2010年08月10日
月に祈りを 星に願いを 第一〇〇夜
本日は朔（12:08）の日。陰暦７月１日です。
記念すべき『第一〇〇夜』なのですが｡｡｡
特別なことは、何もありません〜〜。
前回お話したとおり、今回から「冬ノ星ノ章」に入る…、くらいかな？
ではさっそく、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「牡牛座（おうしざ）」
冬の代表的星座の一つで、牡牛の顔を作る星ぼしでＶ字形を描いています。
黄道第二番目の星座として古くから知られ、一月下旬の夜八時ごろ、
ほぼ頭の真上に見えます。
神話によると、フェニキアの王女エウロペを見初めた大神ゼウスは、雪のように
真っ白な牛になって王女に近づき、王女を背中に乗せるとクレタ島に連れて行きました。
それからこの地を王女の名にちなみ、ヨーロッパと呼ぶようになったといいます。
「アルデバラン」
牡牛座α星（一等星）の固有名。
アラビア語のアル・ダバラン（後に続くもの）からきた名で、プレアデス星団の後から
上るところからついたものです。
面白いことに東北地方でも、この星をすばるの後星（あとぼし）と呼んでいます。
星座絵では、牡牛の目のところに光るところから、英語でブルズ・アイ（牛の目）
といいます。
「プレアデス星団（プレアデスせいだん）」
牡牛の肩先に見える散開集団で、肉眼で六個の星が天空の片隅に集まっているように
見えます。
実際には一二〇個の若い星の群れで、四一〇光年の距離にあります。
「澄んだ闇の空をのぼって来て、銀糸にからみつけた蛍の一むれのやうにちらつく」
と、テスニンが形容したように、冴え渡る冬の夜、双眼鏡を向けると、明滅する
星ぼしを視野いっぱいに見ることができます。
神話では、天を担ぐアトラスと七人姉妹といわれ、個々の星にはケラエノ、エレクトラ、
タイゲタ、マイア、ステロペ、メロペ、アルキオネ、という名がついています。
アトラスの娘たちプレイアデス昇りつつあらば、収穫を始め、沈まんとする頃は
耕作を始めよ。四〇の夜と昼、彼女らは隠れ、年のめぐるにつれて復たも現わる。
その時はまず大鎌を磨くべし。これ野の掟なり 《ヘシオドス／農作と日々》
そしてそして、ここ最近、毎回ご紹介している『r.f.v.』も今回で最後｡｡｡
今日は、vol.10とvol.11です♪
何にもない｡｡｡などど言いつつ、
何だかいろんな「節目」が集まっているような気がします。
――― 不思議ですね。
さ！ 明日11日から、SH∀KEは学校のクラブ活動で山口へ｡｡｡
２泊３日のSSH臨界実習です。
……えっと。「ねらい」がすごいです。
＜ねらい＞
� ＾汰缶未暴淑�注意しながら、海でさまざまなフィールド調査を行い、その方法を学ぶ。
�◆ー遜�内容や気づいたことをまとめて発表することで、プレゼンテーション能力を養う。
�� 水産大学校の施設で先生方の指導を受けることにより、研究意欲をさらに高める。
�ぁ／綮些惻遜�の部員同士の連帯感を高め、今後の研究活動を発展させていく。
――― ま、楽しんで来てね。
んでんで♪ わたしも（それに便乗して？）12日、13日で関東に参ります。
懐かしいところも、ふら〜っと歩いちゃおうかな｡｡｡なんて思ってます。
……台風が心配ですが｡｡｡（笑）
朔の日に寄せて。
最終回 『r.f.v.』の詳細♪
記念すべき『第一〇〇夜』なのですが｡｡｡
特別なことは、何もありません〜〜。
前回お話したとおり、今回から「冬ノ星ノ章」に入る…、くらいかな？
ではさっそく、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「牡牛座（おうしざ）」
冬の代表的星座の一つで、牡牛の顔を作る星ぼしでＶ字形を描いています。
黄道第二番目の星座として古くから知られ、一月下旬の夜八時ごろ、
ほぼ頭の真上に見えます。
神話によると、フェニキアの王女エウロペを見初めた大神ゼウスは、雪のように
真っ白な牛になって王女に近づき、王女を背中に乗せるとクレタ島に連れて行きました。
それからこの地を王女の名にちなみ、ヨーロッパと呼ぶようになったといいます。
「アルデバラン」
牡牛座α星（一等星）の固有名。
アラビア語のアル・ダバラン（後に続くもの）からきた名で、プレアデス星団の後から
上るところからついたものです。
面白いことに東北地方でも、この星をすばるの後星（あとぼし）と呼んでいます。
星座絵では、牡牛の目のところに光るところから、英語でブルズ・アイ（牛の目）
といいます。
「プレアデス星団（プレアデスせいだん）」
牡牛の肩先に見える散開集団で、肉眼で六個の星が天空の片隅に集まっているように
見えます。
実際には一二〇個の若い星の群れで、四一〇光年の距離にあります。
「澄んだ闇の空をのぼって来て、銀糸にからみつけた蛍の一むれのやうにちらつく」
と、テスニンが形容したように、冴え渡る冬の夜、双眼鏡を向けると、明滅する
星ぼしを視野いっぱいに見ることができます。
神話では、天を担ぐアトラスと七人姉妹といわれ、個々の星にはケラエノ、エレクトラ、
タイゲタ、マイア、ステロペ、メロペ、アルキオネ、という名がついています。
アトラスの娘たちプレイアデス昇りつつあらば、収穫を始め、沈まんとする頃は
耕作を始めよ。四〇の夜と昼、彼女らは隠れ、年のめぐるにつれて復たも現わる。
その時はまず大鎌を磨くべし。これ野の掟なり 《ヘシオドス／農作と日々》
そしてそして、ここ最近、毎回ご紹介している『r.f.v.』も今回で最後｡｡｡
今日は、vol.10とvol.11です♪
何にもない｡｡｡などど言いつつ、
何だかいろんな「節目」が集まっているような気がします。
――― 不思議ですね。
さ！ 明日11日から、SH∀KEは学校のクラブ活動で山口へ｡｡｡
２泊３日のSSH臨界実習です。
……えっと。「ねらい」がすごいです。
＜ねらい＞
� ＾汰缶未暴淑�注意しながら、海でさまざまなフィールド調査を行い、その方法を学ぶ。
�◆ー遜�内容や気づいたことをまとめて発表することで、プレゼンテーション能力を養う。
�� 水産大学校の施設で先生方の指導を受けることにより、研究意欲をさらに高める。
�ぁ／綮些惻遜�の部員同士の連帯感を高め、今後の研究活動を発展させていく。
――― ま、楽しんで来てね。
んでんで♪ わたしも（それに便乗して？）12日、13日で関東に参ります。
懐かしいところも、ふら〜っと歩いちゃおうかな｡｡｡なんて思ってます。
……台風が心配ですが｡｡｡（笑）
朔の日に寄せて。
最終回 『r.f.v.』の詳細♪
2010年08月25日
月に祈りを 星に願いを 第一〇一夜
本日は望（2：05）の日。
処暑を過ぎたというのに、暑くてたまらないですね〜。
真夜中だと言うのに、外の空気はムッと暑くて｡｡｡
そんな蒸し暑い夜のベランダから宙を見上げると、雲に霞んだまん丸お月さまが…。
―――？
なんかいつもより遠いな｡｡｡
それもそのはず、今夜の満月は今年最小の満月。
だから、遠くて小さく見えたのでした。
さて、こんなに暑い夜だから、冬の星のことでも考えて、涼みましょうか。
本日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「消えたプレヤード」
神話によると、プレアデスは七人姉妹になっていますが、肉眼では六個しか見えません。
それは七人の一人メロペが、自分だけ人間の妻になったことを恥じて姿を消したためとか、
わが子ダルダノスが創建したトロイの街が崩壊するのをなげき悲しみ、
母エレクトラが彗星となって姿を消したためといいます。
それ以来、残った六人の姉妹が泣きぬれているので、よく見えません。
星団が青白くぼやけているのはそのためだといいます。
この消えた星を「消えたプレヤード」といいます。
「昴（すばる）」
片仮名でスバルと書くと外来語のように思えますが、古くから知られた牡牛座
プレアデス星団の和名です。
集まって一つになるという意味から統（す）ばるといい、糸でつないだ球飾りの名として、
『古事記』や『万葉集』に、五百津之美須麻流の珠（いおつのみすまるのたま）とか
須売流玉（すまるのたま）などと記されています。
すばるがプレアデス星団の名として初めて登場するのは、平安中期の歌人で
三十六歌仙の一人、源順（みなもとのしたがう）が勤子内親王（いそこないしんのう）の
命により撰進した『和名類聚抄（わみょうるいじゅうしょう）』といいますから、
承平四年（九三四）ごろのことです。
星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしおかし。
尾だになからましかば、まいて 《清少納言／枕草子』》
馬の背にいかなる淵のあるやらんひろき空にもすばる星かな 《前大納言為家》
月は東にすばるは西にいとし殿御はまん中に 《丹後の俗謡》
ふかき海にかがまる海老のあるからに ひろき空にもすばる星かな《為家と西行の連歌》
「一升星（いっしょうぼし）」
長野や山梨地方で、星が一升マスにあふれるほど群がっているところからついた、
プレアデス星団の和名といいます。
一升マスといえば、そばまきの時期をすばるで表した、すばる満時粉八合
（まんどきこなはちごう）という俚諺があります。
満時とは、午（うま）時の訛りで南中のことをいい、すばるが夜明け前に真南に
やってくる二百十日ごろの七つ時（九月一日ごろの夜明けの四時前後）にそばをまくと、
もっとも実りが多くなることを言い表したものです。
粉八合とは、一升の種そばで八合の粉が挽けることを意味します。
同じようにすばるで時刻を言い表したものに、すばる満時夜が更ける、
すばるの山入り麦まきのしゅん、などがあります。
前回の記事での『r.f.s.』
いつもならすぐに追記で詳細と歌詞を書きこむのですが、
あまりの余裕のなさに、まだできていません。
そろそろ、追記を書こうかな｡｡｡と思っています。
子供たちの夏休みも、あと１週間ですね。
やり残した宿題。名残惜しいお休み。期待感膨らむ新学期。
さ、がんばらなきゃ、ね♪♪♪
望の日に寄せて。
処暑を過ぎたというのに、暑くてたまらないですね〜。
真夜中だと言うのに、外の空気はムッと暑くて｡｡｡
そんな蒸し暑い夜のベランダから宙を見上げると、雲に霞んだまん丸お月さまが…。
―――？
なんかいつもより遠いな｡｡｡
それもそのはず、今夜の満月は今年最小の満月。
だから、遠くて小さく見えたのでした。
さて、こんなに暑い夜だから、冬の星のことでも考えて、涼みましょうか。
