未だ、東京電力福島第一原発災害は収束しておらず、日々東日本の国土および海洋は高濃度の放射性物質に汚染され続けている。東日本全体に広がる内部被曝の現実(千葉県柏市にて子供の尿から放射性セシウムが検出される) に続き、埼玉県川口市のお子さんの尿からも放射性セシウムが検出されたようだ。この親御さんも最大限の防御をしていたようだが、地産地消、被災地応援の名の下に、摂取を強要される学校給食や呼吸等の経路によって、否応なく内部被曝させられてしまったのかもしれない。人工的に作られる(ウランの核分裂により生ずる)セシウム137は、半減期30.07年の放射性同位体である。 2011年7月28日時点で農林水産省が発表した水産物に含まれる放射性物質調査の結果によれば、東日本(福島、茨城、千葉、神奈川)で水揚げされる水産物はほぼ完全に放射性物質によって汚染されていることが明らかになっている。そして、基準値以下の汚染状況にある農水産物は広く市場に流通していると考えられる。 各都道府県等における水産物放射性物質調査結果(時系列版) 東日本に居住する人々は内部被曝のリスクから逃れることはできないし、いくら放射能防御に気をつけていてもあらゆる経路から内部被曝せざるを得ないというのが現実である。間違いなく、東京都に住む私たちの尿からも放射性セシウムが検出されるだろう。 あっぷるさんのつぶやきより。 以下、2011年7月28日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に投稿された質問に対し、小出博士が返答している。
その他関東各地の子供の尿からも放射性セシウムが続々と検出されはじめている。いずれも放射能防御に対する意識の高い親御さんであるが、そのような方のお子さんですら、否応なく内部被曝させられている現実を重く受け止めなければならない。 茨城県守谷市の5歳児の尿からもセシウムを検出 セシウム134 0.59 Bq/kg セシウム137 0.71 Bq/kg 合算すると1.3 Bq/kg 東京都江東区の子供の尿からもセシウムを検出 セシウム137 0.18 Bq/kg 千葉県船橋市の8歳児の尿からもセシウムを検出 セシウム137 0.34 Bq/kg
東日本で生活している多くの人が内部被曝を甘受せざるを得ない環境に置かれている。東日本では妊婦や子供ばかりでなく、それ以外の人々も生活できないレベルにまで汚染が進行していくだろう。 Internal exposure that extends to East-Japan. Radioactive cesium is detected from child's urine. Cs-137 0.41 Bq/litre at Saitama prefecture Kawaguchi city, Cs-134 0.59 Bq/litre Cs-137 0.71 Bq/litre at Ibaragi prefecture Moriya city, Cs-137 0.34 Bq/litre at Chiba prefecture Funabashi city, Cs-137 0.18 Bq/litre at Tokyo prefecture Koto division. そして、残念ながら日本ではリスクを産み出し金儲けを行う愚者、リスクを他人に押し付けようとする愚者、リスクがあることすら気づいていない愚者が蔓延っており、事態は日に日に悪化していく一方である。 福島の人々を殺戮する日本政府 Japanese government killing its own people in Fukushima On the 19th of July 2011, people in Fukushima had a meeting with government officals from Tokyo to demand that the government evacuate people promptly in Fukushima and provide financial and logistical support for them. Also, they brought urine of children to the meeting and demanded that the government test it. この動画をみるとこの国の為政者たちの非人道性に戦慄を覚えざるをえない。福島県民に続き、東京を含め次第に首都圏周辺地域の人々も日本政府に殺戮されていくのだろう。 |
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