日航機墜落事故から26年となった12日、墜落現場の群馬県上野村では、犠牲者を追悼する慰霊式が行われました。
事故現場となった「御巣鷹の尾根」のふもとでは、犠牲になった520人分のろうそくに火がともされるなか、墜落時刻の午後6時56分に合わせて黙祷(もくとう)が行われました。慰霊式には遺族や関係者ら約250人が集まり、犠牲者の冥福を祈りました。
夫を亡くした女性:「これからも(夫に)見守って下さいということと、空の安全を願いたいと思っています」
式に先立って遺族らが慰霊登山を行い、日本航空の大西賢社長も参加しました。
日本航空・大西賢社長:「二度とこのような事故を起こさない安全な運航をし続けることが、遺族や関係者の心に少しでも応えることになるのでは」