京都へ避難した子供たちを支援「東北こども会」発足 |

避難したこどもたちが「京都」を歩く |
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東日本大震災で京都へ避難してきた子どもたちを支援しようと、京都の大学生が「東北こども会」を結成しました。
「東北こども会」は京都へ避難してきた子どもたちに京都の町を知り友達を作るきっかけを作ってもらおうと地元の大学生が企画しました。12日は宮城・福島・茨城から避難してきた子どもと京都の子ども合わせて10人が参加して、伏見の町を探検しました。途中の神社で平安時代から湧き出る水に手を浸したり、坂本龍馬ゆかりの寺田屋を訪れたりした子どもたち。暑さをものともせず6キロ近い道のりを歩いて京都の町で夏休みの思い出を作りました。
【参加した子供】「楽しかった」
大学生「なっちゃんいっぱい顔洗ってたやんな?」子ども「気持ちかった」(Q神社で何をお願いした?)「最後まで歩けるますようにって」
「東北こども会」ではこれからも毎月イベントを企画していくということです。
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2011/08/13 9:23:
更新) |
阿波踊り開幕 37万人賑わう |
徳島市の阿波踊りが12日開幕し、街のいたるところで熱狂的な乱舞が繰り広げられました。
徳島市内の演舞場では、午後6時から一斉に「よしこの囃子」が鳴り響き、今年の阿波踊りが開幕しました。しなやかで艶やかな女踊りと、阿波男の激しさを表現するダイナミックな男踊り。この日を待ちわびた踊り子たちの熱狂的な乱舞に見物客が手拍子で応え、街はお祭りムード一色に包まれました。初日の人出は去年を上回る37万人で、15日までの期間中にはあわせて130万人以上が訪れる見込みです。
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2011/08/13 0:25:
更新) |
”岩手県の薪”からセシウム検出 結局「五山の送り火」での使用断念 |

二転三転の末、被災地の人々の気持ちにこたえられず・・・。 |
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「放射能への不安」を理由に、京都「五山の送り火」での被災地の薪の使用が中止になった問題で、抗議を受けた京都市が新たに取り寄せたばかりの薪から、放射性セシウムが検出されました。
市は結局、送り火での使用を中止することを決めました。
「セシウムが検出された以上、断腸の思いだが断念せざるを得ない」
“被災地の薪は使用しない”という苦渋の決断に、ただただ頭を下げる京都市の門川大作市長。
世論を巻き込んだ「五山の送り火」をめぐる騒動は無念の決着となりました。
岩手県陸前高田市で津波になぎ倒された松から作られた薪は、被災者がメッセージを書き込んで、今月16日に京都で行われる「送り火」で焼くことになっていました。
しかし「放射能への不安」を訴える意見が寄せられたことから、放射性物質が検出されていなかったにも関わらず、主催する五山の保存会が使用を中止。
結局、薪は京都に届くことなく今月8日に現地で燃やされました。
しかし今度は、この対応に抗議が殺到したことから、保存会は一転して、陸前高田市の別の松を使うことを決め新たに500本の薪が12日に届いたばかりでした。
ところが、京都市が薪を検査したところ、表皮から1キログラム当たり1130ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが13日分かったのです。
このため、送り火へで使用は断念することになりました。
思わぬ結末に京都市民からは「せっかくの供養が無駄になってお互いに残念」「心配な面もあるのでなんともいえない・・・」といった声が聞かれました。
一方、陸前高田市民の一人は「いろんな形で復興をお手伝いして下さろうとしているのに、うちらが悪いことをしたわけじゃないけど、セシウムが出て、また騒ぎの種を作ってしまったのは申し訳ない」と話しました。
今回セシウムが検出されたのは、野ざらしで長期間放置されていたことが原因とみられ、京都市は農作物などへの風評被害が広がらないよう呼びかけています。
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2011/08/12 19:27
更新) |
神戸「希望の灯り」 東北へ |

