細野大臣“最終処分は福島県外で”
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細野大臣“最終処分は福島県外で”

8月13日 12時12分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

細野原発事故担当大臣は、福島市で記者団に対し、放射性物質を帯びたがれきなどについて、一時的に福島県内の市町村で保管することになるものの、最終処分の場所は福島県外とする方向で検討したいという考えを示しました。

この中で細野原発事故担当大臣は、「数多くの課題があるなかでも、がれきの処理と除染に伴って出てくる新たな廃棄物の処理の問題が一番深刻だ。当面の方針としては、市町村ごとに仮置きをお願いできないかと考えており、その取り組みについては、政府としてきちんとバックアップしたい」と述べました。そのうえで、細野大臣は、「その先、中間貯蔵や最終処分については、政府として考え方を整理しており、いましばらく時間がかかる。ただ、福島を廃棄物の最終処分場にすべきではないと考えており、少なくとも私が関わっているかぎり、政府が責任を持って処理を行いたい」と述べ、放射性物質を帯びたがれきなどの最終処分の場所は、福島県外とする方向で検討したいという考えを示しました。