本日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「消えたプレヤード」
神話によると、プレアデスは七人姉妹になっていますが、肉眼では六個しか見えません。
それは七人の一人メロペが、自分だけ人間の妻になったことを恥じて姿を消したためとか、
わが子ダルダノスが創建したトロイの街が崩壊するのをなげき悲しみ、
母エレクトラが彗星となって姿を消したためといいます。
それ以来、残った六人の姉妹が泣きぬれているので、よく見えません。
星団が青白くぼやけているのはそのためだといいます。
この消えた星を「消えたプレヤード」といいます。
「昴（すばる）」
片仮名でスバルと書くと外来語のように思えますが、古くから知られた牡牛座
プレアデス星団の和名です。
集まって一つになるという意味から統（す）ばるといい、糸でつないだ球飾りの名として、
『古事記』や『万葉集』に、五百津之美須麻流の珠（いおつのみすまるのたま）とか
須売流玉（すまるのたま）などと記されています。
すばるがプレアデス星団の名として初めて登場するのは、平安中期の歌人で
三十六歌仙の一人、源順（みなもとのしたがう）が勤子内親王（いそこないしんのう）の
命により撰進した『和名類聚抄（わみょうるいじゅうしょう）』といいますから、
承平四年（九三四）ごろのことです。
星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしおかし。
尾だになからましかば、まいて 《清少納言／枕草子』》
馬の背にいかなる淵のあるやらんひろき空にもすばる星かな 《前大納言為家》
月は東にすばるは西にいとし殿御はまん中に 《丹後の俗謡》
ふかき海にかがまる海老のあるからに ひろき空にもすばる星かな《為家と西行の連歌》
「一升星（いっしょうぼし）」
長野や山梨地方で、星が一升マスにあふれるほど群がっているところからついた、
プレアデス星団の和名といいます。
一升マスといえば、そばまきの時期をすばるで表した、すばる満時粉八合
（まんどきこなはちごう）という俚諺があります。
満時とは、午（うま）時の訛りで南中のことをいい、すばるが夜明け前に真南に
やってくる二百十日ごろの七つ時（九月一日ごろの夜明けの四時前後）にそばをまくと、
もっとも実りが多くなることを言い表したものです。
粉八合とは、一升の種そばで八合の粉が挽けることを意味します。
同じようにすばるで時刻を言い表したものに、すばる満時夜が更ける、
すばるの山入り麦まきのしゅん、などがあります。
前回の記事での『r.f.s.』
いつもならすぐに追記で詳細と歌詞を書きこむのですが、
あまりの余裕のなさに、まだできていません。
そろそろ、追記を書こうかな｡｡｡と思っています。
子供たちの夏休みも、あと１週間ですね。
やり残した宿題。名残惜しいお休み。期待感膨らむ新学期。
さ、がんばらなきゃ、ね♪♪♪
望の日に寄せて。
2010年09月08日
月に祈りを 星に願いを 第一〇二夜
本日は朔（19：30）の日。陰暦８月１日、旧八朔です。
今日の新月は、今年最近の新月だそうですよ。
さてさて私事ですが、８月下旬から、右足が何だか変。
すごく、むくんでるような、腫れてるような、そしてとってもだるくって｡｡｡
そしたらなぁんと、膝に水がたまっておりました。
――― ちょうど１週間前の９月１日に、受診して水を抜いてもらったのでした。
骨や軟骨には、今のところ異常はないようですが、このまま無理をし続けると、
『変形性膝関節症』！！！ってことになります。
（既に、この病名がつけられてしまいましたが・笑）
本当にこの状態になってしまわないように、労わってあげないといけないなぁ…と、
深く反省しているところです。
皆さんも、お身体、労わってあげてくださいね。
なぁんてこと言いつつ、９月５日のＯＺくんA'LIVEにはしっかり参加してきました
スタンディング・ライヴなので、半分諦めかけてたんですけど、問い合わせてみたら、
２階の座席に案内してくださったんです〜〜
いつものように、全身でリズムをとって楽しむことは出来なかったけど、
椅子に座りながらも、右足以外は思いっきり動かしてはしゃいできました。
ＯＺくんのおもしろトークも、ほぉんと、ツボにはまって、楽しすぎた〜〜♪
満足、満足
でした。
……ということで、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「六連星（むつらぼし）」
肉眼で六つの星が見えるところからついた、プレアデス星団の和名です。
六つの星の印象を地方によってはむづら、六星（むつぼし）、六神（むつがみ）、
六連珠（ろくれんじゅ）、六地蔵（ろくじぞう）、六曜（ろくよう）などの名で
呼んでいます。
冬の夜空の片隅で、小さな星が寄りそうように集まる姿は愛らしく、ほかにも、
なるほどと思う和名があります。
星が一ヵ所に集まっているところからついた群がり星（むらがりぼし）、
寄り合い星（よりあいぼし）、鈴なり星（すずなりぼし）、ごちゃごちゃ星、一方、
六つの星を羽子板の形に見た羽子板星（はごいたぼし）という呼び名もあります。
「草星（くさぼし）」
これもプレアデス星団の和名で、東北地方などではお草星と呼ばれていますが、
意味ははっきりしません。
灸のもぐさ、それとも雑草が一ヵ所に生えたものをいったものでしょうか。
出たよ、草星、おらちゃんと見てた、背戸のよこっちょの川岸でよ、出たね、あの晩、
やなぎの絮（わた）の、ふはりふはりが白かったよ 《北原白秋／宵》
「星の入り東風（ほしのいりごち）」
夜明け前、すばるが西に沈むころ吹く東風という意味で、
陰暦十月中旬の北東風をいいます。
近畿、中国地方で使われますが、静岡県の田方郡などでは、
すばるが西山に沈むころ、海が凪いでもっとも静かになるところから、
入りあい凪と呼んでいます。
今日は、りゅうくんの誕生日です。
そして、りゅうくんが日本を旅立つ日です。
――― おめでとう。頑張ってね｡｡｡
どこにいても応援しています。
わたしはきみのことを、自慢の息子だと思っているのだから。
そう言えば、前回の記事、第一〇一夜を載せた日も、
「今日はしおんちゃんの誕生日だなぁ」って思ったんだっけ。
偶然が重なってるけど、何だか不思議で、うれしい気分｡｡｡
追記には、今日旅立ってしまうりゅうくんへ、
数日前、少し早いHappy Birthday messageと一緒に送った文章。
りゅうくん自身が２００６年４月２７日に書いた文章。
そして、もう、りゅうくん自身も見れなくなってしまった文章。
……こっそり、すぅちゃんのとこに預けておいた、りゅうくんの文章。
『君の居場所は』
今日の新月は、今年最近の新月だそうですよ。
さてさて私事ですが、８月下旬から、右足が何だか変。
すごく、むくんでるような、腫れてるような、そしてとってもだるくって｡｡｡
そしたらなぁんと、膝に水がたまっておりました。
――― ちょうど１週間前の９月１日に、受診して水を抜いてもらったのでした。
骨や軟骨には、今のところ異常はないようですが、このまま無理をし続けると、
『変形性膝関節症』！！！ってことになります。
（既に、この病名がつけられてしまいましたが・笑）
本当にこの状態になってしまわないように、労わってあげないといけないなぁ…と、
深く反省しているところです。
皆さんも、お身体、労わってあげてくださいね。
なぁんてこと言いつつ、９月５日のＯＺくんA'LIVEにはしっかり参加してきました
スタンディング・ライヴなので、半分諦めかけてたんですけど、問い合わせてみたら、
２階の座席に案内してくださったんです〜〜
いつものように、全身でリズムをとって楽しむことは出来なかったけど、
椅子に座りながらも、右足以外は思いっきり動かしてはしゃいできました。
ＯＺくんのおもしろトークも、ほぉんと、ツボにはまって、楽しすぎた〜〜♪
満足、満足
……ということで、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「六連星（むつらぼし）」
肉眼で六つの星が見えるところからついた、プレアデス星団の和名です。
六つの星の印象を地方によってはむづら、六星（むつぼし）、六神（むつがみ）、
六連珠（ろくれんじゅ）、六地蔵（ろくじぞう）、六曜（ろくよう）などの名で
呼んでいます。
冬の夜空の片隅で、小さな星が寄りそうように集まる姿は愛らしく、ほかにも、
なるほどと思う和名があります。
星が一ヵ所に集まっているところからついた群がり星（むらがりぼし）、
寄り合い星（よりあいぼし）、鈴なり星（すずなりぼし）、ごちゃごちゃ星、一方、
六つの星を羽子板の形に見た羽子板星（はごいたぼし）という呼び名もあります。
「草星（くさぼし）」
これもプレアデス星団の和名で、東北地方などではお草星と呼ばれていますが、
意味ははっきりしません。
灸のもぐさ、それとも雑草が一ヵ所に生えたものをいったものでしょうか。
出たよ、草星、おらちゃんと見てた、背戸のよこっちょの川岸でよ、出たね、あの晩、
やなぎの絮（わた）の、ふはりふはりが白かったよ 《北原白秋／宵》
「星の入り東風（ほしのいりごち）」
夜明け前、すばるが西に沈むころ吹く東風という意味で、
陰暦十月中旬の北東風をいいます。
近畿、中国地方で使われますが、静岡県の田方郡などでは、
すばるが西山に沈むころ、海が凪いでもっとも静かになるところから、
入りあい凪と呼んでいます。
今日は、りゅうくんの誕生日です。
そして、りゅうくんが日本を旅立つ日です。
――― おめでとう。頑張ってね｡｡｡
どこにいても応援しています。
わたしはきみのことを、自慢の息子だと思っているのだから。
そう言えば、前回の記事、第一〇一夜を載せた日も、
「今日はしおんちゃんの誕生日だなぁ」って思ったんだっけ。
偶然が重なってるけど、何だか不思議で、うれしい気分｡｡｡
追記には、今日旅立ってしまうりゅうくんへ、
数日前、少し早いHappy Birthday messageと一緒に送った文章。
りゅうくん自身が２００６年４月２７日に書いた文章。
そして、もう、りゅうくん自身も見れなくなってしまった文章。
……こっそり、すぅちゃんのとこに預けておいた、りゅうくんの文章。
『君の居場所は』
2010年09月23日
月に祈りを 星に願いを 第一〇三夜
本日は望（18：17）の日です。
昨夜は陰暦８月１５日の夜｡｡｡中秋の名月・芋名月……だったのに。
