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2011年7月5日5時35分

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津波被害の松を京都五山の送り火に

【動画】高田松原の被災松を五山送り火へ

写真:肉親を亡くした人や被災者らが、思いを書いた薪=6月28日、岩手県陸前高田市、小林裕幸撮影拡大肉親を亡くした人や被災者らが、思いを書いた薪=6月28日、岩手県陸前高田市、小林裕幸撮影

写真:津波で松が失われ、無残な姿になった高田松原=6月28日、岩手県陸前高田市、小林裕幸撮影拡大津波で松が失われ、無残な姿になった高田松原=6月28日、岩手県陸前高田市、小林裕幸撮影

 津波で被害を受けた岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」の松を薪(まき)にして、8月16日の「京都五山送り火」で燃やす計画が進んでいる。肉親を亡くしたり被災したりした人たちが、それぞれの思いを薪に書き込んでいる。

 大分市の美術家、藤原了児さん(61)が、自宅で使う薪を探していたところ、高田松原の松が薪になって売られていることを知り、計画を思い立った。京都の「大文字保存会」に協力を呼びかけると同時に、自ら被災地で薪作りをし、200本を用意した。薪は、計画に賛同する陸前高田市内の「鈴木旅館」や避難所に置き、被災者らがメッセージを書き込めるようにした。

 津波で母親を亡くした盛岡市の会社員、大坂章さん(35)は、「今までありがとう」と書き込んだ。「あまり旅行もしたことのない母でしたが、最後に京都で送ってもらえるんですね」(小林裕幸)

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