民センター大ホールで「第13回元気まつり」を開きました。大門実紀史参院議員の講演を聞こうと、450人を超える人が参加しました。
大門議員は、来年のいっせい地方選挙について、民主党の代表が誰になっても国民に困難を押しつける政治は変わらないこと、地方政治に及ぼす影響を考えれば、地方議会に日本共産党の議席がもっと必要であると指摘し、東区での道議と市議2人の議席獲得の重要性を訴え、奮闘する決意を述べました。
舞台では、鬼剣舞やコーラス、日本舞踊、手品など多彩な催し物や、来年の地方選勝利の決意を込めた白波五人衆などが披露されました。
金倉まさとし道議候補、宮川潤市議、太田秀子市議候補も舞台に立ち、住民の願い実現に向けたこれまでの活動を報告、地方選での日本共産党の躍進、勝利に向けた決意を語りました。(’10年9月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
鈴木宗男被告の実刑確定/青山党道委書記長が談話
日本共産党北海道委員会の青山慶二書記長は8日、鈴木宗男議員の実刑確定について、次の談話を発表しました。
◇
最高裁は受託収賄、あっせん収賄など四つの罪に問われた鈴木宗男議員の上告を棄却し、改めて政官業の汚職の構造が断罪されました。
いわゆるムネオ疑惑を国会でも道議会、地方議会でも先駆的に追及してきた党として、感慨深いものがあります。疑惑にまみれた議員を外務委員長に据えた民主、社民両党の責任は重いものです。
いわゆる「政治とカネ」の問題は、今なお大きな問題です。企業献金の禁止、政官業の癒着の一掃などに、さらに力をつくすものです。('10年9月9日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
余市町長選 嶋氏が圧勝/次点候補の3倍得票/「町民とまちづくり」に共感
上野盛前町長が体調不良で辞職したことに伴う北海道余市町長選挙が5日投開票され、日本共産党が支持する元町総務課長で無所属新人の嶋たもつ氏(55)が、次点候補の3倍の7473票を獲得し、当選を果たしました。同町で日本共産党が支持する町長は初めてです。
いずれも無所属新人で前民主党系町議の吉田豊氏(65)と喫茶店経営の林敏幸氏(64)との三つどもえのたたかいでした。
午後10時半ころ、「残りの票はほとんどが嶋だ」と開票所から連絡が入ると、一気に嶋事務所内が沸きました。
嶋氏はあけみ夫人とともに事務所入り。涙で目を真っ赤にした嶋氏は、何度も深々と頭を下げ、「2万1000の町民の負託を背負い、32年勤めた役所に戻ります」と決意表明すると、支援者から大きな拍手が起こり、「泣いてもいいよ」とあたたかい声もかけられました。
日本共産党余市町委員会は、町長選にあたって「町民が主人公」の町政をめざし、いち早く党の「基本姿勢」と「基本政策」を発表。「上野町政」の前進面を伸ばす立場を町民に明らかにし、「町民(みんな)と共にまちづくり」をめざす嶋氏の政策と多くの点で一致したことから、支持を決めました。
林氏は「官から民」へと町政の流れに逆行する主張を展開しました。一方、上野町政を評価していた民主党系会派の前町議・吉田氏は、大義がないまま出馬に固執。その反発から、民主党の前余市支部長で元町議が嶋後援会の後援会副会長を務め、民主党道議も嶋氏を応援しました。
嶋事務所で勝利を喜んでいた男性(62)は「町が疲弊している中で、町長も町民も町を支えることが大事だよ」と話します。
嶋候補は「どんな問題でも町民と行政が自由に話し合える町づくりをめざし、『自治基本条例』の制定を掲げました。新幹線の延伸による在来JR線の廃止にも反対です」と語りました。
選挙戦の先頭に立って奮闘した日本共産党の余市町委員長で町副議長の渡辺正治さんは「『町民が主人公』という嶋さんの姿勢が共感を得たと思う。是々非々でしっかり対応していきたい」と語りました。('10年9月8日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
衆院5区補選 ゆがみ正す宮内さとし候補/江別女性後援会と宣伝
衆院北海道5区補選(10用24日投票)にむけて、日本共産党江別女性後援会は8月29日、宮内さとし候補と一緒に市内3カ所のスーパー前で女性宣伝を行いました。(写真)
女性後援会員と高橋典子、吉本和子両市議らあわせて13人が参加、宣伝カーの運転は男性後援会員が引き受けました。
宮内候補と女性後援会員たちは、「″政治とカネ″″くらしと経済″″財政危機打開″など、どの問題でもおおもとからゆがみを正すことのできる日本共産党・宮内さとしを国会に送ってください」と訴えました。
ちょうど通りかかったタクシーの乗客の男性は、乗っていたタクシーを止めて「私は宮内さんのファンです。今度の選挙頑張ってください」と激励しました。('10年9月4日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
道衆院5区宮内候補が演説中 障害者の相談解決/世帯分離で医療費軽減
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北海道衆院5区補選候補の日本共産党・宮内さとし氏が26日、北広島市内で街頭演説をしていると、書類を持った50代の男性が出てきて、ベンチに腰を下ろし、熱心に聞いていました。
演説が終わると、その男性は宮内候補に、「私は身障1級の障害者。毎月治療を受けなければならないが、札幌市民であれば3000円の負担で済むところ、北広島市民であるために1万2000円も負担しなければならない。住んでいるところが違えば治療費負担がこんなに違うのは、全くおかしい。これが身障手帳と領収書だ。この実態を知ってもらって国会で取り上げてほしい」と訴えました。
さっそく、宮内候補と一緒にいた中野募、板垣恭彦両市議が調査し、関係部署と連絡をとりました。
この男性は重度心身障害者医療費助成を受けていました。
政令指定都市の札幌市では1医療機関につき1カ月3000円、4以上の医療機関にかかった場合は1万2000円が自己負担上限(横浜市では全額補助)となりますが、北広島市や江別市などは1万2000円となり、大きな差があります。
この男性は昨年までは住民税課税でしたが、今年は失業のため住民税非課税となっていました。しかし、娘さんが働いていたために世帯では課税世帯扱いになり、1万2000円を負担しなければならなかったのです。
両市議らの尽力で、世帯分離により非課税扱いとなり、医療費も初診料負担(580円)以外は全額補助されることになりました。本人に知らせると、さっそく手続きを取り、たいへん喜ばれました。('10年8月29日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
一俵1万8千円保障ぜひ/新篠津村長らと宮内道衆院5区候補が懇談
日本共産党の宮内さとし衆院北海道5区補選候補は24日、石狩地区キャラバンで道内最大規模の水田地帯・新篠津村を訪れ、村長と議長、農協、土地改良区と懇談しました。農業問題や国政の見方などについて意見交換。高橋至村議も同席しました。
東出輝一村長は、国は地方自治を守るための財源を確保すべきだとの見解を述べるとともに、「農業をしっかり国で守ってほしい」と要望。立蔵寛司議長は、日本共産党の農業政策に触れ、「(全国平均で)1俵1万8000円を保障するというのはわかりやすい政策だ。ぜひ実現してほしい」と期待を込めました。
新篠津村農協では三品幸治組合長と西井通泰専務が応対し、宮内候補に国政に対する見解や立候補のいきさつを尋ねました。
宮内候補は「『政治とカネ』の問題の解決方向を国民にきちっと示す必要がある」と立候補の経緯を説明し、「自公政権にかわる新しい政権が生まれたことは歓迎すべきだが、民主党は国民の願いにこたえられていない。どの政党がこたえられるかという点で選んでもらいたい」と強調しました。
水土里ネット(土地改良区)新篠津の岡泰一理事長は、土地改良の積み重ねで水田を発展させてきた同村の歴史を力説。民主党政権が土地改良予算を減らしたことに苦言を呈しました。('10年8月28日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
衆議院北海道5区・補欠選挙にあたっての訴え
2010年8月25日 日本共産党衆議院北海道5区選挙闘争本部
小林千代美衆議院議員が、北海道教職員組合の違法献金事件にともない辞職し、その補欠選挙が10月12日公示、24日投開票でおこなわれます。日本共産党は、宮内さとし国会議員団北海道事務所長を擁立して、議席獲得に向けて全力をあげます。5区のみなさんのご支援はもちろん、全道のみなさんから5区のお知り合いにご支援をお広げくださるよう、心からお願いします。
1.今回の補欠選挙で何が問われているか
北海道5区は、都市・農村・中小工業団地や流通団地などが混在している地域です。札幌への通勤圏でもあることから勤労者世帯が多い一方、高齢者世帯も増え続けています。地域の努力とあわせて、政治の力が発揮されれば、安心と活気のみなぎる地域です。
〈汚いお金にまみれた政治とは、別れを告げよう〉