すっごい雷雨で、残念でした〜。
でも、雨が降る少し前、厚い雲の層の向こうから、月の光が届いてました。
この黒雲なのに？？？って思うくらい、存在感ありあり！で。
「中秋の名月のプライドなのかなぁ？」なんて、思わず微笑んでしまいました。
皆さんのところでは、お月さま、観えましたか〜？
それでは、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「ヒヤデス星団（ヒヤデスせいだん）」
牡牛の顔の部分にあたる、Ｖ字形をした星の群れをさします。
１００個の星が集まっていますが、肉眼では６個ほど数えられます。
神話によると、プレアデスの七人姉妹とは異母姉妹にあたり、
ヒヤデスも七人姉妹と伝えられています。
「釣鐘星（つりがねぼし）」
ヒヤデス星団の和名で、Ｖ字形に並んだ星を釣鐘に見たものです。
そのほかにも形からきた呼び名としては、撞き鐘星（つきがねぼし）、
苞星（つとぼし）、扇子星（せんすぼし）、馬の面星（うまのつらぼし）などがあります。
なお苞星は、すばるにもある呼び名です。
「雨降りヒヤデス（あめふりヒヤデス）」
洋の東西を問わず、古くからヒヤデスを雨に関連のある星と見ていました。
ヒヤデスには「雨を降らせる女」という意味があります。
昔、日の出のとき、太陽とヒヤデス星団が同時に上るころ雨季を向かえたためとか、
ギリシア語のヒュエイン（雨降り）に似ていたからといいます。
一方中国では、このあたりを畢宿（ひっしゅく）といいました。
畢は兎を捕らえる網のことで、Ｖ字形の畢に見立てたものです。
この星は天気占いに使われ、『詩経』に「月畢にかかりて滂沱たらしむ
（月がヒヤデス星団にかかると雨が降る）」という詩句が伝えられています。
日本での畢宿の読みは、「あめふりぼし」といいます。
昨夜のお月さまは、その姿を見せてはくれませんでしたが、
それを知ってか知らずか、一昨日、十四夜の月は見事に輝いて、そこにいました。
その光の下で、わたしが出逢った一瞬のファンタジック・ワールドを｡｡｡
そこは、塀の上｡｡｡
一匹のシャム猫が、Indigo-blueの空を背にして、
じぃっと月を見上げてた。
中秋の名月は明日だというのに、
今宵の月も、なんて堂々と輝いているんだろう。
猫が見とれてしまうはず。
わたしの足も、ここから動けなくなってるくらいなのだから。
そんな不思議を感じた夜、日付が変わる１分前にメールが届きました。
やはり、月の輝きを愛でる便り｡｡｡
同じように月のオーラを感じている方がいることに、心がほんわりしました。
望の日に寄せて。
昨夜は陰暦８月１５日の夜｡｡｡中秋の名月・芋名月……だったのに。
すっごい雷雨で、残念でした〜。
でも、雨が降る少し前、厚い雲の層の向こうから、月の光が届いてました。
この黒雲なのに？？？って思うくらい、存在感ありあり！で。
「中秋の名月のプライドなのかなぁ？」なんて、思わず微笑んでしまいました。
皆さんのところでは、お月さま、観えましたか〜？
それでは、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「ヒヤデス星団（ヒヤデスせいだん）」
牡牛の顔の部分にあたる、Ｖ字形をした星の群れをさします。
１００個の星が集まっていますが、肉眼では６個ほど数えられます。
神話によると、プレアデスの七人姉妹とは異母姉妹にあたり、
ヒヤデスも七人姉妹と伝えられています。
「釣鐘星（つりがねぼし）」
ヒヤデス星団の和名で、Ｖ字形に並んだ星を釣鐘に見たものです。
そのほかにも形からきた呼び名としては、撞き鐘星（つきがねぼし）、
苞星（つとぼし）、扇子星（せんすぼし）、馬の面星（うまのつらぼし）などがあります。
なお苞星は、すばるにもある呼び名です。
「雨降りヒヤデス（あめふりヒヤデス）」
洋の東西を問わず、古くからヒヤデスを雨に関連のある星と見ていました。
ヒヤデスには「雨を降らせる女」という意味があります。
昔、日の出のとき、太陽とヒヤデス星団が同時に上るころ雨季を向かえたためとか、
ギリシア語のヒュエイン（雨降り）に似ていたからといいます。
一方中国では、このあたりを畢宿（ひっしゅく）といいました。
畢は兎を捕らえる網のことで、Ｖ字形の畢に見立てたものです。
この星は天気占いに使われ、『詩経』に「月畢にかかりて滂沱たらしむ
（月がヒヤデス星団にかかると雨が降る）」という詩句が伝えられています。
日本での畢宿の読みは、「あめふりぼし」といいます。
昨夜のお月さまは、その姿を見せてはくれませんでしたが、
それを知ってか知らずか、一昨日、十四夜の月は見事に輝いて、そこにいました。
その光の下で、わたしが出逢った一瞬のファンタジック・ワールドを｡｡｡
そこは、塀の上｡｡｡
一匹のシャム猫が、Indigo-blueの空を背にして、
じぃっと月を見上げてた。
中秋の名月は明日だというのに、
今宵の月も、なんて堂々と輝いているんだろう。
猫が見とれてしまうはず。
わたしの足も、ここから動けなくなってるくらいなのだから。
そんな不思議を感じた夜、日付が変わる１分前にメールが届きました。
やはり、月の輝きを愛でる便り｡｡｡
同じように月のオーラを感じている方がいることに、心がほんわりしました。
望の日に寄せて。
2010年10月08日
月に祈りを 星に願いを 第一〇四夜
本日は朔（3:44）の日、陰暦９月１日、寒露ですね。
寒露は「冷気が加わって露が秋の深まりを感ずる冷たさになった」という意味だそうで、
……確かにそうですね。わたしの大好きな秋の空気になってきました。
さてさて、今日も冬の星に関する言葉を三つご紹介しましょうね。
「馭者座（ぎょしゃざ）」
二月中旬の夜八時ごろ頭の真上近くに見える星座で、明るい五つの星で五角形を
描いています。
その形から、日本では五角星（ごかくぼし）とか五つ星（いつつぼし）、
中国では五車（ごしゃ）と呼ばれています。
神話によるとこの馭者は、鍛冶の神の息子エリクトニクスといいます。
彼は足が不自由でしたが、四輪の馬車を発明しその功績でアテネの王になり、
天に上げられて星座になったといいます。
「すまるの相手星（あいてぼし）」
カペラの和名。
冬の夕暮れ、北東の空にカペラとすばるが、ほとんど同時に上るところから
ついた呼び名です。
壱岐島ではイカ漁に出てすばるが見えないとき、この星で方角を知るといいます。
黄色の光輝鋭いカペラと、青味がかった淡いすばるの対比が印象的です。
また敦賀・若狭・富山などでは、カペラの上る方角から能登星（のとぼし）・
佐渡星（さどぼし）と呼ばれています。
「カペラ」
馭者座α星の固有名。
ラテン語のカプラからきたもので、雌の子山羊を意味します。
四〇光年の距離にある一等星で、星座絵では、馭者が抱えた雌の子山羊のところで
光ります。
前回、満月の夜に猫に出逢ったことを書きましたが、
今日、新月の日にも猫に出逢いました。
壁際に、ちょっと変わったお座りポーズでこっちを見ている猫さん。
この前会った猫さんに似てるな〜、と、まじまじ眺めてしまいました。
普通、猫と目が合うと、猫ってすぐに逃げちゃうじゃないですか。
それが全然逃げないんです。……ってか、逃げられない感じ。
変な姿勢で、何だか照れたような、冷や汗かいてるような雰囲気。
――― ごめんね、猫さん。猫糞ちうだったのね〜〜。
すまんすまん。見つめたりして｡｡｡
でも、そんな猫さんの様子がとっても可愛くて、心がほっこりな帰り道でした。
朔の日に寄せて。
寒露は「冷気が加わって露が秋の深まりを感ずる冷たさになった」という意味だそうで、
……確かにそうですね。わたしの大好きな秋の空気になってきました。
さてさて、今日も冬の星に関する言葉を三つご紹介しましょうね。
「馭者座（ぎょしゃざ）」
二月中旬の夜八時ごろ頭の真上近くに見える星座で、明るい五つの星で五角形を
描いています。
その形から、日本では五角星（ごかくぼし）とか五つ星（いつつぼし）、
中国では五車（ごしゃ）と呼ばれています。
神話によるとこの馭者は、鍛冶の神の息子エリクトニクスといいます。
彼は足が不自由でしたが、四輪の馬車を発明しその功績でアテネの王になり、
天に上げられて星座になったといいます。
「すまるの相手星（あいてぼし）」
カペラの和名。
冬の夕暮れ、北東の空にカペラとすばるが、ほとんど同時に上るところから
ついた呼び名です。
壱岐島ではイカ漁に出てすばるが見えないとき、この星で方角を知るといいます。
黄色の光輝鋭いカペラと、青味がかった淡いすばるの対比が印象的です。
また敦賀・若狭・富山などでは、カペラの上る方角から能登星（のとぼし）・
佐渡星（さどぼし）と呼ばれています。
「カペラ」
馭者座α星の固有名。
ラテン語のカプラからきたもので、雌の子山羊を意味します。
四〇光年の距離にある一等星で、星座絵では、馭者が抱えた雌の子山羊のところで
光ります。
前回、満月の夜に猫に出逢ったことを書きましたが、
今日、新月の日にも猫に出逢いました。
壁際に、ちょっと変わったお座りポーズでこっちを見ている猫さん。
この前会った猫さんに似てるな〜、と、まじまじ眺めてしまいました。
普通、猫と目が合うと、猫ってすぐに逃げちゃうじゃないですか。
それが全然逃げないんです。……ってか、逃げられない感じ。
変な姿勢で、何だか照れたような、冷や汗かいてるような雰囲気。
――― ごめんね、猫さん。猫糞ちうだったのね〜〜。
すまんすまん。見つめたりして｡｡｡
でも、そんな猫さんの様子がとっても可愛くて、心がほっこりな帰り道でした。
朔の日に寄せて。
2010年10月23日
月に祈りを 星に願いを 第一〇五夜
本日は望（10:37）の日です。
20日の夜の十三夜様は、残念ながら雲の向こうのおぼろ月でしたが、
昨夜の十五夜はとってもきれいでしたね。
ちょっと小さめのまん丸なお月さま…、手を伸ばせば摘まめそうな可愛さでした。
さて、それでは今日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「オリオン座」
……戦争の間ぢゅう私はかの女を銃眼から見ていた
ツェペリンが巴里を攻撃する時にはいつもオリオンの中からやってきた
今日かの女は私の頭の真上にいる…… 《サンドラルス（堀口大学訳）》
一等星二つ、二等星五つを含む冬の代表的星座です。
雄大で星の配列が美しいところから、冬空の王者と呼ばれています。
もっとも見つけやすい星座で、二月初旬の夜八時頃、南の空に燦然と輝いて見えます。
素晴らしい星座ですが、神話はいただけません。
