コマンド ラインからの AntiVir スキャナの起動
多くのダウンロード マネージャやバックアップ プログラムでは、コマンド ラインからウイルス スキャナを使用してファイルをスキャンすることができます。 AntiVir ソフトウェアのグラフィカル ユーザー インターフェイスである Luke Filewalker を次のパラメータを使用して設定すると、コマンド ラインから使用できます。
構文では大文字と小文字は区別されませんが、パスは二重引用符で囲む必要があります。
/CFG="<スキャン プロファイル ファイルへのパス>"
/PATH="<スキャン対象のフォルダまたはファイルへのパス>"
例 :
"C:\Program Files\Avira\AntiVir Desktop\avscan.exe" /CFG="C:\Program Files\Avira\AntiVir ...\scan.avp"
"C:\Program Files\Avira\AntiVir Desktop\avscan.exe" /PATH="%WINDIR%"
"C:\Program Files\Avira\AntiVir Desktop\avscan.exe" /PATH="C:\Downloads\"
"C:\Program Files\Avira\AntiVir Desktop\avscan.exe" /PATH="C:\Downloads\%1"
AntiVir スキャナでは、AntiVir の [設定] メニューの [スキャナ] で設定した構成が使用されます。この構成で [マスタ ブート セクタをスキャン ] オプションが有効になっていると、avscan.exe が起動するたびにマスタ ブート セクタがスキャンされます。
マスタ ブート セクタをスキャンすると長い時間がかかるため、不都合な場合は、選択したファイルのみをスキャンするように設定できます。
- 次のプロファイル ファイルをダウンロードします (リンクを右クリックして、[対象をファイルに保存] をクリック):filescan.avp
- ファイルをハード ディスクに保存し、保存したファイルを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。[読み取り専用] オプションをオンにして、[OK] をクリックします。
- 次に、このプロファイルを /CFG パラメータに適用する必要があります。たとえば、WinRAR で AntiVir を使用するには、次のパラメータを使用する必要があります。
ウイルス スキャン プログラム名 : "%PROGRAMFILES%\Avira\AntiVir ...\avscan.exe"
ウイルス スキャン プログラムのパラメータ : /CFG="C:\filescan.avp" /PATH="%f"
また、詳細な設定が可能な Avira AntiVir コマンド ライン スキャナ (AVCLS) を使用することもできます。これは、Avira の Web サイトで [サポート]、[ツール] の順に選択して表示されるページからダウンロードできます。インストール ガイド、およびダウンロードしたテキスト ファイルに記載されているパラメータの説明を参照してください。
影響を受ける製品
- 作成日 : 2007年12月20日木曜日
- 最終更新日時 : 2011年8月8日月曜日
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