そもそも、今回の補欠選挙は「政治とカネ」をめぐる問題によるものですが、民主党や小林氏から国民が納得いく説明は尽くされていません。自民党は「みんなでクリーンな政治を」と言いますが、今も企業・団体献金を受け続けており、これまでの腐敗政治への反省は見られません。
汚れた政治は、もうやめてほしい――どの党を支持していても、無党派という方であっても、共通した願いではないでしょうか。汚いお金にまみれた政治との決別へ、日本共産党は全力をあげます。
〈「大企業のもうけ優先」「アメリカいいなり」路線から脱却が必要〉
同時に、これまでの自民・公明政権による「痛みに耐えよ」の「構造改革」路線は、この5区内の住民にも大きな打撃を与えました。労働者派遣法の改悪で非正社員が大幅に増えて、「派遣切り」などもおこなわれました。一方で、減り続ける正社員は長時間・過密労働を強いられて終電で帰宅するという人も少なくありません。
景気回復が進まないなか、元請企業から単価切り下げ・契約条件悪化を迫られる下請け中小企業の経営悪化は、いっそう深刻の度を増す一方で、大手企業は輸出主導のなかで過去最高の利益を上げ続けています。
資材・飼肥料・原油高騰のなか、さらに拡大する農水産物輸入のもとで、価格下落は農家・漁師の経営を苦しめています。
くらしの面でも、税金と医療・介護・年金の保険料が上がり続け、家計を圧迫しています。「子どもの貧困」が社会問題化し、後期高齢者医療制度の導入や介護保険の不十分さは「老後の安心」を奪ってきました。
平和の問題でも、アメリカの要望に従って自衛隊を海外に送り、主体性なく憲法九条をないがしろにする外交姿勢に、疑問の声が広がりました。
どの分野を見ても日本社会は行きづまり、この5区でも深刻な実態が広がっています。ここまで日本を壊してきた「大企業のもうけ優先」「アメリカいいなり」路線からの脱却が、どうしても必要です。
〈「2大政党」で日本のゆきづまりを打開できるでしょうか〉
「安心してくらせる社会にしてほしい」「自民党にはまかせられない」との声があふれ、昨年の総選挙で5区では民主党・小林候補が当選し、新政権の誕生とともに自民・公明政権は退場となりました。その後1年間、民主党連立政権のもとで公約が次々と裏切られ、国民の怒りを前に鳩山首相は退陣に追い込まれました。消費税増税を掲げた菅首相に対しても、参議院選挙で厳しい審判が下されました。
一方で、自民党も比例代表選挙では過去最低の得票となり、国民の審判が自民党政治への復帰を求めるものではなかったことも明らかです。民主・自民の比例得票率は合計して7割台だったのが、今回の参院選では55%にまで落ち込んでいます。5区で見ても、過去3回の国政選挙では6割台後半でしたが、今回は61%へ下がりました。
民主・自民の「2大政党」に政治の転換は望めないと、多くの方が考え始めていることの表れではないでしょうか。
〈新しい政治に向けた日本共産党の提案〉
では、どうすれば、このゆきづまりを打開できるでしょうか。
第一に、これまでの自民党政治の最大の問題点――財界・大企業の利益第一の政治をおおもとから変えることです。
そのカナメは「大企業の利益拡大が日本の経済成長」という政策を「家計と地域応援の経済成長」に切り替えることです。安心してくらせる状況になってこそ、消費も上向き景気を刺激し、税収増へもつながります。多くの住民が「大企業のもうけ優先」路線で生活が苦しめられてきただけに、この転換こそ急がれる課題です。
また、外交の面でも「アメリカにしたがう軍事力外交」から「憲法九条にもとづく平和外交」に転換することです。
第二に、汚いお金や利権にまみれずに国民の立場でがんばりぬける議席が、国会で増えていくことです。
企業・団体から献金を受け取れば、その企業・団体の利益にもとづく政治へとゆがめられてしまいます。政治・官僚・財界の、ゆ着構造をただすこともできません。「政治とカネ」問題が、今回の補欠選挙の発端でもあっただけに、とりわけ重要です。
民主党は「政治とカネ」問題で真相を明らかにせず、自民党は「クリーンな政治」をめざすとしていますが、企業・団体献金を受け取り続けています。
第三に、国民の「政治を変えたい」という声や、地域の運動と結びついた議席が増えていくことです。
昨年の政権交代で「国民の力で政治は変えられる」ことを私たちは経験しました。この力は政権交代後も、医療費の負担軽減や中小企業の支援策などを地方自治体で実現することに結ばれています。地域の“草の根”の力と結びついた議席が国会で増えることで、国政の変化をさらに進めることができます。
今回の補欠選挙は、5区を代表する国会議員を選出するにとどまりません。昨年の総選挙と今年の参議院選挙で「2大政党」に厳しい審判がくだされ、どのような政治の道を進むのかが問われる、全国的にも注目される選挙となります。
日本共産党は、新しい政治に向けた提案を訴え、「政治を変えたい」と願うみなさんと力をあわせて全力をあげます。
〈日本共産党・宮内さとし候補こそ、新しい政治を切りひらく即戦力〉
この行きづまりを打ち破れる力を持っているのが、日本共産党の宮内さとし候補です。
宮内候補は1996年衆議院選挙で5区から立候補し、以後もくり返し地域をまわるなかで、つぶさに住民の願いを聞いてきました。同時に、北海道ブロックの比例候補として全道の願いを受け止め、政府への交渉も続けてきました。日本共産党の市町村議員と力を合わせて、石狩市では水道水の整備に国の支援を引き出すなどの実績も持ち、文字どおり「5区の代表」にふさわしく、すぐ国会で働ける候補者です。
日本共産党は、日本を政治の大本からどう変えるかの展望を持つ政党です。5区すべての行政区に党支部と地方議員を持って“草の根”から政治を動かす力を発揮しています。企業・団体献金も、憲法違反の政党助成金320億円も受け取らず、一貫して中止・廃止を求めてきた、ただ一つの政党です。だからこそ、国民の立場で政治を変える確かな力を持っています。
いま、衆議院での日本共産党議員数は9人です。10人になれば党首討論に参加できる資格を持ち、首相の姿勢をただすこともできます。宮内候補の議席獲得は、5区内の住民の願いはもちろん、全道・全国の願いを届ける重要な議席になります。
「願いを背負って国民の目線でがんばれる」「未来をひらく実行力」なら日本共産党・宮内さとし――ご支援を、どうぞよろしくお願いします。
2.補欠選挙にあたっての宮内さとし候補の重点政策
どの問題でも行きづまっているなかで、新しい政治に生まれ変わるためには「2つの転換」――大企業応援から家計・地域応援へ、軍事力外交から対話と共同の外交へ――が求められています。そして、今回の選挙の大きな争点の1つである「政治とカネ」の問題では、国民の「きれいな政治を」との願いを受け止められる候補は誰なのかが問われています。
同時に、以下に示す各分野の打開と展望の方向を広く訴えながら、選挙戦をたたかいます(詳しい個別政策は、後日発表します)。
@増やそう「雇用」――「正社員が当たり前」に。中小企業を大切に
■労働者派遣法を抜け穴なく改正し、「正社員が当たり前」のルールをつくります。
■公共事業を「大型開発中心」から「生活・福祉中心」に切り替えれば、地元の雇用の場を増やせます。まず、保育園と特別養護老人ホームの増設を急ぎます。
■地元建設業者の仕事につながる、住宅リフォーム制度をすすめます。
■元請企業と下請企業の公正な取引ルールをつくります。
A先を見通せる「農林漁業」――再生産できるように。後を継げるように
■再生産可能な価格保障を導入するとともに、米価下落を抑える政府買入れを進めます。
■日米FTA・日豪EPA推進をストップし、「食料主権」を確立します。
■「事業仕分け」で削減された土地改良や農業・漁業共済を、実態に見合った形で充実します。
■燃油対策の強化、給食での道産水産物使用など、漁業応援策を強めます。
B支えよう「子育て」――子どもの豊かな成長を保障して
■国の責任で、就学前の子どもの医療費を無料にします。
■保育園の面積・人員配置の「最低基準」を引き上げて、保育の安心をつくります。
■30人学級を実行し、すべての子どもの成長を見届けられる教育環境を整備します。
■私立高校へ授業料無料化を広げるとともに、返済不要の奨学金制度を創設します。
C安心できる「社会保障」――守ろう命。国がきちんと責任を
■後期高齢者医療制度を廃止して、病院での窓口負担軽減にふみだします。
■必要なサービスが受けられるように、介護保険を抜本的に改善します。
■年金積立金を計画的に使って、最低保障年金制度をつくります。
■障がい者の「応益負担」をやめて、当事者・家族・支援者と新制度をつくります。
D生かそう「憲法・民主主義」――主体的な外交を。国民の声を正確に反映して
■世界で広がる道理ある外交力こそ日本が発揮して、アジアの平和環境をつくります。
■米国からも必要性が疑問視されてきた米海兵隊と米軍基地の撤去と、千歳への訓練移転中止を求めます。
■民意をゆがめる小選挙区制度から、民意が正確に反映される比例選挙制度にあらためます。大政党だけが議席を占める比例定数80削減は、非民主的であり認めません。
■企業・団体献金を禁止し、憲法違反の政党助成金を廃止します。
Eつくれる「財源」――消費税増税は必要なし!