狩人オリオンは強いことを自慢したため、神の怒りにふれ、大地の神ガイアは
一匹のさそりをつかわし、オリオンを刺し殺したといいます。
我は見ぬ、夜ごと臥床（ふしど）に入る前 つたかづらまつわる窓より
大オリオン遅々として西空に沈みゆくを 《テニスン／ロックスリー館》
「リゲル」
オリオン座β星の固有名。
アラビア語のジル・アル・ジャウザ（巨人の左足）からきた呼び名です。
青白色の一等星で、七〇〇光年の距離にあります。
「ベテルギウス」
オリオン座α星の固有名。
アラビア語のイブト・アル・ジャウザ（白い帯をした羊のわきの下）からきたものです。
古くは三つ星を白い帯をした羊、α星とβ星を羊飼いに見ていました。
のちに羊飼いが神話オリオン（巨人）になり、巨人のわきの下という意味になったものです。
ベテルギウスは五〇〇光年の距離にある赤色超巨星で、太陽の直径の七〇〇倍から
一〇〇〇倍までの間で、膨らんだり縮んだりしています。
そのたびに明るさも〇．四等から一．三等まで変化します。
季節はすっかり秋になりましたね。
夏の暑さが長引いて、楽しみにしていたキンモクセイ香りは、
例年より一週間ほど遅く訪れました。
今は、ギンモクセイの香りが漂い始めています。
大好きな大好きな香りたちに包まれ、ほんわりしています。
わたしの自宅から歩いて５分ほどのところに、お気に入りのレストランがあります。
毎月第２火曜と第４日曜に『スウィーツ・ビュッフェ』が開催されています。
1200円で、２時間食べ放題♪
先月、SH∀KEと行ってきました。
……こんな感じ♪
明日もあるんだけど、、、どうしようかな。行こうかな？（笑）
望の日に寄せて。
20日の夜の十三夜様は、残念ながら雲の向こうのおぼろ月でしたが、
昨夜の十五夜はとってもきれいでしたね。
ちょっと小さめのまん丸なお月さま…、手を伸ばせば摘まめそうな可愛さでした。
さて、それでは今日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「オリオン座」
……戦争の間ぢゅう私はかの女を銃眼から見ていた
ツェペリンが巴里を攻撃する時にはいつもオリオンの中からやってきた
今日かの女は私の頭の真上にいる…… 《サンドラルス（堀口大学訳）》
一等星二つ、二等星五つを含む冬の代表的星座です。
雄大で星の配列が美しいところから、冬空の王者と呼ばれています。
もっとも見つけやすい星座で、二月初旬の夜八時頃、南の空に燦然と輝いて見えます。
素晴らしい星座ですが、神話はいただけません。
狩人オリオンは強いことを自慢したため、神の怒りにふれ、大地の神ガイアは
一匹のさそりをつかわし、オリオンを刺し殺したといいます。
我は見ぬ、夜ごと臥床（ふしど）に入る前 つたかづらまつわる窓より
大オリオン遅々として西空に沈みゆくを 《テニスン／ロックスリー館》
「リゲル」
オリオン座β星の固有名。
アラビア語のジル・アル・ジャウザ（巨人の左足）からきた呼び名です。
青白色の一等星で、七〇〇光年の距離にあります。
「ベテルギウス」
オリオン座α星の固有名。
アラビア語のイブト・アル・ジャウザ（白い帯をした羊のわきの下）からきたものです。
古くは三つ星を白い帯をした羊、α星とβ星を羊飼いに見ていました。
のちに羊飼いが神話オリオン（巨人）になり、巨人のわきの下という意味になったものです。
ベテルギウスは五〇〇光年の距離にある赤色超巨星で、太陽の直径の七〇〇倍から
一〇〇〇倍までの間で、膨らんだり縮んだりしています。
そのたびに明るさも〇．四等から一．三等まで変化します。
季節はすっかり秋になりましたね。
夏の暑さが長引いて、楽しみにしていたキンモクセイ香りは、
例年より一週間ほど遅く訪れました。
今は、ギンモクセイの香りが漂い始めています。
大好きな大好きな香りたちに包まれ、ほんわりしています。
わたしの自宅から歩いて５分ほどのところに、お気に入りのレストランがあります。
毎月第２火曜と第４日曜に『スウィーツ・ビュッフェ』が開催されています。
1200円で、２時間食べ放題♪
先月、SH∀KEと行ってきました。
……こんな感じ♪
明日もあるんだけど、、、どうしようかな。行こうかな？（笑）
望の日に寄せて。
2010年11月06日
月に祈りを 星に願いを 第一〇六夜
本日は朔（13：52）の日、陰暦10月1日です。
前回の募集でコメント下さった方、本当にありがとうございました。
実はここ以外にも募集をかけてまして、そこにもコメントやメッセージをいただき、
感激しています。
よし！ 頑張らなくちゃ♪
12月中には歌詞を仕上げて、来年早々に収録｡｡｡
そんな風に出来たらいいなぁ…と考えています。
それでは今日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「鼓星（つづみぼし）」
オリオン座は、斜め一文字に並ぶ三つの星（δ星、ε星、ζ星）と、
それを取り囲む四つの星（α星、β星、γ星、χ星）がとくに目を引きます。
これを鼓の形に見立てた呼び名です。
三つの星を三つ星、四つの星を四つ星ともいいます。
「平家星（へいけぼし）・源氏星（げんじぼし）」
ベテルギウスとリゲルの和名です。
岐阜県揖斐郡の山村では、赤色のベテルギウスを平家の赤旗、
青白色のリゲルを源氏の白旗に見立てたといいます。
また、ベテルギウスとリゲルを三つ星の脇役に見て、福井県などでは脇星（わきぼし）、
唐鋤の相手（からすきのあいて）などと呼ぶそうです。
「三つ星（みつぼし）」
斜め一文字に並ぶδ、ε、ζの三つの星の和名で、全国的に三つ星の名で呼ばれています。
狩人オリオンのベルトにあたります。
三つ星まっ昼粉八合は、すばると同様に、そばまきの時期を言い表したもので、
まっ昼は満時と静岡県富士郡では、夜明け前に三つ星が南中するところ（九月中旬過ぎ）
にそばの種をまくと、一升の実から八合の粉がとれると言い伝えられています。
三つ星のひむがし空にのぼるなべ 夜頃おそしと稲積みかへる 《島木赤彦》
今日は母校高校の大同窓会。
来年度の当番回期なので、今年は１期上の先輩方の働きぶりをしっかりみせていただきながら、お手伝いさせていただこうと思っています。
いつも連絡くれるKyokoちゃん、E-guchiくん、ありがとう。
ご迷惑かけますが、よろしくです〜〜♪
……ちなみに、同期のSHOEWICKは大同窓会には不参加。
企業祭の実行委員で、朝５時過ぎから丸24時間、働きづめだもんね。
仕方ないか。頑張れ〜〜！
でも、一緒に行けないの、淋しいなぁ｡｡｡
朔の日に寄せて。
前回の募集でコメント下さった方、本当にありがとうございました。
実はここ以外にも募集をかけてまして、そこにもコメントやメッセージをいただき、
感激しています。
よし！ 頑張らなくちゃ♪
12月中には歌詞を仕上げて、来年早々に収録｡｡｡
そんな風に出来たらいいなぁ…と考えています。
それでは今日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「鼓星（つづみぼし）」
オリオン座は、斜め一文字に並ぶ三つの星（δ星、ε星、ζ星）と、
それを取り囲む四つの星（α星、β星、γ星、χ星）がとくに目を引きます。
これを鼓の形に見立てた呼び名です。
三つの星を三つ星、四つの星を四つ星ともいいます。
「平家星（へいけぼし）・源氏星（げんじぼし）」
ベテルギウスとリゲルの和名です。
岐阜県揖斐郡の山村では、赤色のベテルギウスを平家の赤旗、
青白色のリゲルを源氏の白旗に見立てたといいます。
また、ベテルギウスとリゲルを三つ星の脇役に見て、福井県などでは脇星（わきぼし）、
唐鋤の相手（からすきのあいて）などと呼ぶそうです。
「三つ星（みつぼし）」
斜め一文字に並ぶδ、ε、ζの三つの星の和名で、全国的に三つ星の名で呼ばれています。
狩人オリオンのベルトにあたります。
三つ星まっ昼粉八合は、すばると同様に、そばまきの時期を言い表したもので、
まっ昼は満時と静岡県富士郡では、夜明け前に三つ星が南中するところ（九月中旬過ぎ）
にそばの種をまくと、一升の実から八合の粉がとれると言い伝えられています。
三つ星のひむがし空にのぼるなべ 夜頃おそしと稲積みかへる 《島木赤彦》
今日は母校高校の大同窓会。
来年度の当番回期なので、今年は１期上の先輩方の働きぶりをしっかりみせていただきながら、お手伝いさせていただこうと思っています。
いつも連絡くれるKyokoちゃん、E-guchiくん、ありがとう。
ご迷惑かけますが、よろしくです〜〜♪
……ちなみに、同期のSHOEWICKは大同窓会には不参加。
企業祭の実行委員で、朝５時過ぎから丸24時間、働きづめだもんね。
仕方ないか。頑張れ〜〜！
でも、一緒に行けないの、淋しいなぁ｡｡｡
朔の日に寄せて。
2010年11月22日
月に祈りを 星に願いを 第一〇七夜
本日は望（2：27）の日です。
最近の昇り始めのお月さま｡｡｡きれいですね〜。
思わず、足を止めて、見入っちゃってます。
昨日、ほんの少しだけ髪の毛を切ってきました。
何故かと言えばですね〜〜、忙しくなりそうな今週を乗り切るために、
入れようと思って
｡｡｡です。
22日（月）は、普通に勤務。―――っと代行だった。普通じゃないっ
で、
23日（火）は、エトワールの練習
24日（水）〜26日（金）は東京へ出張研修
そして、27日（土）に帰ってきます｡｡｡
さ、頑張りますですよ〜
では本日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「ミンタカ」
オリオン座δ星の固有名。
アラビア語のアル・ミンタカ・アル・ジャウザ（巨人の帯）からきたものです。
三つ星の右の二等星で、一五〇〇光年の距離にあります。
「アルニラム」
オリオン座ε星の固有名。
アラビア語のアル・ニタム（真珠の糸）からきたもので、
古くは三つ星全部の名前でした。
三つ星の真ん中の二等星で、一三〇〇光年の距離にあります。
「アルニタク」
オリオン座ζ星の固有名。
アラビア語のアル・ニタク（帯）からきたものです。
三つ星の左の二等星で、一三〇〇光年の距離にあります。
そうそう。
12月５日に開かれる、我が、ヴォーカル・アンサンブル・コーラス『エトワール』の、
２ndコンサートのことで、後輩のチマッティちゃんがメールをくれました。
これまた後輩の新聞記者の浩ちゃんにご案内したら、新聞に掲載してくれるらしい｡｡｡
うわぁ、チマッティちゃんも浩ちゃんも、ありがと〜〜っ
