2011年06月30日 (木)

"子どもの尿に放射性物質"

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福島市の小学生から高校生までの10人の尿から放射性物質が検出されたとして、福島県の市民団体が、30日、東京で記者会見を開き「国や県の責任で、福島の子どもたちを対象に内部被ばくの検査を早急に行うべきだ」と訴えました。一方、放射線影響研究所の長瀧重信元理事長は「この量で健康被害があったという報告はこれまでにない。過度に心配せず、ふだんどおりの生活をしてほしい」と話しています。

投稿者:かぶん | 投稿時間:23:05  | カテゴリ:科学のニュース
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コメント(7)

検査っていうか研究する前に被曝させない為の事をやってくれよ!
子どもたちに配布した線量計だって、その場ですぐに危険かどうか放射線量がわからないやつじゃないか!
モルモットにしたいのが見え見えだ!
この国は酷い国だ!税金取るだけ盗って最後はこれかよ。
福島県民の訴えだけでは政府は聞き入れてくれませんでした…。
かぶん様、どうか報道の力で政府のやってるこの残酷な事を全国に伝えて下さい。
かぶん様、全国の皆様、助けてください!

投稿日時:2011年07月01日 02:15 | 福島県民

福島市在住です。こんな大切なことは、是非ニュースでも言ってください。政府のための放送ではなく、国民のための放送を切に希望します。セシウムが出たということは、子供たちはこれから何十年も内部被ばくし続けるのです。しかも10人すべてから出たのです。今「今後も影響がない」と言われ、もしも何等かの発病がみとめられた場合、きっと国は補償もしないでしょう。「過度な心配」ではありません、心配して当然です。流通を政府が停止しない限り、福島・近隣県産は買わない方がいいでしょう・・・。少なくとも、家での食事では子供を内部被ばくから守れます。いかに内部被ばくを少なくするか、私たち親にしか子供の健康は守れません。

投稿日時:2011年07月01日 06:28 | みかた

子供たちの健康に今後異変が生じるようなことが起これば、
それは安全対策を怠たり、劣化原発を放置し、
なお且つ事故後に適切な避難指示を故意に行わなかった政府と電力会社の責任である。
広島・長崎およびチェルノブイリについての健康被害は、
全てが正確に発表されている訳ではなく、情報が隠蔽されているため参考にはならない。
東日本の国民のこれからの健康状態について「過度に心配せず」などと無責任な発言をして欲しくないものだ。
玄海原発の運転再開をめぐり、海江田万里経済産業相が「国が責任を持つ」と地元の佐賀県知事を説得したらしいが、
一体どのような責任がとれるというのだ。
被曝してしまった身体を元に戻せるとでもいうのだろうか・・・。
晩発性障害が起こる頃には、恐らく無責任発言をした人たちは天寿を全うしてしまっているから、何とでも言えるのであろう・・・。

投稿日時:2011年07月01日 22:00 | 都内在住


 原発事故が起きてからすでに3カ月。市民が自ら自腹を切ってしかもフランスの認証団体まで子供たちの尿を送らなければ内部被ばく検査ができないとは、なんといいうことでしょうか。

 検査した10人全員がセシウムの内部被ばくが認められたというのは予想通りでしたが、この事実の重要性を認め、文科省はただちに福島、北茨城、南宮城、などの地域の15歳以下の子供と妊婦を優先として住民全員の内部被ばく検査を早急にすすめるべきです。検査しなければ対策はうてません。

 また、このすぐ後の「避難促進、自主避難支援」対政府交渉においても、住民全員の内部被ばく検査が要請されましたが、文科省代表は「やる予定はないく、要請されても私は決められない」ということしか述べていませんでした。これでは文科省は何も仕事をしていないのと同じことです。

  ちなみにこの交渉では、事故収束前の基準と事故収束後の基準をごちゃまぜにした対応をしていること、土壌検査さえ行う予定がないこと(空間線量率で土壌汚染はわかるといいながら、その換算は知らないこと、市民が専門家による測定で必ずしも空間線量率と土壌汚染数値が比例していないことを指摘しても何も答えられないこと)など、これが文部科学省なのだろうか?とあきれるものでした。

   この「避難交渉」についても、NHKでしっかりとりあげて頂きたいと思います。

   私は関東在住で福島とはなんの御縁もないものですが、今の日本の問題が凝縮されたものと感じております。

投稿日時:2011年07月02日 09:04 | ぽぽん

原発事故が起きてからすでに3カ月。未だに付近住民の内部被ばく検査がきちんと行われず、市民が自腹を切って仏まで尿を送って検査しなければならないとは、なんということでしょうか。
 検査した子供たち全員にセシウムの内部被ばくが検出されたのは不思議ではありませんが、この結果を真摯に受け止め、早急に妊婦子供を優先して政府が住民の内部被ばく検査をしてほしいと思います。
 かぶんさん、ぜひ6月30日に参議院議員会館で行われた「避難促進」交渉も報道してください。内部被ばく検査、土壌検査、給食の検査、を早急に行って、個々の住民が住み続けてよいか、学校活動をしてよいか判断できるようにしてほしい、という切実な要望が福島からなされているのに、何一つ回答しない文科省に失望しました。

投稿日時:2011年07月02日 12:53 | ぽぽん


 事故が起きてすでに3カ月。

投稿日時:2011年07月02日 20:16 | うぐい


7月4日のBSフジプライムで、北海道ガンセンター院長がこの子供たちの内部被ばくについて説明されていました。今回の数値はおおよそ5~7μSに換算されるとのこと。健康被害があるかどうかはわからないが、

  この数値は体全体に均したものだが、実際には体に取り込まれたセシウムは体内のごく近傍を集中的に被ばくするので、その部分は確実にダメージを受けること。内部被ばくのこの特徴を認識すべき。

  事故が起きてから100日ほどたってからの検査のため、ヨウ素などは検出できなかった。実際には96%のものは検査できなかった。これを考慮すべきであること。

  今からでも定期的に検査を継続していくべき。そうすれば内部被ばくのデータが蓄積され、食品の暫定基準値をどうすべきか、という課題にも有用なものとなる。

 ということでした。ですから、決して「小さい数値だから気にしなくてよい」のではありません。これは科学的事象として、この数値がどういう意味があるのか、検査の意味は・などももっとふみこんだ報道を期待します。

  前回の投稿が上手くいかず、なんども投稿してしまい、失礼いたしました。

投稿日時:2011年07月09日 15:06 | ぽぽん

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