ぜんぜん知らないおじさんオフィシャルブログ Powered by 聞いたことない会社 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-08-15

本とか読まなくてほんっとよかったと、こういう人を見てると常々思う。

本を読んでる間というのは、それ以外の情報に接することができない隙だらけの状況である。

わかりやすい例。

ずいぶん早くからパチンコ屋へおもむき、入場整理券をゲット。

開店までは当然かなりの時間があるので、ロビーの本棚からマンガを一度に5〜6冊引っこ抜いて読みふける。

そして開店、根拠のない台選びで撃沈クソ負け台パンチ。

一方、開店10分前に眠い目こすって颯爽と現れたおれはおもむろにデータロボをチェック、前日前々日の沈み台に狙いを絞って+3000枚。

今夜は久しぶりに『海底二万海里』を読みながら寝ます。おやすみー!

ところがこの人、一生海底に足をつけることなく死ぬのである。

つまり読書とはただの現実逃避。言うなれば社会不適合。

バカ丸出し。

さらに

文中に出てくる「鳥取の友人」。親に読書習慣がないという。

が、本を読む暇を惜しんで農業のスキルを上げてきたといえるだろう。

子供を養えるほどの報酬が得られるスキルを。

そして本を読む暇を惜しんでセックスしたから、この鳥取の友人は誕生している。

差を見出し、格下だと思ってる相手から生まれ、養われのうのうと生きてきたこの現実。

お前が本を読める幸福は本を読まない人の努力の上で成り立っている。