そのことお知らせしたら、先輩方も喜ばれてたよ〜〜
望の日に寄せて。
最近の昇り始めのお月さま｡｡｡きれいですね〜。
思わず、足を止めて、見入っちゃってます。
昨日、ほんの少しだけ髪の毛を切ってきました。
何故かと言えばですね〜〜、忙しくなりそうな今週を乗り切るために、
入れようと思って
22日（月）は、普通に勤務。―――っと代行だった。普通じゃないっ
で、
23日（火）は、エトワールの練習
24日（水）〜26日（金）は東京へ出張研修
そして、27日（土）に帰ってきます｡｡｡
さ、頑張りますですよ〜
では本日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「ミンタカ」
オリオン座δ星の固有名。
アラビア語のアル・ミンタカ・アル・ジャウザ（巨人の帯）からきたものです。
三つ星の右の二等星で、一五〇〇光年の距離にあります。
「アルニラム」
オリオン座ε星の固有名。
アラビア語のアル・ニタム（真珠の糸）からきたもので、
古くは三つ星全部の名前でした。
三つ星の真ん中の二等星で、一三〇〇光年の距離にあります。
「アルニタク」
オリオン座ζ星の固有名。
アラビア語のアル・ニタク（帯）からきたものです。
三つ星の左の二等星で、一三〇〇光年の距離にあります。
そうそう。
12月５日に開かれる、我が、ヴォーカル・アンサンブル・コーラス『エトワール』の、
２ndコンサートのことで、後輩のチマッティちゃんがメールをくれました。
これまた後輩の新聞記者の浩ちゃんにご案内したら、新聞に掲載してくれるらしい｡｡｡
うわぁ、チマッティちゃんも浩ちゃんも、ありがと〜〜っ
そのことお知らせしたら、先輩方も喜ばれてたよ〜〜
望の日に寄せて。
2010年12月06日
月に祈りを 星に願いを 第一〇八夜
本日は朔（2：36）の日。陰暦11月1日です。
今日はＯＺくんのお誕生日〜〜
おめでとうっ！
うふふ〜、ＯＺくん、仲間だね〜〜
さてそして、昨日は、わが「ヴォーカル・アンサンブル・エトワール」
２ndコンサートが行われました。
歌い慣れた、ＦＣＣ藤島ホールでのコンサート｡｡｡とっても楽しかったです。
セットリストは
＜オープニング＞ もみじ
＜第１部＞ ｱﾝｻﾝﾌﾞﾙ･ﾌﾟﾗﾈﾀ ｵﾌｨｼｬﾙｽｺｱ「エトワール」より
アヴェ・マリア
オー・ホーリー・ナイト
シシリエンヌ
グリーン・スリーヴス
あら野のはてに
＜第２部＞ 信長貴富編曲「ノスタルジア」より
花
朧月夜
村の鍛冶屋
箱根八里
里の秋
故郷（ふるさと）
＜第３部＞ クリスマスの名曲より
もろびとこぞりて
もみの木
きよしこの夜
主はわがかいぬし
エンジェル・キャロル
あら野のはてに
ホワイトクリスマス
＜アンコール＞ 見上げてごらん夜の星を
でした
では、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「三光（さんこう）」
オリオン座三つ星の和名。
三光とは太陽、月、星をさしますが、冴えわたる寒空に三つ星が輝くようすを
太陽、月、星に見立て、三つ星の呼び名になったものです。
そのほか三つ星の呼び名として、三丁（さんちょう）の星、三星様（さんじょうさま）、
三大星（さんだいしょう）、三大師（さんだいし）、尺五星（しゃくごぼし）、
算木星（さんぎぼし）、竹の節（たけのふし）、竹継ぎ星（たけつぎぼし）、
竿星（さおぼし）、稲架の間（はぎのま）、かせ星など数多くあります。
稲架は刈り取った稲を乾かすための稲かけ、かせは紡いだ糸を巻きとるＩ字形の
道具をいいます。
お三大星さままたしゃんせ わたしゃ夜ふけに「ひとりぼっち
待てというたら待たしゃんせ かわいそうなら待たしゃんせ
身につまされて愚痴じゃない 連れてゆくならゆきしゃんせ
お三大星さま連れ衆づれ わたしゃ焼野にひとりぼっち 《野口雨情／お三大星さま》
「土用三郎（どようさぶろう）」
これもオリオン座三つ星の和名です。
夏の土用に入って、夜明け前に三つ星が水平線から縦一文字に、一夜に一星ずつ
現れるところから呼ばれています。観察眼の鋭さに感心させられる名前です。
ただし、一般的に土用三郎は、夏の土用の第三日目（現在の七月二十日ごろ）の
ことをさします。
この日の天気で秋の農作物の豊凶を占い、快晴なら豊年、雨の時は凶年とします。
「星の出入り（ほしのでいり）」
陰暦十月中旬に吹く北東の風を、伊勢などでは星の出入りと呼びます。
一方、静岡県のある農村では、三つ星が夜明け前に沈むころ（十二月ごろ）、
麦まきをしますが、これを星の出入りと呼ぶそうです。
また別の農村では、三つ星が日没に上り、夜明け前に沈むことを、夜わたし（よわたし）と
呼び、麦まきの目安にしています。
さて、前々回の記事でご協力いただいた「START」の歌詞｡｡｡
出来上がりましたよ。
――― 思いっきりな直球ですが
皆さんの「START」もたくさん詰め込ませていただきました。
追記に歌詞を載せていますので、よかったらご覧ください♪
続きを読む
今日はＯＺくんのお誕生日〜〜
うふふ〜、ＯＺくん、仲間だね〜〜
さてそして、昨日は、わが「ヴォーカル・アンサンブル・エトワール」
２ndコンサートが行われました。
歌い慣れた、ＦＣＣ藤島ホールでのコンサート｡｡｡とっても楽しかったです。
セットリストは
＜オープニング＞ もみじ
＜第１部＞ ｱﾝｻﾝﾌﾞﾙ･ﾌﾟﾗﾈﾀ ｵﾌｨｼｬﾙｽｺｱ「エトワール」より
アヴェ・マリア
オー・ホーリー・ナイト
シシリエンヌ
グリーン・スリーヴス
あら野のはてに
＜第２部＞ 信長貴富編曲「ノスタルジア」より
花
朧月夜
村の鍛冶屋
箱根八里
里の秋
故郷（ふるさと）
＜第３部＞ クリスマスの名曲より
もろびとこぞりて
もみの木
きよしこの夜
主はわがかいぬし
エンジェル・キャロル
あら野のはてに
ホワイトクリスマス
＜アンコール＞ 見上げてごらん夜の星を
でした
では、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「三光（さんこう）」
オリオン座三つ星の和名。
三光とは太陽、月、星をさしますが、冴えわたる寒空に三つ星が輝くようすを
太陽、月、星に見立て、三つ星の呼び名になったものです。
そのほか三つ星の呼び名として、三丁（さんちょう）の星、三星様（さんじょうさま）、
三大星（さんだいしょう）、三大師（さんだいし）、尺五星（しゃくごぼし）、
算木星（さんぎぼし）、竹の節（たけのふし）、竹継ぎ星（たけつぎぼし）、
竿星（さおぼし）、稲架の間（はぎのま）、かせ星など数多くあります。
稲架は刈り取った稲を乾かすための稲かけ、かせは紡いだ糸を巻きとるＩ字形の
道具をいいます。
お三大星さままたしゃんせ わたしゃ夜ふけに「ひとりぼっち
待てというたら待たしゃんせ かわいそうなら待たしゃんせ
身につまされて愚痴じゃない 連れてゆくならゆきしゃんせ
お三大星さま連れ衆づれ わたしゃ焼野にひとりぼっち 《野口雨情／お三大星さま》
「土用三郎（どようさぶろう）」
これもオリオン座三つ星の和名です。
夏の土用に入って、夜明け前に三つ星が水平線から縦一文字に、一夜に一星ずつ
現れるところから呼ばれています。観察眼の鋭さに感心させられる名前です。
ただし、一般的に土用三郎は、夏の土用の第三日目（現在の七月二十日ごろ）の
ことをさします。
この日の天気で秋の農作物の豊凶を占い、快晴なら豊年、雨の時は凶年とします。
「星の出入り（ほしのでいり）」
陰暦十月中旬に吹く北東の風を、伊勢などでは星の出入りと呼びます。
一方、静岡県のある農村では、三つ星が夜明け前に沈むころ（十二月ごろ）、
麦まきをしますが、これを星の出入りと呼ぶそうです。
また別の農村では、三つ星が日没に上り、夜明け前に沈むことを、夜わたし（よわたし）と
呼び、麦まきの目安にしています。
さて、前々回の記事でご協力いただいた「START」の歌詞｡｡｡
出来上がりましたよ。
――― 思いっきりな直球ですが
皆さんの「START」もたくさん詰め込ませていただきました。
追記に歌詞を載せていますので、よかったらご覧ください♪
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2010年12月21日
月に祈りを 星に願いを 第一〇九夜
本日は望（17:13）の日。今夜は皆既月食があるそうですよ。
日本では月出帯食となります。
欠け始め（15:32）―― 皆既食の始め（16:40）―― 食の最大（17:17）
＜食分1.26＞―― 皆既食の終わり（17:54）―― 食の終わり（19:02）
……くらいの時間らしいです。
今年もあと10日。往く年をしっかり楽しみましょうね。
では、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「小三つ星（こみつぼし）」
三つ星のすぐ下に、ｃ、θ、ιという小さな星が三つ縦に並んでいます。
これを三つ星に対して小三つ星といいます。
三つ星から比べると微かで、その印象から小三星（こさんじょう）、
影三星（かげさんじょう）、横三つ星（よこみつぼし）、三つ星のお供、
隠居星（いんきょぼし）、真似星（まねぼし）などとも呼ばれています。
なお、小三つ星の位置がオリオン座の腰から下げた剣にあたるところから、
ヨーロッパでは、オリオンズ・スウォード（オリオンの剣）といいます。
一世紀のローマの詩人マニリウス・ガイオスは、小三つ星を三つの家宝として、
「広い両肩に一つずつ、さんらんたる家宝を輝かせ 三つの家宝は斜めに飾る」と
歌っています。
「唐鋤星（からすきぼし）」
三つ星と小三つ星を併せた呼び名です。
「く」の字に並んだ星の並びを、牛や馬にひかせて田畑を耕す農具に見立てたものです。
柄鋤星、犂星とも書きます。
いけぬるは犂（からすき）ほしかむめの花 《安原貞室（やすはらていしつ）》
「酒桝星（さかますぼし）」
三つ星と小三つ星、それにη星を併せた和名です。
正方形に短い柄のついたものを酒桝といい、三つ星と小三つ星などで見事にその形を
描いています。
18日土曜日には、母校北九州支部の忘年会があり、SHOEWICKと一緒に参加してきました。
とっても楽しかったし、すっごい情報も仕入れてしまいました
とっても忙しい毎日なのですが、なぁんと静止画動画をまた制作（笑）
……そのため、「START]の動画はちょっとオアズケ｡｡｡ｽﾐﾏｾﾝ
作った動画は、母校の校歌をみんなで聴くために｡｡｡だけなんですけどね。
