7月9日放送 16:30 - 17:20 NHK総合NHKスペシャル 第2回 広がる放射能汚染 東京都立産業技術研究センターの放射線測定所で、空気中の放射線量がいきなり上昇して、セシウム137が大量に検出された。放射線量が上昇した日は、福島第一原発2号機で原子炉格納容器の一部が破損した日だった。 |
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他にもこんな番組で紹介されています…
- 8月15日放送 9:55 - 11:30 フジテレビ知りたがり!イチバン知りたがり!
- 京都の五山送り火での岩手・陸前高田市の薪を使用を巡る二転三転の経緯をスタジオで説明。放射性物質を取り除く除染について特集。
福島第一原発の事故で放出された放射性物質は77京ベクレルで、避難区域を解除するためには除染が第一条件となる。中でもセシウムは飛散しやすく、半減期が長い。セシウム137の降下量の推移を表示。
除染ではセシウムを消すことはできず、生活空間から除去して保管までを考える必要があると解説。除染の現状として、ガレキの焼却処理により放射能をおびた焼却灰が発生しているという問題がある。
不燃のガレキや家屋、道路の洗浄後には、流れた先に放射能をおびた汚泥がたまってしまう。また、学校などのグラウンドでは表土を削って埋めるという除染作業が行われているが、汚染土の体積は減っていない。
セシウムと土は電気的に結合する性質があるため、水で洗い流すなどの処置は有効ではない。このため、除染に高分子ポリマーを使用する新たな試みが実証実験中の段階だと説明。一方、汚泥や焼却灰には凝集沈降剤の使用が試みられている。
スタジオで、凝集沈降剤の実験。ペットボトルに入れた泥水に加えて振ると、泥がボトルの底に沈殿し、元に戻らない。凝集沈降剤がセシウムの代わりに泥と結びつき、汚泥や焼却灰の除染に有効と説明。 - 7月31日放送 22:00 - 23:15 フジテレビMr.サンデー(ニュース)
- ナリカでは、放射線の飛跡を見るための霧箱を開発した。流山市では、市の職員が公園などで放射線量を計測していた。
東京・日本橋は、微量な放射性物質を含む花こう岩で作られている。秋田県の玉川温泉は、放射性物質を含む岩盤が点在していて、多くの湯治客が訪れている。WHOは、低放射線量でも発がんする可能性を指摘していて、放射線治療について否定的な見方をしている。
上空1万2千メートルの航空機内で放射線量を計測したところ、地上の約15倍の放射能が検出された。イタリア・ローマで、真実の口などの観光地で放射線量を計測したところ、花崗岩を使った石畳が多いため通常より高い値が計測された。
自然放射線量が世界一といわれているブラジルのリゾート地ガラバリで放射線量を計測したところ、日本の目安の約150倍もの放射線が計測された。
かつて多くの国が核実験を行っていた時代には、日本にも放射性物質が降下していた。
核実験がピークとなった年に日本分析センターに残されている記録では、セシウム137の降下量が現在の約1万倍となっていた。
国際放射線防護委員会の勧告による放射線量の国際基準に、日本政府もしたがっている。国際放射線防護委員会で国際基準を決めたメンバーにインタビューしたところ、日本政府が採用した基準は厳しいと述べた。 - 7月30日放送 17:30 - 18:00 フジテレビFNNスーパーニュースWEEKEND(ニュース)
- 福島第一原発1号機の原子炉格納容器の空気を採取した結果、想定よりも大幅に少ない約20ベクレルのセシウムを検出。東京電力は大半のセシウムが注入された冷却水に溶けているとみて分析している。
- 7月29日放送 13:55 - 15:50 日本テレビ情報ライブ ミヤネ屋“高レベル放射性廃棄物” 危険性は?処理方法は?
- 原発から生まれ続ける放射性廃棄物をめぐり、放射能からの安全確保を題材とした映画「100,000年後の安全」が公開された。
放射性廃棄物について解説。低レベルと高レベルのものに分類され、高レベルは主に使用済みの核燃料。ヨウ素131など各放射性物質の半減期を紹介し、全ての放射性レベルが生物に無害になるのは約10万年後だと説明した。
放射性廃棄物の100%安全な処分方法はなく、宇宙や海底での処分などが考えられているが、いずれも漏れ出す危険性が考えられる。今のところ最も信頼性と実現性が高いとされているのは地層処分で、フィンランド・オルキルオトには処分場「オンカロ」が建設されている。オンカロは映画「100,000年後の安全」でも取り上げられ、放射性廃棄物が無害になるまでをドキュメントで追っている。
映画「100,000年後の安全」について、単純に告発ということだけでなく造形の美しさも感じるとトーク。「オンカロ」についての詳細を紹介し、構造を解説した。
藤村幸司は約10万年はネアンデルタール人がいた時代だと話し、ネアンデルタール人が現代にメッセージを残すようなものだと例えた。 - 7月21日放送 5:25 - 8:00 フジテレビめざましテレビMEZAMASHI SEVEN NEWS
- 高濃度の放射性セシウムを含んだ稲わらを食べた牛が流通している問題で、これまでに出荷された肉牛の数が1400頭以上に昇ることが分かった。また宮城県でも原発事故後に収穫した稲わらを食べた肉牛200頭が出荷されたのが分かった。畜産農家はいち早く補償・賠償をしてほしいとの声が挙がった。
福島県内の精肉店にも影響が出ている。需要が高いこの時期でも売れ行きは去年の半分になっている。
スタジオで福島県産肉牛の出荷停止の影響をと解除の条件をまとめた。仮に出荷が認められても、畜産農家は出荷が過ぎると肉の質が落ちて価格が下がる可能性があることを話した。政治家官房長官は、福島県の畜産農家への適切な賠償に万全を期すとしている。