国際自民議員団、鬱陵島訪問計画 韓国に上陸阻止論 マスコミや政治主導で興奮+(1/2ページ)(2011.7.20 01:25

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自民議員団、鬱陵島訪問計画 韓国に上陸阻止論 マスコミや政治主導で興奮

2011.7.20 01:25 (1/2ページ)

 【ソウル=黒田勝弘】領土問題関連の自民党議員団が来月初め、竹島(韓国名・独島)に近い韓国の鬱陵(ウルルン)島を訪問する計画を明らかにしたのに対して、韓国では「上陸阻止」論などマスコミや政治主導でまた世論がわいている。

 特に強硬論を主張しているのは李明博大統領の側近の1人である閣僚の李在五・特任相(無任所相)。インターネットを通じ「独島を日本領と主張するための訪問なら韓国領土に対する主権侵害であり、絶対に許せない。あらゆる組織を動員し国民の名で鬱陵島上陸を阻止する」と“扇動”している。

 国会の「独島領土守護特別対策委員会」も“対抗措置”として8月12日、わざわざ竹島に出かけて委員会を開くと発表した。

 この委員会の姜昌一委員長は先ごろ、ロシア側から日本の北方領土の国後島を訪れ物議をかもした人物。島での委員会には関係閣僚も出席するという。

 鬱陵島は竹島から約90キロの距離にあり、近年“独島観光”を売りに観光客が多い。自民党議員団の鬱陵島訪問は島にある「独島博物館」の視察が主な目的だが、韓国側がこれを“阻止”する法的根拠はどこにもない。

 逆に日本では毎年、韓国の反日団体が「竹島の日」に島根県を訪れ、県庁前で日本糾弾の抗議デモを堂々とやっている。

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