とりあえず、ここにURLを載せておきます〜〜。
⇒⇒http://www.nicovideo.jp/watch/nm13180579
多分、これが今年最後の記事かな？
……ってことで、皆様、良いお年を〜〜
望の日に寄せて。
日本では月出帯食となります。
欠け始め（15:32）―― 皆既食の始め（16:40）―― 食の最大（17:17）
＜食分1.26＞―― 皆既食の終わり（17:54）―― 食の終わり（19:02）
……くらいの時間らしいです。
今年もあと10日。往く年をしっかり楽しみましょうね。
では、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「小三つ星（こみつぼし）」
三つ星のすぐ下に、ｃ、θ、ιという小さな星が三つ縦に並んでいます。
これを三つ星に対して小三つ星といいます。
三つ星から比べると微かで、その印象から小三星（こさんじょう）、
影三星（かげさんじょう）、横三つ星（よこみつぼし）、三つ星のお供、
隠居星（いんきょぼし）、真似星（まねぼし）などとも呼ばれています。
なお、小三つ星の位置がオリオン座の腰から下げた剣にあたるところから、
ヨーロッパでは、オリオンズ・スウォード（オリオンの剣）といいます。
一世紀のローマの詩人マニリウス・ガイオスは、小三つ星を三つの家宝として、
「広い両肩に一つずつ、さんらんたる家宝を輝かせ 三つの家宝は斜めに飾る」と
歌っています。
「唐鋤星（からすきぼし）」
三つ星と小三つ星を併せた呼び名です。
「く」の字に並んだ星の並びを、牛や馬にひかせて田畑を耕す農具に見立てたものです。
柄鋤星、犂星とも書きます。
いけぬるは犂（からすき）ほしかむめの花 《安原貞室（やすはらていしつ）》
「酒桝星（さかますぼし）」
三つ星と小三つ星、それにη星を併せた和名です。
正方形に短い柄のついたものを酒桝といい、三つ星と小三つ星などで見事にその形を
描いています。
18日土曜日には、母校北九州支部の忘年会があり、SHOEWICKと一緒に参加してきました。
とっても楽しかったし、すっごい情報も仕入れてしまいました
とっても忙しい毎日なのですが、なぁんと静止画動画をまた制作（笑）
……そのため、「START]の動画はちょっとオアズケ｡｡｡ｽﾐﾏｾﾝ
作った動画は、母校の校歌をみんなで聴くために｡｡｡だけなんですけどね。
とりあえず、ここにURLを載せておきます〜〜。
⇒⇒http://www.nicovideo.jp/watch/nm13180579
多分、これが今年最後の記事かな？
……ってことで、皆様、良いお年を〜〜
望の日に寄せて。
2011年01月04日
月に祈りを 星に願いを 第百十夜
あけましておめでとうございます。
本日は朔（18:03）の日。陰暦12月１日です。
ああ、何年ぶりでしょうか。
年末年始の６日間、しっかりおやすみをいただけたのは｡｡｡
ってことで、本日仕事始めでございます〜。
さぁ、今年もがんばりますですよ♪
さっそく冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「オリオン大星雲（オリオンだいせいうん）」
オリオン座三つ星の下（南）にある有名な星雲。
月のない晴れた晩には肉眼でも淡く見えますが、双眼鏡を使うと、
鳥が翼を広げたような姿が視野いっぱいに広がります。
一三〇〇光年の距離にあり、実際の大きさも二五光年の広がりがあります。
「大犬座（おおいぬざ）」
シリウスを含む星座で、北東の二星とで犬の顔の三角形を描いています。
ギリシアでは、古くからシリウスを犬の星を呼んでいたといいます。
二月下旬の夜八時ごろ南の空に見えます。
神話はいろいろな説があり、足の早いレラプスという犬とか、
狩人オリオンが連れていた犬とか、イカリオスの忠犬メーラなどといわれています。
「シリウス」
マイナス一・五等星の大犬座α星の固有名。
全天で一番明るく輝くところから、ギリシア語でセイリオス（焼き焦がすもの、
輝くもの）と呼ばれました。
英語でドッグ・スター（犬の星）はシリウスをさし、ドッグ・デイス（犬の日）は、
土用、暑中を意味します。
夏至のころシリウスと太陽が一緒に上り、夏の炎暑と疫病をもたらすためといいます。
……亦の名をオーリーオーンの犬と呼ばれ、一番に燦々しい星ながらも、
禍の星とされて、夥しい焼病の気をみじめたらしい人間にもたらすもの……
《ホメロス／イリアス（呉茂一訳）》
毎年、父母が作ってくれる干支グッズ｡｡｡今年も可愛く仕上がってました♪
朔の日に寄せて。
本日は朔（18:03）の日。陰暦12月１日です。
ああ、何年ぶりでしょうか。
年末年始の６日間、しっかりおやすみをいただけたのは｡｡｡
ってことで、本日仕事始めでございます〜。
さぁ、今年もがんばりますですよ♪
さっそく冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しましょうね。
「オリオン大星雲（オリオンだいせいうん）」
オリオン座三つ星の下（南）にある有名な星雲。
月のない晴れた晩には肉眼でも淡く見えますが、双眼鏡を使うと、
鳥が翼を広げたような姿が視野いっぱいに広がります。
一三〇〇光年の距離にあり、実際の大きさも二五光年の広がりがあります。
「大犬座（おおいぬざ）」
シリウスを含む星座で、北東の二星とで犬の顔の三角形を描いています。
ギリシアでは、古くからシリウスを犬の星を呼んでいたといいます。
二月下旬の夜八時ごろ南の空に見えます。
神話はいろいろな説があり、足の早いレラプスという犬とか、
狩人オリオンが連れていた犬とか、イカリオスの忠犬メーラなどといわれています。
「シリウス」
マイナス一・五等星の大犬座α星の固有名。
全天で一番明るく輝くところから、ギリシア語でセイリオス（焼き焦がすもの、
輝くもの）と呼ばれました。
英語でドッグ・スター（犬の星）はシリウスをさし、ドッグ・デイス（犬の日）は、
土用、暑中を意味します。
夏至のころシリウスと太陽が一緒に上り、夏の炎暑と疫病をもたらすためといいます。
……亦の名をオーリーオーンの犬と呼ばれ、一番に燦々しい星ながらも、
禍の星とされて、夥しい焼病の気をみじめたらしい人間にもたらすもの……
《ホメロス／イリアス（呉茂一訳）》
毎年、父母が作ってくれる干支グッズ｡｡｡今年も可愛く仕上がってました♪
朔の日に寄せて。
2011年01月20日
月に祈りを 星に願いを 第百十一夜
本日は望（6:21）の日。
昨夜のお月さま、寒空の中、雲の間に間に、その輝きを見せてくれてましたね。
おかげで寒い帰り道も、心の中はなんだかホカホカしていました。
さてさて、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「青星（あおぼし）」
冬の夜空に三つ星の南東で輝くシリウスの光は、すさまじいほどです。
青白い色が印象的なところからついた呼び名ですが、北風が強い時などは、
天のプリズムのように色を変えて見えることもあります。
絵の具星（えのぐぼし）の呼び名は、端的にそれを表しています。
また、ひときわ明るく輝くところから、大星（おおぼし）の名もあります。
「天狼（てんろう）」
らんらんと光るシリウスを、狼の目にたとえた中国名です。
大犬座β星を野鶏（やけい）といい、狼が鶏をねらっている姿ともいいます。
おおなんと金牛の宮、天狼の宮、熊の星、魂はなす手だてもない時間へ入りこむとき、
なんという巨大な勝利の品々を形の定まらぬ空間へ置くことか!!
（ポール・ヴァレリー／秘めたる歌《菱山修三訳》）
「アヌビス神（あぬびすしん）」
古代エジプトでは、山犬の姿をした死者の守護神をアヌビスといい、
シリウスをその神に見立てて崇めました。
この星がどれだけ重視されたかは、シリウスが日の出直前に上ってくる日を
一年の始めと定めたり（紀元前三〇〇〇年ごろ）、その時期が雨季と重なり、
ナイル川が増水して氾濫する前ぶれとして使われたことからわかります。
ナイルの民にとって、川の氾濫はなくてはならないものでした。
上流からの肥沃な土を含んだ川の水が、両岸の田畑に天然の灌漑となったからです。
ここから、ちょっと違うお話に入ります。
大好きな先輩が亡くなられて10日以上が経ちました。
このblogにも、ずっと前に書いたことがある「大先輩」｡｡｡
SHOEWICKとわたしが参列したお通夜にも、コーラス部関係者がたくさん来られてました。
多分、次の日の告別式にもたくさん来られてたんでしょうね。
お通夜式が終わった後、式場にはコーラスの音楽が流れていました。
周りの方のお心遣いでしょうね。
先輩をお見送りする時には、みんなで歌ってあげたいな｡｡｡とか思っていたのだけど、
……どうだったかな。
12月初めに２ndコンサートを終えた、ヴォーカルアンサンブルetoileのメンバーも、
多くが大先輩に指導していただいたり、大先輩の指揮の下で歌ったりしていた仲間で、
etoileの練習の前後に、先輩のお見舞いに行ったこともありましたね。
わたしたちのハーモニー、聴いていただきたかったな。
そして、あれやこれやと、批評して指導していただきたかった｡｡｡
まだまだ荒削りなわたしたちですが、この曲たちを先輩に捧げます。
「なんね、これは!?」って、お叱りの言葉が聴こえてきそうですが｡｡｡
http://www.nicovideo.jp/watch/nm13312083
望の日に寄せて。
昨夜のお月さま、寒空の中、雲の間に間に、その輝きを見せてくれてましたね。
おかげで寒い帰り道も、心の中はなんだかホカホカしていました。
さてさて、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「青星（あおぼし）」
冬の夜空に三つ星の南東で輝くシリウスの光は、すさまじいほどです。
青白い色が印象的なところからついた呼び名ですが、北風が強い時などは、
天のプリズムのように色を変えて見えることもあります。
絵の具星（えのぐぼし）の呼び名は、端的にそれを表しています。
また、ひときわ明るく輝くところから、大星（おおぼし）の名もあります。
「天狼（てんろう）」
らんらんと光るシリウスを、狼の目にたとえた中国名です。
大犬座β星を野鶏（やけい）といい、狼が鶏をねらっている姿ともいいます。
おおなんと金牛の宮、天狼の宮、熊の星、魂はなす手だてもない時間へ入りこむとき、
なんという巨大な勝利の品々を形の定まらぬ空間へ置くことか!!
