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◆第93回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 神村学園3―5能代商(9日・甲子園) 能代商(秋田)が神村学園(鹿児島)に逆転勝ち。秋田勢として97年の秋田商以来となる白星を挙げ、全国ワーストタイだった初戦連敗記録を13でストップした。元阪急の大エース・山田久志氏の親戚にあたる4番の山田一貴主将が、3安打1打点の活躍。チームを甲子園初勝利に導いた。英明(香川)は今大会最長身の193センチ左腕・松本竜也が、毎回の11奪三振で4安打1失点(自責0)完投勝ち。春夏通じて初勝利を挙げた。
長くて暗いトンネルの先には、最高の瞬間が待っていた。2点リードで迎えた最後の守備を3人で片付けると、ナインは優勝したかのような大騒ぎだ。能代商の甲子園初勝利は、苦戦が続いていた秋田勢にとって今世紀初勝利。県勢の初戦13連敗は全国ワーストタイだった。「甲子園で勝てて本当にうれしいです」。山田一貴主将は、シンプルすぎる言葉に万感の思いを込めた。
「打倒鹿実」の執念が実を結んだ。25年ぶりに出場した昨夏は全国レベルを思い知らされた。初戦(2回戦)で鹿児島実に0―15の完敗。能代に帰ると、室内練習場に横10メートル×縦1メートルに拡大した鹿実戦のスコアを張り出した。もちろん屈辱を忘れないためだ。
リベンジの相手は鹿実ではなかったが、同じ鹿児島勢。この日も、工藤明監督(35)が6回の攻撃前に「1年間、悔しい思いをしてきたんじゃないのか」とナインを鼓舞。4安打を集中した逆転劇につなげた。
勝利の立役者は、間違いなく一貴だ。プロ通算284勝の“伝説のサブマリン”山田久志氏(元阪急)は、一貴の祖父がいとこ同士という遠縁にあたる。5番で出場した昨夏は3打席3三振。新チームで主将と4番を任されるようになると、1日最低500スイングを課し、ひたすらマシン打撃を繰り返した。チーム一の練習量。背中で全部員を引っ張って来た。
試合を2日後に控えた7日、一貴が「秋田の伝説の人」とリスペクトする久志氏が、宿舎を訪れた。「去年みたいに三振するなよ。堂々と思い切りやれよ」。憧れの人からのアドバイスを胸に、4回に中堅フェンス直撃の大二塁打を放つなど3安打1打点。「全部、振り切れました」と胸を張った。
数々の金字塔を打ち立てた久志氏だが、能代高時代は甲子園出場を逃した。「甲子園で勝ったということでは(久志氏より)自分の勝ち。うれしいですね」と一貴。「1勝して県勢の連敗も止めたし、去年の借りも返せた。久志さんには、高い料理を食べさせてもらいたいですね」。秋田の高校野球史に新たなページを刻んだ勢いに任せて、おねだりまでして見せた。
ヤクルト・石川雅規投手「試合はテレビで見てました。僕にとって高校野球は原点なので、毎年気になっていた。能代商がずっと連敗していたわけではないけど、ナインにプレッシャーはあったと思う。能代商らしい野球で勝ってくれてうれしいです」
山田久志氏(野球評論家)「なにより秋田県勢が頑張ってくれて良かったです。一貴とは一昨日会って激励したところで、心身ともに成長がうかがえてうれしかった。勝ち負けはともかく、甲子園という大舞台でプレーしたことが一貴をはじめ、能代商ナインの人生にプラスになるものと信じています」
(2011年8月10日06時01分 スポーツ報知)
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