ここから本文です
最終更新:2011年8月13日(土) 1時0分

ねむの木学園が詐欺被害、2被告に求刑

動画を他のプレイヤーで見る


 体の不自由な子どもたちの施設「ねむの木学園」の理事長で女優の宮城まり子さんの口座から現金をだまし取った罪に問われている音楽家と元職員の裁判で、検察側はそれぞれ、懲役5年と懲役3年6か月を求刑しました。

 音楽家の広沢憲行被告と 「ねむの木学園」の元職員・近藤由美子被告は、おととし8月と去年4月に「ねむの木学園」の理事長で女優の宮城まり子さんの口座から現金あわせておよそ3100万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。

 12日、東京地裁で開かれた裁判で検察側は両被告に対し、「犯行は計画的かつ巧妙」などとしたうえで、広沢被告については「本件の主犯。罪の意識も薄い」などとして懲役5年を、近藤被告には懲役3年6か月を求刑しました。判決は来月14日に言い渡される予定です。(12日20:04)

2011年8月12日(金)のニュース一覧