東日本大震災:東北の高速道1541キロ無料化スタート

2011年6月20日 0時36分 更新:6月20日 2時22分

仙台東インターチェンジ料金所を通過する車両※一部画像処理しています=宮城県仙台市で2011年6月20日午前0時15分、尾籠章裕撮影
仙台東インターチェンジ料金所を通過する車両※一部画像処理しています=宮城県仙台市で2011年6月20日午前0時15分、尾籠章裕撮影

 東日本大震災の被災地支援のため、東北地方の高速道路無料化が20日午前0時に始まった。被災者や原発事故の避難者が乗る全車種と、復興物資などを運べる中型車以上のトラック、バスが対象。実施路線は白河インターチェンジ(福島県)以北の東北道など20路線の計1541キロ。

 一方、09年3月から行われてきた高速料金「休日上限1000円」と10年6月から実施していた高速無料化社会実験(全国37路線50区間)は19日で終了。最終日は一部で駆け込み利用が見られ、日本道路交通情報センターによると、中央道の小仏トンネル付近上り線で、夕方から午後10時ごろにかけて、約20キロの渋滞が続き、「通常の休日より渋滞の時間がやや長かった」という。【三島健二】

top
文字サイズ変更
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
この記事を印刷

PR情報

スポンサーサイト検索

アーカイブ一覧

 

おすすめ情報