■過去最高の利益を上げ続けている大企業に、もうけにふさわしい税負担を求めます。
■株取引の優遇措置(現在10%)をあらため、国民の負担並の税率(同20%)に引き上げます。
■不要不急の大型公共事業を見直し、高級官僚の特権的天下りを禁止します。
■米国への「思いやり予算」を中止し、軍事費も聖域なく見直し削減します。
政権が代わり新しい政治状況のもとで、日本共産党はどの問題でも建設的な打開の方向を示し、国民のみなさんと力を合わせて切実な要求実現と政治革新に向けて行動します。同時に、国民を苦しめ、日本の針路を誤らせる方向には、厳しく立ち向かってがんばります。その先頭に立つ、宮内さとし候補へのご支援を、重ねてお願いいたします。
来春の札幌市議選(南区)/紙谷きょうへい氏が立候補会見
日本共産党札幌豊平・清田・南地区委員会は23日、来春の札幌市議選(南区)に紙谷きょうへい(恭平)氏(28)を擁立することを発表しました。
札幌南区は、前回市議選で岩村米子氏が当選しましたが、一昨年11月、志半ばにして亡くなり、現在同区は党の議席が空白となっています。
同日行われた記者会見には、紙谷氏のほか、道委員会の田中弓夫選挙対策部長、池田博地区委員長、井上ひさ子市議が同席しました。
池田地区委員長は、紙谷氏について「医療現場で働き、労働組合、青年運動に若きリーダーとして携わってきました。何より28歳という年齢で、おおいに市政の将来を担うものと思います。(南区は)途中で議席を失ったが、必ず議席をとって、市政刷新の力にと考えている」と紹介しました。
紙谷氏は、「命の格差を許さない政治を正面から訴えていく」とのべ、「医療現場で、お金がなくて病院にかかれない人や、これからの治療もままならない人をたくさん見てきました。この現状を放っておく今の政治に憤りを感じた」と立候補の動機を語りました。
紙谷氏はさらに、「若い世代の雇用、子育て、とくに札幌では待機児童の解消にただちに取り組む」と決意を語りました。('10年8月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
国民生活守る政治に/北海道衆院5区補選/厚別区で宮内候補訴え
日本共産党の宮内さとし・衆院北海道5区補選候補は22日、村上仁・札幌市議とともに、厚別区内10カ所で訴えました。
宮内氏は、大阪の子どもの虐待死や、100歳を超える高齢者の所在が不明になっていることなどを取り上げ、「国民生活を守るべき場所にこそ、政治の果たす役割が重大になっている」と強調。
5区補選立候補にあたって掲げた▽企業・団体献金、政党助成金の廃止で政治とカネ問題をただすこと▽消費税増税に反対し、大企業応援ではなく、国民生活応援の、安心して住み続けられる地域をつくること▽北海道にも日本のどこにも米軍基地も訓練もいらないとアメリカに対してものを言うこと−の「三つの約束」を訴えました。
街頭では、1日で100人ほどが足を止め、宮内候補の話を聞いていました。市営住宅やマンションでは窓から聞く人、車から手を振る人、クラクションで激励する人など、多くの人に励まされる連鎖演説になりました('10年8月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)。
地域職業訓練センター/維持へ支援強めて/釧路 松永道議候補が懇談
地方自治体が地域職業訓練センターを引き受けなければ、来年度中に取り壊すという政府方針に懸念の声が広がっています。
北海道では関係4市と4センターで存続に向けた取り組みが広がるなか、日本共産党の松永としお道議候補(釧路市)が20日、釧路の同センターを訪れて現状と要望を聞きました。
石川明美釧路市議、畠山和也党道政策委員長が同席し、センターからは佐藤芳行専務理事が応対しました。
7月に出された政府方針では、国からの譲渡先は土地所有者である地方公共団体とし、譲渡価格は無償としています。同センターは無償譲渡の対象ですが、今後の維持管理費などは運営する協会や、北海道と市などの負担が迫られます。
佐藤専務は「訓練できる機能を維持してはしいというのが4センター共通の願いです」と述べ、運営経費や利用の実態などを説明。「職業訓練は、法律で国や道の責任を明らかにしている。国は『無償にしたから、あとは知らない』という態度は取らないでほしい」とし、釧路管外の利用者もいて、広域的役割を果たしている点では北野道としても力を発揮してほしいと述べました。
この問題では4市・4センターとともに道も連名で国へ要望をおこなってきており、今後はさらに道として積極的な対応が求められています。
松永候補は「政府が11月末までの結論を求めているが、市にとっても予算や条例づくりなどで大変です。センターの機能維持へ、道が支援を強めるよう求めていきたい」と応じました。('10年8月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
党道議増やし願い実現/函館で道政市政報告会/古岡道議候補ら
日本共産党函館地区委員会は19日夜、函館市内で「道政市政報告会」を開きました。来春のいっせい地方選挙を半年後にひかえ、「道政を身近に感じてほしい」と花岡ユリ子党道議団長を講師に招きました。党員や支持者ら約160人が参加しました。
新幹線・在来線問題を話した高橋佳大市議団長(地区委員長)につづき、古岡ともや道議候補が話しました。
古岡道議候補は、道立戸井高校の募集停止計画に反対の立場で、同校同窓会と署名運動で協力していると報告。「戸井の子どもたちが、コンプ漁を手伝いながら地元の高校に通えるようがんばります。私を道議会に送っていただき、この問題を取り上げさせていただきたい」と訴えました。
花岡氏は、党道議団の10回以上の質問で大規模林道を中止に追い込み、600億円の節約につながったと紹介しました。
函館市は、生活保護受給者が1万1194人で道内4番目に高いとのべ、「しかし知事は、道民を直接応援するのではなく、大企業誘致や大型公共事業優先の立場だ」と批判。「道民の暮らしを応接し、願いを直接道政に届ける共産党の道議会の議席を、大きく伸ばしてください」と呼びかけました。('10年8月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
衆院5区補欠選挙 宮内さとし必勝募金の訴え/「ほっかい新報」2010年8・9月号外
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紋別で複数議席回復/公約実現へ野村、藤川氏
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北海道紋別市議選挙(定数18、3減)は1日に投開票され、日本共産党の野村淳一(54)、藤川和子(56)両氏は激しいたたかいを勝ち抜いて当選し、4年ぶりに複数議席を回復しました。
当選が決まると、選挙事務所には後援会員らが祝福に訪れ、互いの労をねぎらって「万歳」をしました。
野村氏を含む現職18人と元職の藤川氏が議席に挑む、1人はみ出しの選挙戦でした。党と後援会は「市民の命と暮らしを守るために、日本共産党の2議席が必要です」と訴え、共感を広げました。
前回票を大きく伸ばし、4年ぶりに議席を奪還した藤川氏の選挙事務所では、後援会員の長岡國枝さん(71)が「高齢者や生活に困っている人たちに思いを寄せる訴えに、有権者が心を動かし、願いを託した結果だと思います」と話していました。
野村、藤川両氏は2日、市内6カ所で選挙結果の報告と公約実現の決意を語りました。
野村氏は「日本共産党への期待の大きさを感じます。2議席の力を発揮して病院問題をはじめ、医療、介護、福祉、子育てなどで市民の願い実現に全力を挙げます」と決意表明しました。
藤川氏が市営住宅で「再び議会で働くことができます。国保税や介護保険の利用料の引き下げ、子どもと女性のワクチン公費助成に全力を挙げます」と訴えると、住民が続々と家から出てきました。訴えが終わると藤川氏と抱き合い、当選を喜んでいました。('10年8月3日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
衆議院北海道5区補欠選挙/2つの大きな特徴/青山慶二党道書記長
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青山慶二党道書記長 |
今度の5区補欠選挙は、二つの大きな特徴があります。
一つは、参院選挙で示されたことは、自民党には戻りたくない、民主党にも期待できないという審判。つまり古い自民党型の政治から、自分たちの願いがかなう新しい政治を求める広汎な模索と探究がつづく中で行われるということです。
国民の模索は「何か新しいことをやってくれるのでは」との思いから、新党「みんなの党」に流れるという結果になりました。自民党、民主党から離れた人、そしてわが党の支持層からも流れました。しかし、この選択も「この党にこそ未来がある」と確信を持っての選択ではありませんし、「みんなの党」自体も、国民の願いに応える政治路線は持ち得ていないのが実態です。
どの党が国民の願いに応えるのか
したがって、どの政党が「国民の願いに応える新しい政治路線を示すことができるか」そのことが問われる選挙になると考えます。
鳩山政権が、わずか9か月で辞任に追い込まれたのは、政権交代ということのために、国民の願いに応える公約をかかげながら、その公約を次々裏切ったからです。
国民生活を応援する政治を進めようとすれば、財界・大企業から圧力がかかる。普天間基地の撤去をすすめようとすれば、アメリカからの圧力がかかる。
国民の暮しや平和の願いを実現する政治をしようとすれば、この二つの圧力に正面から立ち向かえる政治がどうしても必要になります。
日本共産党は、大企業の「もうけのためなら何でもあり」の横暴を政治の力で規制する、アメリカにも日本国民の利益にたって堂々とモノを申す政治が必要だと訴えてきました。国民の模索は、「二つの圧力に正面から立ち向かう政治を」というところまでまだ達していませんが、この補欠選挙をとおして、切実な要求を実現する展望と結びつけて、5区の有権者のみなさんに真正面から訴えていきます。
