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海より危険!セシウムは山にたまっている

<山は放射性物質が滞留しやすく除染が難しい>

「今年は海を敬遠し、山に行く人が多い」(旅行関係者)というように、放射能汚染を心配し、茨城や千葉の海は海水浴客が激減している。茨城県が7月中旬にオープンした県の公設海水浴場は、昨年に比べ、海水浴客が約9割も減少している。

 だが、放射能の影響が本当に心配されているのは山の方だ。日刊ゲンダイ本紙独自調査でも、懸念される茨城の海水浴場ですら毎時0.1マイクロシーベルト前後と、東京23区西部並みの数値。一方、山は放射性物質が滞留しやすく除染が難しいのだ。

 例えば、セシウム汚染牛問題で出荷停止となっている栃木県。日光市、那須塩原市はホットスポットといわれており、日刊ゲンダイ本紙調査でも1マイクロシーべルトを超える地点はざらだ。栃木や茨城の山は首都圏からアクセスがよく、例年、夏山や紅葉シーズンは賑わっているが、福島からも近いだけに今年は気をつけて出かけた方がいい。科学ジャーナリストの渡辺雄二氏はこう言う。

「アスファルトに比べ、草むらは放射線の値が高い。山には草むらが多く、蓄積している可能性がある。農道も同様です。特に子どもは、ほこりにまじった放射性物質を吸い込むことがあるので気をつけた方がいいでしょう。出かけた後は、うがいしたり、鼻や目をよく洗ってください。また、キノコはチェルノブイリのときも放射性物質がたまるといわれていましたから、採ったりしないほうがいい」

「紅葉シーズンは放射性物質が付着した葉っぱが地表に落ちてくるため、より汚染の危険があります」(環境ジャーナリスト)と心配する声もある。

 群馬県立県民健康科学大の倉石政彦准教授(診療放射線学部)もこうアドバイスする。

「放射性物質は草の表面に付着します。ズボンなどに付いて家に持ち帰ることになるので、外出から帰ったらバケツに1回つけ置きしてから洗うといいでしょう」

 除染の難しい山林での遊びは注意が必要だ。

(日刊ゲンダイ2011年8月11日掲載)

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