'11/8/15
関電が堺港火力発電停止 40万キロワット、供給力が悪化
関西電力は14日、堺市にある火力の
関電によると13日午前、ガスタービン内の異常を示す警報が出た後、自動的に停止した。関電は設備が冷却した14日午後に点検し、ガスタービンの羽根の一部が損傷しているのを見つけた。
関電の8月後半の供給力は今回のトラブルで、2942万キロワットに低下。最大電力需要(3138万キロワット)に対する余力を示す予備率はマイナス6・2%に悪化する。
これを受け、14日夕に更新した週間電気予報では、お盆明けの17日と18日に「厳しい需給状況」になるとの予測を示した。供給力に対する需要の割合を示す電力使用率が「95%以上97%以下」に達すると見込まれるため。95%以上になれば節電期間に入った7月1日以降で初めてで、関電は引き続き節電への協力を呼び掛けている。