投票まで3か月、臨時国会もはじまり、菅政権のもとで国会論戦が行われ、参院選後の各政党の姿もそこで明らかになります。民主党の党首選挙もあり、政治はいっそう激動するなかで、国民の要求実現の展望をしめす国会論戦とむすびながら宮内候補を先頭に大いに展望を語る選挙にしたいと考えています。
「政治とカネ」ただせるのはどの党か
もう一つは「政治とカネ」をただす選挙です。
この補欠選挙は、北教組の裏金、違法献金に端を発し、小林千代美議員が辞職に追い込まれての選挙です。鳩山政権が追い込まれた要因の一つが「政治とカネ」です。民主党はまったく説明責任を果たしていません。鳩山、石川、小林と疑惑が集中している北海道でこそ、「政治とカネ」をただす道民の審判を下す選挙にするために全力を上げて奮闘します。
宮内さとし候補は、96年に小選挙区が実施された初めての衆議院選挙いらい、この5区から3回立候補しており、5区でたたかう候補者として最もふさわしい人です。
全道の党員と後援会員、支持者の力をお借りして、勝ち抜く選挙をたたかいたいと決意しています。(「ほっかい新報」2010年8月1日付より)
住民主人公の活動を決意/本別町議選 6選の阿保静夫氏
北海道本別町議選挙(定数12、3減)は24日に投開票され、日本共産党の阿保(あぼ)静夫氏(52)が前回票を29票上回る528票を獲得し、6期日の当選を果たしました。
現職11人と新人3人、元職2人の16人が議席を争う激しい選挙戦。阿保氏は一般質問で町民の声を議会に届け、要求実現と町政のチェック機能を果たしてきた活動が共感を呼びました。
阿保氏は当選が決まったあと、事務所に詰めかけた後援会員らを前に、「日本共産党の議員として、『住民こそ主人公』の活動を貫きます」と決意を述べました。阿保氏は25日、全町をまわって
選挙結果の報告と、公約実現の決意を語りました。('10年7月28日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
政治を国民が望む方向に/衆院北海道5区補選 宮内候補訴え/札幌・厚別
民主党の小林千代美衆院議員が北教粗からの違法献金問題で辞職したことに伴う衆院北海道5区(札幌市厚別区・石狩管内)補選に立候補を表明した日本共産党の宮内さとし候補は24日、札幌市厚別区内の8カ所で街頭宣伝をおこないました。
宮内氏は、「政治とカネ」の問題について、小林前議員の陣営だった北教組(北海道教職員組合)の問題に言及し、「政党支持や思想・信条の違いを超えて要求で運動するのが労働組合の本来の姿だ」と強調。民主党の労働組合への支持押し付けを批判するとともに、自民党がこの問題を利用して、教職員の思想・信条や政治活動を調査し、監視する制度をつくった問題を厳しく指摘。「企業・団体献金を禁止させること。議員が身を削るというなら、政党助成金こそなくすべきだ」と違法献金問題の解決の方向を示しました。
宮内氏はさらに、安心して住み続けられる地域づくりなどの政策を述べ、「日本共産党の議席を増やし、政治を国民が望む方向にしよう」と訴えました。
昨年の総選挙で小林前議員と握手したという女性(65)は、「自民も民主も、みんなの党も足の引っ張り合いだ。介護や障害者、若者の雇用対策などもっと国民のことを考えてほしい」と政治への願いを語っていました。('10年7月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
「政治とカネ」解決へ奮闘/衆院北海道5区補選 宮内候補が決意
日本共産党の衆院北海道5区補選(10月12日告示、24日投票)の候補に決まった宮内さとし氏(47)=新=は21日、札幌市の道庁記者クラプで補選にむけた決意を語りました。同補選は、民主党の小林千代美衆院議員が北教組の違法献金事件で陣営関係者の有罪判決を受け、辞職したことに伴って実施されるものです。
宮内候補は、「三つの約束」として、第一に、「政治とカネ」の問題の解決を挙げ、企業・団体献金を禁止し、「国会議員が身を削るというなら、320億円の政党助成金を禁止すべき」と強調しました。
第二に、「安心して住み続けられる地域をつくる」ために、消費税増税の反対や労働者派遣法の抜本改正、日米FTA(自由貿易協定)、日豪EPA(経済連携協定)交渉の中止など、「『大企業応援から国民生活応援』の経済政策に転換する」と述べました。
第三に、「アメリカ軍の基地も訓練も北海道にはいらない」とアメリカに国民の立場にたってモノを言うと表明し、「『草の根の選挙活動』でなんとしても議席を獲得したい」と決意を語りました。
同席した青山慶二党道委員会書記長は、「補選の最大の焦点は、どの党が国民の願いに応える新しい政治路線を示すことができるかにある」と強調しました。('10年7月22日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
再選の白井町長が決意/「明るい長万部築きます」
「いや−えがった」「本当によくやった」―。北海道長万部町長選が18日投開票され、日本共産党が推薦する、無所属で現職の白井捷一氏(71)が、前町議の高森治光氏(68)を接戦のすえ326票差で破り、再選を果たしました。
夜9時55分すぎ、白井氏の事務所に「白井氏当選」が伝わると、集まった支持者からいっせいに拍手が起こり、「やったね」と肩を寄せ合う姿も。事務所には、続々と人がかけつけ、300人近くになりました。
再選された白井氏は支持者を前に「農業、林業、水産業などの一次産業と観光業、商工業の振興に力を入れる」と強調。「医療・教育・福祉・子育ての拡充、高齢者対策と若い世代の支援へ、移動町長室などで町民の声を聞きながら、強い長万部、明るい長万部を築いていく」と新たな決意を述べました。
選対本部長として白井氏を支えた佐藤一雄氏は「68項目の公約実現に力を尽くす」と呼びかけました。
「4年間で(財政健全化の)基盤をつくった。次の4年で、白井さんが本当にやりたいことをしてもらいたい」(60代女性)など期待の声が寄せられていました。
白井氏と政策協定を結び、奮闘した日本共産党町委員会の七尾公夫町議は「前回と比べて、差を96票広げました。相手陣営は、プロの人に頼み泣き落とし≠ワでして切り崩してきましたが、そういう中で票差を広げたことは、町民が白井町政に託しているということです。その期待に応えるため、日本共産党は公約・政策の実現へ全力を尽くします」と話しました。('10年7月20日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
消費税増税阻止 運動共に/札幌駅頭で街頭演説、2カ所の集いに3選の大門参院議員
日本共産党の大門実紀史参院議員は12日北海道入りし、札幌駅頭で街頭演説をした後、西区と白石区の2カ所で開かれた党と後援会の集会に参加しました。
札幌駅頭では、岡ちはる、畠山和也両氏と非改選の紙智子参院議員とともに訴えました。
大門議員は、「皆さんのおかげで押し上げていただき、ありがとうございました。論戦で2人分、3人分頑張ります。次は必ず比例で当選者を広げる先頭に立ちたい」と決意を述べ、最大の争点だった消費税増税について、「共産党の論戦と奮闘で、世論を増税反対へ変えてきたが、選挙結果を受けて今後、自民、民主が野合した″消費税増税連立″や、憲法改悪のきが一気に進められる危険がある」と指摘し、これからの運動が大事と強調しました。
白石区の集会では、大門議員と畠山氏が入場すると、大きな拍手が起こり、「だいもんと平仮名で書いたからね」と女性の声が飛びました。
「民主党を追い詰めた、消費税増税反対の世論をつくりあげたのは間違いなくわが党です」と切り出した大門議員。拍手を受けながら、「しかし、その声がみんなの党などに行ってしまった。このような″途中下車″の経験を、私たちは最近の選挙で2回しています。今度は、わが党にきてもらって、国民に(要求実現の)お返しをする。次の選挙は絶対に勝つ。意気消沈などしていられない」と呼びかけました。('10年7月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
新たな決意を述べる/参院選で奮闘した畠山、岡の両氏/札幌駅南口
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北海道選挙区で奮闘した畠山和也氏と、比例区の岡ちはる氏は12日朝、通勤者で行き交う札幌駅南口で、「道民の要求実現へ、引き続き全力で頑張ります」と訴えました。
岡氏は、「消費税増税やめての怒りが、民主党過半数割れの結果となった」と参院選を振り返り、「共産党は、新しい国会で、消費税増税反対などの道民の声をつなげながら、一歩一歩実現していきます。道民の暮らし、営業を守っていく決意です」と述べました。
畠山氏は、「引き続き、国民の声が政治を動かしています。選挙中、日本共産党が対話したところでは、消費税増税が大企業減税のためということに、多くの共感が広がった」と強調しました。
「自民も民主も10%増税といい、みんなの党も法人税減税を言っていて、早かれ遅かれ増税という政治状況になっています」と力説。「共産党は、大企業一人勝ちの政治ではなく、家庭、暮らし、中小業者を温めて景気回復・財政再建をと提案してきました。ご一緒に新しい日本、新しい北海道をつくっていこうではありませんか」と呼びかけました。
演説中、「頑張れよ」の声がかかり、じっと聞く支持者の女性の姿も見られました。('10年7月13日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
消費税大増税ストップ、普天間基地撤去
国民の立場にたって“アメリカと財界いいなり”から「国民が主人公」の政治への転換を
―新しい日本・北海道へ新たな一歩を
安心社会へ全力/大門・はたやま・岡候補事務所開き