（ポール・ヴァレリー／秘めたる歌《菱山修三訳》）
「アヌビス神（あぬびすしん）」
古代エジプトでは、山犬の姿をした死者の守護神をアヌビスといい、
シリウスをその神に見立てて崇めました。
この星がどれだけ重視されたかは、シリウスが日の出直前に上ってくる日を
一年の始めと定めたり（紀元前三〇〇〇年ごろ）、その時期が雨季と重なり、
ナイル川が増水して氾濫する前ぶれとして使われたことからわかります。
ナイルの民にとって、川の氾濫はなくてはならないものでした。
上流からの肥沃な土を含んだ川の水が、両岸の田畑に天然の灌漑となったからです。
ここから、ちょっと違うお話に入ります。
大好きな先輩が亡くなられて10日以上が経ちました。
このblogにも、ずっと前に書いたことがある「大先輩」｡｡｡
SHOEWICKとわたしが参列したお通夜にも、コーラス部関係者がたくさん来られてました。
多分、次の日の告別式にもたくさん来られてたんでしょうね。
お通夜式が終わった後、式場にはコーラスの音楽が流れていました。
周りの方のお心遣いでしょうね。
先輩をお見送りする時には、みんなで歌ってあげたいな｡｡｡とか思っていたのだけど、
……どうだったかな。
12月初めに２ndコンサートを終えた、ヴォーカルアンサンブルetoileのメンバーも、
多くが大先輩に指導していただいたり、大先輩の指揮の下で歌ったりしていた仲間で、
etoileの練習の前後に、先輩のお見舞いに行ったこともありましたね。
わたしたちのハーモニー、聴いていただきたかったな。
そして、あれやこれやと、批評して指導していただきたかった｡｡｡
まだまだ荒削りなわたしたちですが、この曲たちを先輩に捧げます。
「なんね、これは!?」って、お叱りの言葉が聴こえてきそうですが｡｡｡
http://www.nicovideo.jp/watch/nm13312083
望の日に寄せて。
2011年02月03日
月に祈りを 星に願いを 第百十二夜
本日は朔（11：31）の日。陰暦１月１日、旧正月です。
取り敢えず、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「三角星（さんかくぼし）」
大犬座の腰からしっぽにあたるδ星、ε星、η星の和名で、三つ星が描く直角三角形を
いったものです。
馬の背につける鞍に見立てた、鞍掛け星（くらかけぼし）の呼び名もあります。
中国ではこのあたりを弧矢（こし）といって弓と矢に見立て、
シリウスを獲物の狼としています。
「小犬座（こいぬざ）」
冬の天の川のほとりにある星座で、一等星と三等星の二つの星が斜めに並んでいます。
神話によると、狩りの名人アクタイオンは五〇匹の猟犬を連れて鹿狩りに出たおり、
女神アルテミスの水浴びを見てしまいました。
怒った女神はアクタイオンを鹿の姿に変えたところ、五〇匹の犬は獲物を思い
主人をかみ殺してしまいました。
小犬座はそのうちの一匹の犬といわれます。
「プロキオン」
小犬座α星の固有名で、ギリシア語のプロキオン（犬の先がけ）をラテン語化させた
ものです。
シリウスより先に東の空に上ることを表しています。
一等星で、十一光年の距離にあります。
いつも、朔の時間より前に投稿するようにしているのですけど、
今日はその時間がなく、遅めの投稿になってしまいました。
そして、今日は節分ですね〜。
皆さん、【鬼やらい】やってますか〜〜？
朔の日に寄せて。
取り敢えず、本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「三角星（さんかくぼし）」
大犬座の腰からしっぽにあたるδ星、ε星、η星の和名で、三つ星が描く直角三角形を
いったものです。
馬の背につける鞍に見立てた、鞍掛け星（くらかけぼし）の呼び名もあります。
中国ではこのあたりを弧矢（こし）といって弓と矢に見立て、
シリウスを獲物の狼としています。
「小犬座（こいぬざ）」
冬の天の川のほとりにある星座で、一等星と三等星の二つの星が斜めに並んでいます。
神話によると、狩りの名人アクタイオンは五〇匹の猟犬を連れて鹿狩りに出たおり、
女神アルテミスの水浴びを見てしまいました。
怒った女神はアクタイオンを鹿の姿に変えたところ、五〇匹の犬は獲物を思い
主人をかみ殺してしまいました。
小犬座はそのうちの一匹の犬といわれます。
「プロキオン」
小犬座α星の固有名で、ギリシア語のプロキオン（犬の先がけ）をラテン語化させた
ものです。
シリウスより先に東の空に上ることを表しています。
一等星で、十一光年の距離にあります。
いつも、朔の時間より前に投稿するようにしているのですけど、
今日はその時間がなく、遅めの投稿になってしまいました。
そして、今日は節分ですね〜。
皆さん、【鬼やらい】やってますか〜〜？
朔の日に寄せて。
2011年02月18日
月に祈りを 星に願いを 第百十三夜
本日は望（17：36）の日です。
……が、雲で見えず｡｡｡
まぁ、またきれいな姿を見せてくれる夜を楽しみにしていましょうね。
では本日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介。
「色白（いろしろ）」
プロキオンの和名。
出雲地方では白く輝いているところから色白といい、
シリウスを南の色白（みなみのいろしろ）と呼んでいます。
「冬の大三角（ふゆのだいさんかく）」
オリオン座のベテルギウス、小犬座のプロキオン、それに大犬座のシリウスで描く
三角形をいいます。
三角形の中に一角獣座（いっかくじゅうざ）があり、天の川が横切っています。
「兎座（うさぎざ）」
オリオン座のすぐ南にある小さな星団で、四つの星がゆがんだ四辺形を描いています。
神話によると、狩人オリオンが二匹の犬を連れて狩りに行き、獲物として持ち帰ったのが、
この兎といわれています。
先週の土曜日、『萩尾望都原画展』に行ってきました。
350点を超える原画・原稿を始め、参考雑貨などが一堂に展示されています。
⇒ 原画展サイト
素晴らしかったです〜〜。
おまけで、東京フィルの福岡公演も聴いてきましたよ〜♪
SH∀KEが修学旅行でいなかったので、何やらの居ぬ間に｡｡｡ってことで（笑）
望の日に寄せて。
……が、雲で見えず｡｡｡
まぁ、またきれいな姿を見せてくれる夜を楽しみにしていましょうね。
では本日も、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介。
「色白（いろしろ）」
プロキオンの和名。
出雲地方では白く輝いているところから色白といい、
シリウスを南の色白（みなみのいろしろ）と呼んでいます。
「冬の大三角（ふゆのだいさんかく）」
オリオン座のベテルギウス、小犬座のプロキオン、それに大犬座のシリウスで描く
三角形をいいます。
三角形の中に一角獣座（いっかくじゅうざ）があり、天の川が横切っています。
「兎座（うさぎざ）」
オリオン座のすぐ南にある小さな星団で、四つの星がゆがんだ四辺形を描いています。
神話によると、狩人オリオンが二匹の犬を連れて狩りに行き、獲物として持ち帰ったのが、
この兎といわれています。
先週の土曜日、『萩尾望都原画展』に行ってきました。
350点を超える原画・原稿を始め、参考雑貨などが一堂に展示されています。
⇒ 原画展サイト
素晴らしかったです〜〜。
おまけで、東京フィルの福岡公演も聴いてきましたよ〜♪
SH∀KEが修学旅行でいなかったので、何やらの居ぬ間に｡｡｡ってことで（笑）
望の日に寄せて。
2011年03月05日
月に祈りを 星に願いを 第百十四夜
本日は朔（5:46）の日。陰暦２月１日です。
３月だというのに、寒いですね〜。
暖かい春が待ち遠しい、今日この頃です。
そんな中｡｡｡
先週、２月２６日に『玄牝（げんぴん）』という映画を観てきました。
自然なお産を題材にした映画です。
タイトルの『玄牝』とは、老子の『道徳経』第六章にあることば。
大河の源流にある谷神は、とめどなく生命を生み出しながらも絶えることはない。
谷神同様、女性（器）もまた、万物を生み出す源であり、
その働きは尽きることがない。
老子はこれを玄牝―――“神秘なる母性”と呼んでいる。
…………そこには、理想と葛藤、幸福感と孤独がありました。
さて、それでは本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「クリムズン・スター」
兎座のＲ星についた英名です。この星は４２７日の周期で、５．５等星から
１１．７等星まで明るさを変える変光星ですが、とても赤い色をしています。
１８４５年、イギリスのハインドは最初にこの星を見て、
「まるで暗黒の視野の中にしたたり落ちる血のようだ」と感嘆の声をあげたところから、
ハインドのクリムズン・スター《深紅の星（しんくのほし）》と呼ばれるようになりました。
「アルゴ座」
ギリシア神話に登場する快速船をかたどった星座です。
船に乗り込んだ人たちをギリシア語でアルゴナウタイといい、イアソン隊長のほか、
怪力ヘラクレス、双子のカストルとポルックス、たて琴の名人オルフェウスら、
５０人のアルゴナウタイによる冒険物語が伝えられています。
アルゴ座は東西に７５度、南北に６０度も広がり、あまりに大きすぎるという理由で、
近世になって船尾座（ともざ）、竜骨座（りゅうこつざ）、羅針盤座（らしんばんざ）、
帆座（ほざ）の四星座に分割されました。
一方インド、エジプトでもここを帆船に見ており、中東ではノアの箱舟と考えていました。
「カノープス」
竜骨座α星の固有名。
カノープスはトロイ戦争のとき、ギリシアのスパルタ軍の艦隊をみちびいた
水先案内人です。
艦隊がアレキサンドリア近くの港に寄港したとき、カノープスが死んだため、
スパルタのメネラオス王は彼の功績をたたえ、その港に彼の名をつけました。
その後、水平線近くに現れる星をカノープスと呼ぶようになったといいます。
カノープスはシリウスに次いで、全天で二番目に明るい星として知られています。
光度はマイナス０．７等で、八〇光年の距離にあります。
『玄牝』を観た次の日には、１月に亡くなられた“大”先輩…を偲ぶ会がありました。
集まったのは、10人くらい。
楽しかったなぁ。
みんな、“大”先輩の悪口ばっか言うんだもん。
でも、みんな、“大”先輩が好きで好きで仕方ないんだね。
そして、“大”先輩と一緒に作ってきた合唱を愛してるんだね。
大丈夫。これからも続けて行ける｡｡｡
朔の日に寄せて。
３月だというのに、寒いですね〜。
暖かい春が待ち遠しい、今日この頃です。
そんな中｡｡｡
先週、２月２６日に『玄牝（げんぴん）』という映画を観てきました。
自然なお産を題材にした映画です。
タイトルの『玄牝』とは、老子の『道徳経』第六章にあることば。大河の源流にある谷神は、とめどなく生命を生み出しながらも絶えることはない。
谷神同様、女性（器）もまた、万物を生み出す源であり、
その働きは尽きることがない。
