東京−ニューヨーク間を約30分で飛ぶ超音速兵器の飛行実験が行われましたが、実験機は途中で行方不明になりました。
「ファルコンHTV2」は、史上最速・音速の20倍にあたる時速2万920キロで飛行するよう設計されています。アメリカ国防総省の発表によりますと、ファルコンを載せたロケットは11日、カリフォルニア州の基地から打ち上げられましたが、約9分後に通信が途絶え、行方不明になったということです。国防総省は、太平洋上の予定された海域に落ちたとみられると発表しています。ファルコンは核兵器の搭載も可能で、地球上のどこへでも1時間以内に攻撃できる兵器として約237億円を投じて開発が進められていました。一部のメディアは、今回の実験の失敗で開発が終わる可能性があると報じています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2011
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