参院選勝利をめざす日本共産党の大門みきし参院議員(比例候補)、はたやま和也北海道選挙区候補、岡ちはる比例候補の事務所開きが14日夜、札幌市内のホテルで行われました。党員、後援会員、各界代表ら120人が参加し、勝利のために力を尽くそうと誓い合いました。
岡候補は「今まで距離のあった人たちが共産党にどんどん近づいてきています。3人そろって国会に行けるようがんばります」と決意表明。はたやま候補は「全道をまわり、政治を変えてほしいという有権者の切実な思いを受け止めてきました。安心して暮らせる社会を実現するために全力を上げます」と力を込めました。
大門候補は「菅内閣が進む方向は、庶民増税と米軍基地の固定化です。消費税増税反対の論戦の最前線に立たせてください。残された時間、全力を尽くします」と語りました。
北海道委員会の西野敏郭委員長、紙智子参院議員、猪狩久一全道後援会代表世話人があいさつをしました。
各界代表も次々と激励に立ち、蘭越町の宮谷内留雄町長がメッセージを寄せました。
「はじめて共産党の選挙活動に参加した」という男性(37)は、「アメリカにも大企業にもモノが言える共産党はすごい。選挙勝利に貢献したい」と話していました。('10年6月16日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
16日/政見放送の録画撮りが始まりました
政見放送は、5分30秒の短い時間でお茶の間の有権者の方に政見を伝えるうえで重要な機会です。
はたやま和也候補は、ハードなスケジュールの中で、原稿を作り完全に自分のものにするため集中して準備してきました。
テレビ局のスタップの話では、「他党候補は、テレビカメラの前に巻紙を置いて原稿を読んでいます。共産党はすごいですね」と感心していました。('10年6月17日)
暮らし安心の政治を/道労働者後援会が終日行動
北海道の日本共産党労働者後援会は12日、終日宣伝・対話にとりくみました。
札幌市では午前中、ビラが配布されていない地域にハイタク、スクラム後援会など十数人が入り、1500校の「しんぶん赤旗」号外と、はたやま和也参院選挙区候補リーフを一気に配りました。
午後には中心街などで宣伝し、「民主党が、抜け穴だらけの労働者派遣法『改正』や、沖縄・普天間基地の県内移設をすすめるのは、おおもとに大企業・財界やアメリカにモノを言えない政治姿勢があるから」と指摘。菅首相になったが、消費税増税や法人税減税を表明する政権では、国民・労働者の願いは守れないとして、「参院選で日本共産党を大きくして、安心して働くことができ、安心して暮らせる政治を実現させましょう」と訴えました。
JR札幌駅北口では、訴えを聞いていた客待ちのタクシー運転手らが拍手をしていました。('10年6月13日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
日本共産党躍進のうねり北海道から/札幌 志位委員長が訴え/動画配信中
動画はこちら
日本共産党の志位和夫委員長を迎えた演説会が10日、札幌市の月寒ドームで開かれました。
大きな拍手に迎えられた志位氏は、参院選での日本共産党への絶大な支援を呼びかけ、「比例での5議席を絶対に確保するとともに、定数2の北海道選挙区でも、小笠原貞子さん、高崎裕子さん以来の伝統のある議席を、はたやま和也さんで取り戻そう」と訴えました。
新内閣について、「鳩山前首相の下で行われてきた裏切りの政治は民主党政権の共同責任です。ところが、菅首相には、その自覚と反省がまったくありません」と厳しく批判しました。
沖縄・米軍普天間問題では、首相が代わっても「県内移設」の日米合意が引き継がれ、菅首相もオバマ大統領にその実行を約束したことを指摘。7日に訪問した沖縄は「島くるみの深い怒りに包まれていた」と述べ、「アメリカと財界・大企業にモノが言えない政治を続けていいのか」との大争点を縦横に語りました。
最後に、「アメリカにも、財界・大企業にも、国民の立場ではっきりとモノが言えるかどうか。この二つの試金石に合格しているのは日本共産党だけです」と述べて党躍進を訴えると、満場の聴衆は大きな拍手でこたえました。
演説会には、上砂川町の貝田喜雄町長から「混迷を続ける政局の打開に向け、日本共産党の果たす役割に大いにご期待を申し上げ、益々(ますます)のご活躍をご祈念申し上げます」とのメッセージが届き、ニセコ町の片山健也町長からも「信頼できる政治、安心して暮らせる政治の実現」に向け期待が寄せられました。
大門・岡・はたやま・紙氏 力強く訴え
紙智子参院議員は、政権が代わってからの変化として、真剣に将来のことを模索する国民各層と共産党の共同が広がっていると指摘しました。
比例第2次候補として発表された岡ちはる候補は「待機児で苦しむ若いパパ・ママや、仕事がなく、演説していた私に『社会の底辺で生きている私を忘れないで』と話してくれた青年がいます。こんな社会を変えたいという思いでいっぱいです」と訴えました。
はたやま和也参院選挙区候補は、矢臼別演習場での米海兵隊による実弾訓練で7回もの火災が起こっても、政府は抗議の声さえ上げていないと糾弾。「アメリカにきっぱりモノが言える議席がどうしても必要です」と力を込めました。
大門みきし参院議員は「菅新首相は消費税増税で福祉予算を増やし、景気回復させると言っています。庶民増税で景気が良くなるわけがありません。消費税増税を阻止する論戦の最前線に立たせてください。外交も経済も行き詰まっている日本の政治を前に進めるために、日本共産党を躍進させてください」と呼びかけました。('10年6月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
雇用促進住宅の住民有志/はたやま候補支援する会を結成
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雇用促進住宅の住民有志が、日本共産党のはたやま和也参院北海道選挙区候補を勝利させようと支援する会を結成し8日、はたやま候補を招いて発会式を行いました。
「はたやま勝利」に立ち上がったのは、札幌市豊平区の雇用促進事業団福住宿舎の住民有志です。同宿舎に住むのは約80世帯。発会式には25人が参加し、はたやま候補を激励しました。雇用促進住宅の廃止方針に反対の声をあげ、運動を展開した住民らは、「退去期間の延期」を勝ち取っています。はたやま候補は国や雇用・能力開発機構と交渉を繰り返し、住民集会に何度も参加してきました。
支援する会の三上陽一代表は「宿舎存続で一緒にたたかってくれた、はたやまさんにぜひ国会に行ってほしいと支援する会を作ることにしました」と発会の理由と支援の決意を述べました。
参加者に感謝を述べた、はたやま候補は「一時凍結となりましたが、廃止計画はやめさせなければなりません。私は皆さんから、あきらめないで団結してたたかえば、道は開けるということを学びました。必ず勝ち抜いて皆さんの声を届け、政治を前に進めるために奮闘します」と決意を語りました。
参加していた賀野和夫さん(72)は「宿舎に来てから30年。死ぬまでここに住み続けたい。はたやまさんに私たちの思いを国会に届けてほしいのです」と語りました。('10年6月12日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
自立支援法延命ノー/障害者政策聞く会 はたやま候補主張/札幌
日本共産党の、はたやま和也参院道選挙区候補は9日、北海道知的障がい福祉協会が開いた「緊急フォーラム障がい者の明日を拓く2010届けよう!私たちの声を!」に出席しました。会場の、かでる2・7ホール(札幌市)には知的障害者や家族、施設関係者ら572人が詰めかけました。
参院選を前に、障害者が各党の候補者を招いて政策を聞き、自分たちの声を政治に届けようと企画したものです。
日本共産党と民主、自民、公明、社民、新党大地、たちあがれ日本の各党が出席。候補者本人は、はたやま候補だけでした。
はたやま候補は「当事者をぬきにした自立支援法の延命は許されません。応益負担はすぐにやめるべきです」と強調。障害福祉で大事なことは@憲法の基本的人権の保障A当事者を含めた議論B世界の目で点検して良いものは取り入れるC健常者への理解を広げる努力D財源は余裕のあるところに負担させること−と指摘しました。
自民党は「福祉には財源が必要で、消費税増税や福祉目的税を打ち出さざるを得ない」と福祉を口実にした増税推進を宣言。
民主党は国会で、関係者への説明をぬきに自立支援法の延命を強行しておきながら、「当事者の声を聞くことを原則としたい」と述べました。
参加者からは「収入が少なく生活が不安」「わかりやすい制度をつくってほしい」「福祉を政争の具にしないで」などの発言がありました。('10年6月11日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
はたやま候補決意/北海道機関紙印刷労働者に
日本共産党の、はたやま和也参院北海道選挙区候補は8日、きかんし印刷後援会が開いた「はたやまかずやさんを囲む集い」で参院選に臨む決意を語りました。昼休みを利用して開かれた集いには、北海道機関紙印刷所の労働者ら30人が集まりました。
はたやま候補は菅内閣の発足について、「首相が代わっても、基地問題や政治とカネの問題で国民を裏切り続けた反省がなければ、何も解決しません」と強調。普天間基地問題では、矢臼別演習場の実弾演習を視察した時の様子を紹介しながら、「日米合意は自民・公明党時代の案にもどり、なおかつ全国に痛みを振りまくひどい内容です」と指摘しました。
暮らしの問題で、はたやま候補は「菅内閣の発足で消費税の値上げが心配です。庶民増税は景気を悪化させ、国民多数が反対しています。国民の願いを実現する日本共産党にご支援ください」と力を込めました。
参拙者からは「第三極といわれる新党をどう見る」などの質問が次々に出され、はたやま候補は新党について「いずれも自民党から抜け出した党であり、消費税増税と構造改革推進の立場です。実態を伝えていきたい」と答えていました。('10年6月9日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
