平成23年8月16日 火曜日
「烈火のごとく叱るべきとき…」
ミニバスの子供達に教えてきたことの中で…
『人を傷付けるのは、傷付けられた痛みがわからないからだ。
そういう者は、その痛みを知らないから、人を簡単に傷付ける。
だったらその痛みがどれだけのものか身をもって知るべきだ。』
ある年のミニバスの夏の合宿で、
ある子が、仲間のひとりとふざけ合っている時に、
その仲間にゴミ箱をぶつけたことがありました。
私はその場にいなくて、自宅に戻っていました。
その合宿場にいたコーチが当人達から事情を聞き、
ふざけ合っていたことが悪いとして、
お互いに握手をさせて
仲直りさせたとのこと…
私は、自宅で連絡を受けて冗談じゃないと思い、
自宅から車を跳ばし合宿所に駆け付け、
ミーティングしている子供達を途中で止めさせ、全員を集合させて、
子供達の前で、ゴミ箱をぶつけられた子に…
『ゴミ箱もってこい!』と命じ、
ゴミ箱を持ってきたら、ゴミ箱をぶつけた子に…
それを、ぶつけさせる手前までやらせるつもりでした。
幸いにもゴミ箱は見つからず、
先ほどの言葉…
『人を傷付けるのは、傷付けられた痛みがわからないからだ。
そういう者は、その痛みを知らないから、人を簡単に傷付ける。
だったらその痛みがどれだけのものか身をもって知るべきだ。
握手をして終わりだ!?
冗談じゃない!
ゴミ箱をぶつけられた痛みはそのままか!?
それでいいのか?
みんな!』
…と全員の前で、
ゴミ箱をぶつけた子を烈火のごとく叱りつけました。
ゴミ箱をぶつけた子は、私が一番嫌うことをしたのです。
そのことがあってから、その子は変わりました。
それを見ていた子供達の中で、ある子が、
その時のことを当時の
バスケノートに書いています。
「コーチが叱ったことはよくわかる」と…
私は、我が子達にも、
『自分が人からされて嫌なことは、
絶対に人にしてはならない!』
…と躾てきました。
人の痛みがわからない
子供にだけはなって欲しくはありません。
自分が相手の立場にどれだけ真剣に立てるかということ、
それは、相手の弱さを知ってチームメイトとしてどうすればいいのか考えることです。
それは、相手の弱さをを嫌がったり、同情するためではないのです。
相手がバスケを通して同じ目的を共有する仲間だと認め、チーム力をあげるために、
相手を認め知ることです。
こういうチームは間違いなく強くなります。
勿論、チームが強くなるために、仲間のことを知るのではありません。
相手の立場に立ち、相手を同じ仲間として認めることです。
相手を同じ仲間として認めることができないなら…
自分が、仲間からそう思われた時の辛さを知るべきです。
相手を仲間として認めるためにどうすればいいのか?
気に入らないことも、気にさわることも飲み込む度量がチームスポーツをやる者には、
絶対に必要ことです。
漫画スラムダンクの五人は互いに陰湿に言い合うことなく、
コートの上では、試合に勝つことをあきらめないために、
仲間が言い合いながら、ひとつになっていったのです。
さて、この夏の合宿のことは当事者が明白でしたので、仲間の子供達みんなの前で叱りつけました。
子供達みんなが、
静かに成り行きを見ていました。
興味本位ではなく真剣な眼差しで…
私は通常は、その子だけを叱ることはありません…
言うとすれば全員の前で個人を特定せず子供達皆に比喩的に語ります。
それが子供達を指導する私の信念であり、やり方です。
それが裏切られたとすれば、子供達を指導してきた者としてショックなことは間違いありません。
「烈火のごとく叱るべきとき…」
ミニバスの子供達に教えてきたことの中で…
『人を傷付けるのは、傷付けられた痛みがわからないからだ。
そういう者は、その痛みを知らないから、人を簡単に傷付ける。
だったらその痛みがどれだけのものか身をもって知るべきだ。』
ある年のミニバスの夏の合宿で、
ある子が、仲間のひとりとふざけ合っている時に、
その仲間にゴミ箱をぶつけたことがありました。
私はその場にいなくて、自宅に戻っていました。
その合宿場にいたコーチが当人達から事情を聞き、
ふざけ合っていたことが悪いとして、
お互いに握手をさせて
仲直りさせたとのこと…
私は、自宅で連絡を受けて冗談じゃないと思い、
自宅から車を跳ばし合宿所に駆け付け、
ミーティングしている子供達を途中で止めさせ、全員を集合させて、
子供達の前で、ゴミ箱をぶつけられた子に…
『ゴミ箱もってこい!』と命じ、
ゴミ箱を持ってきたら、ゴミ箱をぶつけた子に…
それを、ぶつけさせる手前までやらせるつもりでした。
幸いにもゴミ箱は見つからず、
先ほどの言葉…
『人を傷付けるのは、傷付けられた痛みがわからないからだ。
そういう者は、その痛みを知らないから、人を簡単に傷付ける。
だったらその痛みがどれだけのものか身をもって知るべきだ。
握手をして終わりだ!?
冗談じゃない!
ゴミ箱をぶつけられた痛みはそのままか!?
それでいいのか?
みんな!』
…と全員の前で、
ゴミ箱をぶつけた子を烈火のごとく叱りつけました。
ゴミ箱をぶつけた子は、私が一番嫌うことをしたのです。
そのことがあってから、その子は変わりました。
それを見ていた子供達の中で、ある子が、
その時のことを当時の
バスケノートに書いています。
「コーチが叱ったことはよくわかる」と…
私は、我が子達にも、
『自分が人からされて嫌なことは、
絶対に人にしてはならない!』
…と躾てきました。
人の痛みがわからない
子供にだけはなって欲しくはありません。
自分が相手の立場にどれだけ真剣に立てるかということ、
それは、相手の弱さを知ってチームメイトとしてどうすればいいのか考えることです。
それは、相手の弱さをを嫌がったり、同情するためではないのです。
相手がバスケを通して同じ目的を共有する仲間だと認め、チーム力をあげるために、
相手を認め知ることです。
こういうチームは間違いなく強くなります。
勿論、チームが強くなるために、仲間のことを知るのではありません。
相手の立場に立ち、相手を同じ仲間として認めることです。
相手を同じ仲間として認めることができないなら…
自分が、仲間からそう思われた時の辛さを知るべきです。
相手を仲間として認めるためにどうすればいいのか?
気に入らないことも、気にさわることも飲み込む度量がチームスポーツをやる者には、
絶対に必要ことです。
漫画スラムダンクの五人は互いに陰湿に言い合うことなく、
コートの上では、試合に勝つことをあきらめないために、
仲間が言い合いながら、ひとつになっていったのです。
さて、この夏の合宿のことは当事者が明白でしたので、仲間の子供達みんなの前で叱りつけました。
子供達みんなが、
静かに成り行きを見ていました。
興味本位ではなく真剣な眼差しで…
私は通常は、その子だけを叱ることはありません…
言うとすれば全員の前で個人を特定せず子供達皆に比喩的に語ります。
それが子供達を指導する私の信念であり、やり方です。
それが裏切られたとすれば、子供達を指導してきた者としてショックなことは間違いありません。