老子はこれを玄牝―――“神秘なる母性”と呼んでいる。
…………そこには、理想と葛藤、幸福感と孤独がありました。
さて、それでは本日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「クリムズン・スター」
兎座のＲ星についた英名です。この星は４２７日の周期で、５．５等星から
１１．７等星まで明るさを変える変光星ですが、とても赤い色をしています。
１８４５年、イギリスのハインドは最初にこの星を見て、
「まるで暗黒の視野の中にしたたり落ちる血のようだ」と感嘆の声をあげたところから、
ハインドのクリムズン・スター《深紅の星（しんくのほし）》と呼ばれるようになりました。
「アルゴ座」
ギリシア神話に登場する快速船をかたどった星座です。
船に乗り込んだ人たちをギリシア語でアルゴナウタイといい、イアソン隊長のほか、
怪力ヘラクレス、双子のカストルとポルックス、たて琴の名人オルフェウスら、
５０人のアルゴナウタイによる冒険物語が伝えられています。
アルゴ座は東西に７５度、南北に６０度も広がり、あまりに大きすぎるという理由で、
近世になって船尾座（ともざ）、竜骨座（りゅうこつざ）、羅針盤座（らしんばんざ）、
帆座（ほざ）の四星座に分割されました。
一方インド、エジプトでもここを帆船に見ており、中東ではノアの箱舟と考えていました。
「カノープス」
竜骨座α星の固有名。
カノープスはトロイ戦争のとき、ギリシアのスパルタ軍の艦隊をみちびいた
水先案内人です。
艦隊がアレキサンドリア近くの港に寄港したとき、カノープスが死んだため、
スパルタのメネラオス王は彼の功績をたたえ、その港に彼の名をつけました。
その後、水平線近くに現れる星をカノープスと呼ぶようになったといいます。
カノープスはシリウスに次いで、全天で二番目に明るい星として知られています。
光度はマイナス０．７等で、八〇光年の距離にあります。
『玄牝』を観た次の日には、１月に亡くなられた“大”先輩…を偲ぶ会がありました。
集まったのは、10人くらい。
楽しかったなぁ。
みんな、“大”先輩の悪口ばっか言うんだもん。
でも、みんな、“大”先輩が好きで好きで仕方ないんだね。
そして、“大”先輩と一緒に作ってきた合唱を愛してるんだね。
大丈夫。これからも続けて行ける｡｡｡
朔の日に寄せて。
2011年03月20日
月に祈りを 星に願いを 第百十五夜
本日は望（3:10）の日。
今年最大の満月だそうです。どおりで、数日前からの月光がすごくきれいなはずで｡｡｡
東日本の大震災…。
思うところはたくさんあるのですが、ただただ、祈ることしかできないわたしです。
あの震災の起こった日の夜から、声が出なくなりました。
いまだに出ません。
この前出なくなったのは、４年前だったかな。
いつもは２〜３日経ったら、ちゃんと元に戻るのに、今回はなかなか戻りません。
鼻歌も歌えない状態で、やや凹み気味。
また、歌えるようになるかなぁ｡｡｡
…ということで、本日もまた、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「南極老人星（なんきょくろうじんせい）」
カノープスの中国名。
かつて中国の都であった長安や洛陽で、この星が地上すれすれに見えるときを
天下泰平の吉兆とし、この星を見ると長生きするとも伝えています。
老人星（ろうじんせい）、南極寿星（なんきょくじゅせい）とも呼ばれます。
「布良星（めらぼし）」
カノープスの和名で、
房総半島南端に近い布良（めら）という漁村の名がついたものです。
言い伝えによると、この星が海上すれすれにあらわれると、必ず暴風雨になるといい、
時化（しけ）で死んだ漁師の魂が、仲間の漁師を呼んでいるのだといいます。
「入定星（にゅうじょうぼし）」
これもカノープスの和名です。
昔、布良に近い横渚（よこすか）村で、西春という僧侶が入定したところから
ついた呼び名といいます。
西春は、「私は星になってあらわれるが、私を見たら必ず海が時化（しけ）るので
船を出さないように」と、言い残したと伝えられています。
さて、次回で「冬の星の章」終了となります。
一緒に、『宙（そら）の名前』も全て終了です。
その先、このブログで何をやって行くかは、まだ決めていません。
次回までに決めようと思っています。
―――では。
望の日に寄せて。
今年最大の満月だそうです。どおりで、数日前からの月光がすごくきれいなはずで｡｡｡
東日本の大震災…。
思うところはたくさんあるのですが、ただただ、祈ることしかできないわたしです。
あの震災の起こった日の夜から、声が出なくなりました。
いまだに出ません。
この前出なくなったのは、４年前だったかな。
いつもは２〜３日経ったら、ちゃんと元に戻るのに、今回はなかなか戻りません。
鼻歌も歌えない状態で、やや凹み気味。
また、歌えるようになるかなぁ｡｡｡
…ということで、本日もまた、冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介しますね。
「南極老人星（なんきょくろうじんせい）」
カノープスの中国名。
かつて中国の都であった長安や洛陽で、この星が地上すれすれに見えるときを
天下泰平の吉兆とし、この星を見ると長生きするとも伝えています。
老人星（ろうじんせい）、南極寿星（なんきょくじゅせい）とも呼ばれます。
「布良星（めらぼし）」
カノープスの和名で、
房総半島南端に近い布良（めら）という漁村の名がついたものです。
言い伝えによると、この星が海上すれすれにあらわれると、必ず暴風雨になるといい、
時化（しけ）で死んだ漁師の魂が、仲間の漁師を呼んでいるのだといいます。
「入定星（にゅうじょうぼし）」
これもカノープスの和名です。
昔、布良に近い横渚（よこすか）村で、西春という僧侶が入定したところから
ついた呼び名といいます。
西春は、「私は星になってあらわれるが、私を見たら必ず海が時化（しけ）るので
船を出さないように」と、言い残したと伝えられています。
さて、次回で「冬の星の章」終了となります。
一緒に、『宙（そら）の名前』も全て終了です。
その先、このブログで何をやって行くかは、まだ決めていません。
次回までに決めようと思っています。
―――では。
望の日に寄せて。
2011年04月03日
月に祈りを 星に願いを 第百十六夜
本日は朔（23:32）の日。陰暦３月１日です。
声が出なくなった日から３週間以上が経過しましたが、なんだかまだ、
声がちゃんと出せません。
喋らないと仕事ができないので、声は出していますが、
音程や音量のコントロールが上手く出来ないので、全然歌えません。
早く、楽しく歌えるようになりたいな｡｡｡
さあ、では！
「宙の名前」の最終回。今日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介します。
「横着星（おうちゃくぼし）」
カノープスの和名で、地平線すれすれにちょっと出て、すぐに沈んでしまうところから
ついたものです。
似たような名に、無精星（ぶしょうぼし）、道楽星（どうらくぼし）などが
あります。
「ニセ十字（にせじゅうじ）」
南十字星よく似た十字形の呼び名。
帆座δ星とχ星、それに竜骨座ε星とι星で十字架を描いたもので、
本物よりやや大きく十字架もゆがんでいます。
それでも昔の船乗りたちは、このニセ十字で方角を惑わされたに違いありません。
海蛇座頭部の真南にありますが、全景を見るには沖縄まで南下しなければなりません。
「マゼラン雲（マゼランうん）」
旗魚座（かじきざ）と巨嘴鳥座（きょしちょうざ）にある、二つのお隣りの小宇宙。
１５１９年、航海家マゼランが世界周航に出発し、その途中発見したところから
この名で呼ばれています。
大きいほうが旗魚座にある大マゼラン雲、小さいほうが巨嘴鳥座にある小マゼラン雲で、
それぞれ１６万光年と、２０万光年の距離にあります。
見かけの大きさは満月の２２倍と９倍もあり、南半球では夜空に浮かぶ雲のように
見えます。
オリオン座と鯨座のはるか南にありますが、日本から見ることはできません。
次回から、何をお伝えしようかと、いろいろ考えましたよ〜。
同じ「そらのなまえ」と読む、「空の名前」や「花の名前」「色の名前」「水の名前」
……などの名前シリーズがいいのかなぁ｡｡｡とか考えていたのですが、
そんなとき、とある『楽典』に出逢いました。
おおそうだ。音に関する言葉達を紹介しながら、自分も再確認するのって、
楽しそうだな。
しかも、この楽典の監修、大好きな木下牧子さんだしっ！
―――ってことで、次回からは「音の名前」と銘打って、音に関するあれやこれやを
ご紹介して行きますね。
では。
朔の日に寄せて。
声が出なくなった日から３週間以上が経過しましたが、なんだかまだ、
声がちゃんと出せません。
喋らないと仕事ができないので、声は出していますが、
音程や音量のコントロールが上手く出来ないので、全然歌えません。
早く、楽しく歌えるようになりたいな｡｡｡
さあ、では！
「宙の名前」の最終回。今日も冬の星に関する言葉を三つ、ご紹介します。
「横着星（おうちゃくぼし）」
カノープスの和名で、地平線すれすれにちょっと出て、すぐに沈んでしまうところから
ついたものです。
似たような名に、無精星（ぶしょうぼし）、道楽星（どうらくぼし）などが
あります。
「ニセ十字（にせじゅうじ）」
南十字星よく似た十字形の呼び名。
帆座δ星とχ星、それに竜骨座ε星とι星で十字架を描いたもので、
本物よりやや大きく十字架もゆがんでいます。
それでも昔の船乗りたちは、このニセ十字で方角を惑わされたに違いありません。
海蛇座頭部の真南にありますが、全景を見るには沖縄まで南下しなければなりません。
「マゼラン雲（マゼランうん）」
旗魚座（かじきざ）と巨嘴鳥座（きょしちょうざ）にある、二つのお隣りの小宇宙。
１５１９年、航海家マゼランが世界周航に出発し、その途中発見したところから
この名で呼ばれています。
大きいほうが旗魚座にある大マゼラン雲、小さいほうが巨嘴鳥座にある小マゼラン雲で、
それぞれ１６万光年と、２０万光年の距離にあります。
見かけの大きさは満月の２２倍と９倍もあり、南半球では夜空に浮かぶ雲のように
見えます。
オリオン座と鯨座のはるか南にありますが、日本から見ることはできません。
次回から、何をお伝えしようかと、いろいろ考えましたよ〜。
同じ「そらのなまえ」と読む、「空の名前」や「花の名前」「色の名前」「水の名前」
……などの名前シリーズがいいのかなぁ｡｡｡とか考えていたのですが、
そんなとき、とある『楽典』に出逢いました。
おおそうだ。音に関する言葉達を紹介しながら、自分も再確認するのって、
楽しそうだな。
しかも、この楽典の監修、大好きな木下牧子さんだしっ！
―――ってことで、次回からは「音の名前」と銘打って、音に関するあれやこれやを
ご紹介して行きますね。
では。
朔の日に寄せて。