安心の社会保障に 岡ちはる候補/参院比例2次発表候補者が決意
比例候補となった日本共産党の岡ちはる氏(46)は3日、北海道委員会の青山慶二書記長と共に道庁内で記者会見しました。
岡氏は「切実な声がたくさん寄せられています。北海道の第1次産業を伸ばし、安心できる社会保障制度を実現させたい。道民の声が届く政治をめざして全力を挙げます」と力を込めました。
青山氏は「国民の願いに応えるために、アメリカにも財界にもはっきりものが言える日本共産党を伸ばしてほしい」と強調しました。('10年6月4日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
米国に物言う党伸ばして/北海道青年大作戦/はたやま候補訴え
「日本を守ることとは関係ない米軍にはお引き取り願おうではありませんか」−。18日から続いている北海道の「青年大作戦2010」(日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク北海道主催)のキャンペーンカーは、小樽、函館、室蘭、苫小牧を回り、28日夜に再度、札幌入りしました。29日には札幌ドーム付近での宣伝に、はたやま和也参院道選挙区候補が駆けつけ、普天間基地問題、若者の雇用や学費、子育ての問題を訴えました。宣伝には党札幌豊平区後援会も合流。道路沿いにプラスターを掲げてずらっと並び、プロ野球観戦に訪れた多くの市民の注目を集めました。
はたやま候補は、沖縄の米軍は、イラク戦争などに出向いている侵略力であり、兵士によって女性や子どもが殺りくされている、と告発。「沖縄の『痛み』は分かち合うものではなく、取り除くものです」と強調し、「アメリカにきちんとものが言える日本共産党を参院選でのばしてください」と訴えました。
「しんぶん赤旗」5月号外を受け取った女性(43)=札幌市=は、鳩山政権が普天間基地を辺野古に「移設」する方針を決めたことについて、「問題外です。国民に背をむけてどうするのか」と厳しい表情で話しました。
青年・学生キャンペーンカーは、31日に北海道を離れます。('10年5月30日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
使い捨て労働なくせ/札幌圏一斉ターミナル宣伝/党道労働者後援会が15カ所で
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日本共産党全道労働者後援会は27日早朝、札幌圏いっせいターミナル宣伝を行いました。
後援会員らが「使い捨て労働をなくし、ルールある経済社会の実現へ、参院選で日本共産党を大きくしてください」と訴えました。
札幌市では、冷たい雨が降るなか、大通駅、JR札幌駅、JR苗穂駅など15カ所で約40人が参加、「人間らしく働けるルールを」などのプラスターを掲げ、「しんぶん赤旗」5月号外を配りました。
大通駅では、地下道をのぼる通勤者に、国会での労働者派遣法「改正」審議の再開や、日本共産党の修正案提出などを伝え、抜け穴だらけの派遣法「改正」でなく、製造業派遣はどんな形でも禁止にすること、派遣が認められる専門業務を規制して「派遣労働者保護法」にすることなどを訴え、「働く人のモノ扱いをなくそう」「正社員が当たり前の社会にしよう」と呼びかけました。
全道労働者後援会は参院選までの間、毎週火曜日と木曜日に、職場門前やターミナルでの宣伝を行うことにしています。6月10日に志位和夫委員長を迎えて札幌市の月寒ドームで開かれる党演説会へのお誘い活動も全力ですすめています。
郵政後援会は臨時電話を設置し、29日に決起集会を予定するなど、各後援会の取り組みもすすんでいます。('10年5月28日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
憲法改悪・増税と対決/釧路と根室で党演説会/大門参院議員が訴え
日本共産党釧根地区委員会は16日、釧路市と根室市で演説会を開催、大門みきし参院議員・比例候補と、はたやま和也道選挙区候補が参院選での躍進を訴えました。
両市の演説会とも満席になり、釧路市では急ぎ用意したイスも埋まり、立ち見が出るほど。
はたやま候補「参院選勝利を」
はたやま候補は、参院選勝利のために「一分一秒を惜しんで、みなさんのところへ駆け付けたい思いで来ました」と強調しました。実態を踏まえた農林水産業の振興と、国際社会が納得する道理ある主張で「北方領土」問題の解決をはかることが重要だとのべました。
大門議員は、国会前で連日、怒りの抗議行動が起きていると紹介。「憲法改悪、消費税増税も争点の一つになります。全体として本当の対立軸に向かって激動する情勢です」とのべ、憲法を生かし、雇用と社会保障で「ルールある経済社会」をめざす党の改革提案を主張。そのために、「強く大きな党づくりにも大きなご支援を」と参加者に訴えました。釧路市の女性(66)は「ぱりっとした話が聞きたい」と義姉(68)とともに党の演説会に初参加。「(民主党には)期待していたのに腹が立って。消費税を上げるとか、みんなぎりぎりでやっているのに庶民の苦労を知らないよ。共産党は庶民派だと思う」と語っていました。('10年5月20日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
暮らし優先 世界の流れ/大門、はたやま氏訴え/登別、室蘭、伊達で
日本共産党の大門みきし参院議員(比例候補)、はたやま和也参院遣選挙区候補は15日、北海道の登別市、室蘭市、伊達市の3会場で開かれた演説会で、参院選の必勝を訴えました。
大門氏は米オバマ政権の政策を示し、「『暮らしの財源は、軍事費削減と大企業や大金持ちから』という日本共産党の主張は世界の流れ」と語りました。
「憲法改悪や消費税増税では民主党も自民党も新党も同じ考え」と説明した大門氏。「国民の過半数が賛同する『憲法改悪反対』『消費税増税反対』を掲げる日本共産党こそ、今度の選挙で伸びなければなりません」と訴えました。
はたやま候補は、「『平和な社会の実現』が私の原点」と強調。「平和のたたかいの伝統を持つ北海道で、その魂を受け継ぐ候補は私。ぜひ参議院に送ってください」と力を込めました。
「巨額の借金で国が破たんするのでは」という参加者からの質問に、大門氏は「借金と税収だけでなく、国の資産も含めて財政全体を考えるべきです。『このままでは破たんするから消費税増税が必要』という議論に乗せられてはいけません」と話しました。
室蘭市の女性(67)は「今日の話を周りの人に伝えます。共産党に絶対伸びてほしい」と話していました。('10年5月18日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
参院選勝利必ず/大門議員、はたやま候補訴え/札幌市中央区
札幌市中央区で9日、日本共産党演説会が行われ、大門みきし参院議員、はたやま和也参院選挙区候補らが「7月の参院選で、日本共産党の勝利を必ず」と訴えました。
大門議員は、「民主党政権に代わったが、連日、官庁の前で抗議や座り込みなどが続き、まるで自公政権の末期のような状態」と切り出し、普天間基地の沖縄県内移設など、国民の期待を裏切る政治の大本には対米従属、大企業・財界の横暴な支配の「二つの異常な政治」があるからとのべ、「後期高齢者医療制度も、もともと経団連がいいだしたものであり、社会福祉への大企業の負担を下げるためだった」と指摘しました。
大門議員は、NTT東日本−北海道の契約社員の派遣会社への転籍強要を許さないたたかいを紹介。「ここ中央区から始まったNTTのたたかいが、日本郵政の契約社員10万人の正社員化へとつながった。政治を一歩でも前へということを実現できました」と強調しました。
はたやま候補は、「参院選挙で、多喜二以来の、北海道の反戦・平和のたたかいの伝統を引き継ぐ日本共産党の私、はたやま和也をぜひ」と訴えました。
小形かおり前市議は、保育の問題、市電の延伸を求める運動に触れ、「市民の要求実現へ参院選勝利と合わせて来年の札幌市議選での勝利を」と訴えました。('10年5月15日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
2010参院選<政治を前に>道選挙区(定数2) はたやま和也候補(38)新/現場訪れ対話重ねて
「定食屋の長男坊として育ちました。庶民の声を届ける政治家として頑張りたい。みなさんの代表として参議院に押し上げてほしい」 22日、道端に雪が残る北海道滝川市での街頭演説の冒頭、はたやま候補は聴衆に訴えかけました。
分刻みのスケジュールで道内を駆けまわり、支持を広げます。この日、滝川・赤平・芦別の3市を訪れました。
「どの街でも安心して働き、暮らせるルールをつくります」
赤平市では、演説が始まるやいなや、そば屋の店主(58)が飛び出してきました。
「(売り上げは)よくないよ」と渋い表情。「共産党には頑張ってほしい」と期待を語り、はたやま候補の手を握りました。
自民党の支持基盤とされていた団体にも、経済危機から暮らしを守る「5つの提言」を片手に飛び込みます。
滝川商工会議所では専務理事が応対。国が廃止を決めている中空知地域職業訓練センターについて、「技術者の養成機関がなくなるのは本当に困る」と憤ります。
道内すべての地域職業訓練センターを訪れ、現場の声をもとに、厚労省に廃止撤回を迫った、はたやま候補。「地域産業の人材を輩出し、街づくりの役割を果たしている。厚労省も政府・与党も理解していない」と力説しました。
各地で「共産党の演説会に初めて参加する」という人が増えています。「わかりやすい」と評判で、入党者も相次いでいます。
「先日も『これまで自民党に入れてきた』という人が3回も握手を求めてきました」と話す、はたやま候補。
「働く人びとが報われる社会へ。いまこそ党をのばさなければ」(’10年4月29日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
国政ただす 今度は共産党/道内各地で演説会/大門参議、はたやま候補訴え
