夏の夜の風物詩「ペルセウス座流星群」が、12日夜~13日未明に、活動のピークを迎えた。北海道千歳市の支笏湖畔では、夜半に空を横切る星が観測された。
ペルセウス流星群は、スイフト・タットル彗星(すいせい)のちりが地球の大気圏に飛び込み、大気と摩擦を起こして光る。1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに3大流星群と呼ばれる。
今年は満月に近い明るい月が邪魔になり観測には不向きだったが、道内は高気圧に覆われて雲が少なく、夜空に多くの星が流れた。【鈴木勝一】
毎日新聞 2011年8月14日 1時40分