日本共産党の大門みきし参院議員と、はたやま和也参院北海道選挙区候補は24日に小樽市と余市町で、25日に札幌市厚別区、白石区、岩見沢市の演説会場で日本共産党への支持を訴えました。
小樽市の演説会では、会場の小樽マリンホールが参加者でいっぱいになりました。
大門氏は「大企業本位、アメリカ言いなりの二つの異常から抜け出せない民主党に、国民の怒りが押し寄せています」「新党が第3極をめざすと言っていますが、そもそも自民と民主は消費税増税、憲法改悪で一つの極。対極にあるのは多くの国民の願いであり、政党では日本共産党です」と指摘して支持を訴えました。
「毎年、米軍艦船が来る小樽港を軍港にさせてはいけません」と強調した、はたやま氏は「沖縄と結んで平和の声を上げましょう。大門議員と私を国会へ送ってください」と訴えました。
NPT(核不拡散条約)再検討会議の成功をめざすニューヨーク行動に道代表団長として参加する花岡ユリ子道議が「平和の願い実現に全力を挙げます」と決意を述べました。
余市町中央公民館の演説会では「ルールある経済社会の実現」を訴える大門、はたやま両氏に大きな拍手が起きました。
「初めて共産党の演説会に参加した」という中野武夫さん(73)と妻(71)=余市町=が「衆院選では民主党に入れてみたけど期待外れ」「私たちの味方になってくれそう。今度は共産党です」と話していました。
5人が入党決意
札幌市厚別区の厚別区民センターでは、日本共産党の演説会に初めて参加する人が多く、ユーモアを交えた大門議員の講演に、笑いと拍手が絶えませんでした。同会場で3人が入党しました。
「一貫して筋が通っているのは共産党。もっと大きくなってほしい」と言っていた男性(67)。「私が入って迷惑になりませんか」と入党をためらっていましたが、党札幌白石・厚別地区の勤務員が「(社会を良くする)綱引きの網に手を添えるだけでもいいんですよ」と話すと、入党を申し込みました。
札幌市白石区民センターの演説会でも、これまで入党を断っていた40代男性と62歳の女性が入党しました。(’10年4月27日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
住民の利益守る/道議・小樽市議選 党5氏発表
北海道の小樽地区委員会と小樽市議団(5人)は23日、小樽市で記者会見し、来年4月予定のいっせい地方選挙に立候補する道議選小樽市選挙区(定数3)と小樽市議選(定数28)の候補を発表しました。
道議選候補は花岡ユリ子氏(55)=現=、市議選候補は北野義紀(70)=現=、新谷(あらや)とし(62)=現=、菊地葉子(58)=現=、中島麗子(60)=現=、川畑正美(63)=新=の5氏です。古沢勝則氏は今期で勇退します。
花岡道議は「高橋知事と道民の要求には落差があり、議会で追及し、道民との共同で一定の改善をさせてきました。私自身勝ち抜くとともに、4人以上の当選で会派をつくり、働く人びとの権利を守るために頑張りたい」と決意を述べました。
北洋銀行に長く勤め、党小樽市政策委員長の川畑氏は「45年の労働組合活動の経験を生かして、小樽の政治革新に取り組みたい」と語りました。
千葉隆地区委員長は「党市議団は、市民の要求にこたえる積極的論戦をすすめ、市政を動かしてきました。また市民の願いに反する問題点を指摘する唯一の党として、役割が大きくなっています。参院選とともに、必ず勝利したい」と話しています。(’10年4月25日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
働く若者 応援ともに/道青協懇談会に宮内聡氏出席
日本青年団協議会に加盟する北海道青年団体協議会(道青協)がこのはど、札幌市の北海道青年会館で「道青協春季懇談会」を開催し、日本共産党から宮内聡国会議員団道事務所長(党道青年・学生部長)らが出席しました。
道青協に加盟する青年団などの関係者をはじめ、民主党、自民党、公明党、新党大地の各政党代表も出席しました。道青協によると、政党との懇談会は初めてです。
各政党のスピーチリレーで宮内氏があいさつ。宮内氏は、第1次産業で働く若者を応援するために、農産物の価格保障が重要だと述べるとともに、非正規で働く若者が増えている問題について「労働者派遣法の改悪など、政治の責任です」と強調。大企業に内部留保を還元させ、社会的責任を果たさせることが重要だと指摘し、「力をあわせて北海道をよくしていきたい」と連帯を表明しました。
道青協の千葉浩行副会長は「私たちも努力しなければなりませんが、景気をよくしてもらい、若者が働ける場をつくってほしい」と政治への期待を語っていました。('10年4月15日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
再生産できる農業予算に/はたやま候補、紙議員訴え/JA関係者、他会派議員も/滝川党演説会
日本共産党北空知留萌地区委員会は10日、滝川市で演説会を開き、紙智子参院議員、はたやま和也参院選挙区候補が訴えました。近隣市町からJAや共済組合、職業訓練センター関係者、他会派・無所属の議員らも参加。初参加の人が多く、受付に名刺を置いていく人も見られるなど意気高い演説会になりました。
紙議員は、農業と食糧の問題で、自公政権の10年間で農林水産予算が1兆円も削られており、「増額して再生産ができるような対策こそが必要です」とし、「日本共産党と国民の皆さんが共同して頑張っていくしか道はありません」と述べると、共感の拍手が会場を包みました。
はたやま候補は「正社員が当たり前の、安心して働ける日本と北海道をつくりたい」と雇用の問題や、グループホーム火災で亡くなったお年寄りのことに触れ、「くらしの安心を実現する共産党を強く大きくしてください」と訴えました。
久しぶりに共産党の演説会に参加したという70代の女性は「やぁ−いい演説会だった。元気がでたよ」と語っていました。('10年4月14日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
参院選へ党大きく/小樽で女性後援会総会/はたやま選挙区候補あいさつ
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小樽市の日本共産党小樽女性後援会は3日、2010年度の総会を開き、90人が参加しました。
はたやま和也参院選挙区候補があいさつで、「今度の参院選は、自公政権を退場させたもとで、政治をどう前に進めるかが問われる選挙」と訴えました。
はたやま候補は、「この間、国会で大門みきし参院議員が雇用や仕事の問題を取り上げてきました。NTT東日本-北海道の契約社員の派遣社員への転籍強要の問題でも、女性社員が『おかしい』と勇気を持って声をあげたことを取り上げて改善させたり、郵政の非正規社員を10万人規模で正社員にさせたりと、大門議員の議席は、国会になくてはならない議席です。5人の比例候補と東京選挙区の小池さん、北海道選挙区では私、はたやまと、参院選での日本共産党勝利へ頑張りましょう」と呼びかけました。
花岡ユリ子道議、千葉隆地区委員長があいさつ、谷岡トリオ、ユリ子合唱団の歌が披露されました。
後援会総会は、「今年も学習で力をつけ、宣伝で党の風を吹かせ、選挙勝利にむけ頑張っていく」ことを確認しました。('10年4月8日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
菊池、熊谷の2氏当選 現有を維持/北見市議選
定数6減、新人多数立候補による多数激戦となった北海道北見市議選が28日投開票され、日本共産党の菊池豪一、熊谷裕両候補は、それぞれ22位、21位で当選し、現有議席を確保しました。
午後11時ごろに当選が決まると、それぞれの選挙事務所に集まっていた後援会員や支持者から、歓声が上がりました。
両候補は、選挙直前に全会一致で採択された住宅リフォーム助成制度など、党市議団が市民要求実現にかけがえのない役割を果たしてきたことを訴え、「新しい議会では、子どもの医療費無料化を小学校卒業まで拡大する」「若者の雇用づくり、高すぎる国保科の引き下げなどに取り組んでいきたい」と訴えました。
両議員は翌29日、さっそく街頭に立ち、新しい議会に向けての決意などを訴えました。(’10年3月31日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
国保税下げ ぜひ/枝幸町議選 野口氏第一声
北海道枝幸(えさし)・町議選(定数14、8減)が30日に告示され、日本共産党の野口良子候補(68)=現=が第一声をあげました。
野口候補は、議会でただ1人の女性議員として6期23年間、「いつも身近な相談相手」をモットーに、高齢者や障害者など弱者の声を町政に生かしてきたと述べ、「国保税引き下げや、子ども・お年寄りの医療費無料化を」と訴えました。(’10年3月31日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
党伸ばし政治を前に/はたやま選挙区候補キャラバン札幌/内部留保還元 正社員当たり前の社会へ
「みなさんの大きなご支援を、建設的野党・日本共産党と、はたやま和也にお寄せください」−。歯切れのよい女性アナウンサーの声が札幌の街に響きます。はたやま和也参院北海道選挙区候補は17日、札幌市中央区で宣伝キャラバンを行い、山鼻地域を中心に、午前中だけで6カ所、街頭から訴えました。
はたやま氏は、アメリカいいなり政治、大企業中心の政治の「二つの異常」をただすことができない民主党の問題を指摘。核密約を認めない姿勢を批判するとともに、「10年前と比べて1・5倍にも増やしている大企業の内部留保を還元させて、非正規ではなく、正社員があたりまえの社会にしよう」と力を込めました。
はたやま氏は、参院選は、変わりはじめた政治を前へすすめるか、後ろに下げるのか問われているとのべ、「政治を変えるのは国民の力です。日本共産党を大きくして、政治を前へ動かしましょう」と訴えました。
タクシー運転手がクラクションを鳴らし手を振るなど、市民からの激励もありました。
帰宅する途中の小学生と中学生の子を持つ女性(38)は、「子ども手当もいいけれど、それより子どもたちの就職が心配です。就職できなければ、親の負担が大きいですから」と話していました。
アナウンサーを務めた新婦人内後援会員の女性(52)は、「まだまだ共産党のことが知られていないので、わかりやすく政策を伝えられるように頑張ります」と気を引き締めていました。
小形かおり札幌市議候補が司会を務めました。(’10年3月18日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
はたやま参院北海道選挙区候補/政治革新へ共産党大きく/日高地域3会場で訴え
日本共産党の、はたやま和也参院北海道選挙区候補は6日、北海道日高町と新ひだか町の三つの会場で演説しました。参加者は相づちを打ち、涙を流して聞き入る姿もありました。
はたやま氏は、民主党の「政治とカネ」の問題を述べ、自民党も自らへの影響を恐れてまともに追及できないと指摘。「企業・団体献金も政党助成金も受け取っていないからこそ、日本共産党は追及できる」と力を込めました。
沖縄・普天間基地問題にふれたはたやま氏は、民主党が日米軍事同盟にしばられ、「『沖縄の声』をアメリカに届けることすらできてない」と告発。「基地のない日本を」と呼びかけました。
民主党が大企業優先の政治を続けている問題を指摘するとともに、NTT東日本−北海道が、契約社員を解雇・派遣化する問題で、希望する契約社員は引き続き働けるようになったことを報告。「日本共産党は、くらしでも平和でも、政府が担うべき仕事をしている」と述べ、参院選と地方選での日本共産党の勝利を訴えました。
旧門別町で副議長を務めた日高町の男性(79)は「アメリカばかり見ていないで、対等につきあえるようにしないといけない」と話していました。
日高町は4月4日投票で、きくち日出夫、もとみや幹夫両氏、新ひだか町は4月18日投票で、川合清、こん茂両氏が町議選を激しくたたかっています。(’10年3月10日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
雇用支援の充実ぜひ/北見市議選21日告示 2氏が全力
21日告示、28日投票で行われる北海道北見市議選(定数30、6減)では、日本共産党の菊池ごういち(54)=現=、くまがい裕(55)=現=両候補に「住宅リフォーム助成制度実現で力を発揮した」と共感が広がっています。
北見市は2006年に旧北見市と留辺蘂(るべしべ)、端野(たんの)、常呂(ところ)の各町が合併し、前回選挙は旧市町ごとの選挙区で行われました。全市が1選挙区となる今回は、定数6減の中で13人以上の新人が立候補の準備を進めるなど、多数激戦の様相です。
菊池、くまがい両候補は、若者を採用した地元企業に助成する新制度を提案し、政府が廃止しようとしている北見職業訓練センターの存続、小学校卒業までの医療費無料化、市民合意による市庁舎移転問題の解決を訴えています。
党と後援会は「参院選勝利と結び付けて激戦を勝ち抜こう」と連日奮闘しています。(’10年3月10日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
参院選、北見市議選勝利/党伸ばし安心社会に/大門参院議員迎え党演説会
日本共産党の大門みきし参院議員は2月28日、北見市の演説会で、7月の参院選と21日告示(28日投票)の北見市議選の必勝を訴えました。
会場の北見芸術文化ホールには、いっぱいの参加者が詰めかけ、大門氏らの訴えに声援を送りました。
大門氏は、日本共産党が出番の新しい政治状況をわかりやすく説明し、「民主党には大企業中心政治のゆがみにメスを入れることはできません。政治を前に動かすのは日本共産党です」と強調して支援を呼び掛けました。
大門氏から「議会で抜群の働き」と紹介された、北見市議選(定数30、6減)の菊池ごういち(54)=現=、くまがい裕(55)=現=両候補は、1市3町合併後はじめての合区選挙を勝ち抜く決意を語りました。
職場の仲間と一緒に参加した北見市東相内(ひがしあいのない)の女性(60)は「共産党はいいことをたくさんやっているので、実績を大いにアピールしてほしい。民主党政権はもたもたしているから、共産党が伸びて政治を変えてほしい」と話していました。
演説会終了後、医療機関に勤める男性(27)が「患者さんやお年寄りが安心して医療を受け、生活できる社会にするために共産党に入ってがんばりたい」と大門氏に決意を語り、入党を申し込みました。('10年3月2日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
北海道労働者党後援会集い/大門参院議員、はたやま参院候補が訴え
「情勢を前に動かすのは労働者と国民の運動であり力だ」−。北海道労働者日本共産党後援会は26日夜、「2・26労働者の集い」を開きました。
大門みきし参院議員、はたやま和也参院選挙区候補が出席。参院選での日本共産党勝利へ約150人が奮闘を誓い合いました。
<NTT告発、運動全国に>
各職場後援会から決意が表明され、契約社員700人の転籍強要とたたかっているNTT労働者後援会からは、「派遣に応じなければ解雇だと迫る会社に、『それは違法だ』とたった1人で立ち上がって、それが大門さんの国会質問になりました。いま全国に(運動が)広がっている」と確信に満ちた発言がありました。
<輸送の安心、土台できた>
全通ハイタク労働者後援会は、「タクシー規制強化へ法案が通過しました。札幌でも法人5500台のうち、1700台を減車。やっと輸送の安心をつくる土台ができました。共産党がつくってくれたこの特措法。参院選で一人でも多くの党国会議員を」と力を込めました。
<時給1000円で未来開こう>
スクラム後援会の青年は「僕たち時給は678円。早く700円、800円、1000円にならないと未来がない。多喜二のことがNHKで放映されましたが、やっぱり共産党は70年、80年ぶれていない。労働者のために命がけでたたかった大先輩がいたこの党を、絶対に伸ばさなくては自分たちの明日はないし希望はないと力強く訴えたい」と呼びかけました。
はたやま和也参院選挙区候補は「道内を4カ月回って、どこでも仕事がないということにつきます。そんななかで、民主党は昨年末突然、地域職業訓練センターを廃止すると決めた。仕事がないというこの時期に、国は職業訓練の責任を投げ捨てるのは一体何事かと怒りの声が上がっています。地域づくり、人づくりを中心となってやってきたこのセンターを守らなければいけない」と訴えました。
大門みきし参院議員は、NTT問題で前進があったことを報告したうえで、「これから本格的なたたかいになります。声を上げた女性は本当に勇気がありますが、支えたのは組合、共産党員。そこに組合があったから、そこに共産党員がいたから、たたかってこそ道が開けた。労働者の中に強い共産党をつくるということが、まさに労働者を助けていくことになる」と強調しました。
集いは「参議院選挙勝利へ、後援会の確立・強化を進め、全有権者過半数対話に足を踏み出そう」とのアピールを拍手で確認しました。('10年2月28日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
参院選勝利へつどい/旭川 はたやま参院道選挙区候補が決意
日本共産党旭川地区委員会と旭川市後援会は26日、市内で2010年「新春のつどい」を開催しました。
朝から猛吹雪の悪天候のなか、子ども連れで参加した人など114人が参加し、料理に舌づつみを打ちながら参院選での健闘を誓い、交流しました。
主催者を代表してあいさつした武藤孝司地区委員長は「名護市長選の勝利を力に、旧来の政治の『二つの異常』をただし、党綱領が示す『国民が主人公』の新しい日本への改革をめざしましょう」と訴えました。
来賓で参加した高瀬善朗旭川副市長は「共産党の市議さんの論戦力には常日ごろから感心しています。ヒブワクチンは市で助成にむけて検討中です」とあいさつしました。
はたやま和也参院道選挙区候補は「3年前に1歳だった娘は4歳になり、家の中でも『日本共産党をよろしく』と比例を軸に訴えています。参院選での大門みきし議員の再選と北海道での議席獲得のために全力をあげます」と笑いをさそいながら参院選勝利にむけた決意をのべました。('10年1月29日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
国政に真の変化を/全道自治体労働者後援会が集会/参院選勝利へ はたやま候補訴え
全通自治体労働者日本共産党後援会は22日夜、札幌市内で、参院選勝利をめざす学習決起集会を開催、札幌をはじめ旭川、函館、北見などから自治体労働者らがかけつけました。
斉藤修会長は「半年後となった参院選を、本格的な前進、躍進に転じる選挙とするため力をつくそう」とあいさつ。全国自治体労働者後援会の山口毅副会長は、対話を旺盛にすすめるため全国後援会のビラを作成することを紹介し、「北海道も全国と連帯し意気高くたたかおう」と呼びかけました。
はたやま和也参院道選挙区候補は「政権交代後の新しい変化を実感してきました」と第25回党大会に参加しての感想をのべ、「前向きの変化を真の変化とするため、選挙戦では共産党の存在意義と果たしている役割を語り、比例5議席確保と選挙区での議席獲得のため、他候補に負けない元気さでがんばりたい」と決意表明しました。
党道委員会の小村貞三労働部長は、昨年の総選挙後の情勢の特徴を報告し、党大会決議に沿って、道として参院選をたたかう方針を説明しました。
活動方針を提案した東原勉事務局長は、前回選時比の2倍の対話と5割増の支持拡大をすすめることを提起、「各後援会で目標を決め、党を大いに語り支持を広げよう」と訴えました。
オホーツク地域、札幌市役所、道庁の各後援会から活動報告と決意表明があり、参院選での躍進のため全力をあげようと確認しあいました。('10年1月24日付「しんぶん赤旗」掲載記事より)
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