被災地を”灯り”がつないだ |
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阪神・淡路大震災からの復興を願ってともされている神戸の「希望の灯り」が、東日本大震災で被災した岩手県に届けられました。
ふたつの被災地をつなぐ灯りが町を照らしました。
東日本大震災から5か月を迎えた、8月11日。
岩手県宮古市の田老地区に、いくつもの灯りがともりました。
津波の犠牲となった人たちをしのぶ、「夢灯り」です。
あの日、田老の町を飲み込んだ津波。
219人の命が犠牲となりました(8月4日現在)。
高さ10メートル、長さ2.4キロの防潮堤も、町を守ることはできませんでした。
田老地区の仮設住宅では、残された人々が夢灯りの準備を進めてきました。
思いを込めた灯篭は、約2400個できあがりました。
【灯篭を作る女性】「私たちの同級生も4人も5人も亡くなってるんですよね。供養と追悼をかねて――」
灯篭にともす灯りは、遠く離れた被災地から届けられることになりました。
神戸にある「1.17希望の灯り」。
阪神・淡路大震災の5年後、全国から種火を集めてともされたものです。
震災のあとに生まれた絆の証として、遺族や被災者が大切に守り続けています。
【阪神・淡路大震災で息子を亡くした白木利周さん】「震災の時に、あの不安で暗くさみしいなかで、本当にこの灯りが皆さんを勇気づけて、神戸の皆さんが元気に復興に取り組んでくれました。この火を持って行って、現地の皆さんを少しでも元気づけられたらいいなと思います」
田老の人たちの声を受けて、希望の灯りは被災地へと運ばれました。
<追悼の日――>
神戸から届いた希望の灯りを受け取ったのは、津波で妻と孫を亡くした男性でした。
【妻と孫を亡くした小幡昇さん】「(妻は)孫を後ろから抱えたままうつぶせで遺体が見つかったんです。写真見ただけでもうだめですね。だから娘たちの部屋にはあまり行かないようにしてる。写真飾ってるから」
【白木さん】「今でも思うんですけど、代わってやれるなら代わってやりたい。私が残されたって何もできない」
【小幡さん】「同じ思いです」
悲劇が繰り返されないように――
復興への希望を持てるように――
ふたつの震災をつなぐ灯りがともされました。
あの日、津波を止められなかった防潮堤の上で、あたたかい灯りが田老の町を包みました。
【田老地区の人は…】
「また思い出して、何か泣けてきて、言葉になりませんでした」
「それぞれの震災の体験があると思うので、区切りと言うか、いい日になったと思います」
<あの日を忘れない――>
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2011/08/12 19:27
更新) |
訪問介護業者がマンションに高齢者を「閉じ込め」? 市が調査 |

”高齢者マンション”の実態は・・・。 |
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訪問介護業者が高齢者を堺市の特定のマンションに住ませたうえ、自由に外出できないようにしていたことがわかりました。
堺市は虐待につながる恐れがあるとして調査しています。
高齢者虐待防止法違反の疑いで堺市が調査を行っているのは、堺区のマンションに事務所を置く訪問介護業者です。
この訪問介護業者は、生活保護受給者を含む認知症や寝たきりの利用者11人が住むマンションに事務所を置き、非常階段にロープを張るなどして外出を制限していたということです。
【調査を行う堺市の担当者】
「外出するような方向に向かうことにすごくおびえる人もいた自由に生活がなかで出来ているというふうには感じなかった」
入居者のなかには、業者が病院から勧誘した人もいて、マンションは事実上、業者が管理する「老人ホーム」になっていました。
【訪問介護業者の責任者】「役所とはいつも協議して高齢者のためにいい福祉サービスができるように頑張ってやっている、今はそれしか言えない」
業者は外出制限について「安全上の理由から」と説明しているということですが、堺市は虐待につながる恐れがあるとして調査するとともに、サービスそのものついても適正だったか詳しく調べています。
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2011/08/12 19:10
更新) |
冷やしトマト早食い大会 |

素早くトマトを食べろ! |
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12日、兵庫県香美町では今が旬の野菜を使ったある大会が開かれました。
とても冷たいけど、熱〜い戦いです。
「3・2・1・スタート!」
合図と共に冷たーいトマトをガブリ、ガブリ!味わう暇もなく次から次へと口の中へ…これは一体…?
12日、兵庫県香美町で開催されたのは、「冷やしトマト早食い大会」。
地元の特産トマトをPRするために開かれました。
ルールはただ一つ。
キンキンに冷えた地元の特産トマトをいかに早く食べるかです。
【男性参加者】「おいしい」
【女性参加者】「お腹いっぱい」
【うちわであおぐ観客】「もうちょっとです〜はいはい、ははは〜」
手よりも大きなトマトに勢いよくかじりつく元気な子どもたち。
【参加してる女の子】「あ〜〜〜!!(号泣)」
【元気に食べきった男の子】「おいしかったです」
結局、優勝したのは1キロのトマトを1分36秒の大会新記録で食べきったこちらの男性。
【優勝者】「トマトは飲みものみたいなものなんで。かじって飲み込む」
優勝者にはもちろんトマト!ではなく、牛肉1万円分が贈られました。
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2011/08/12 19:08
更新) |
吹田市議会 市長の給与など削減案を可決 |
「大阪維新の会」の公認で当選した、吹田市の井上哲也市長の給与などを30〜50%カットする条例案が、市議会で可決されました。
吹田市議会では、井上市長の給与と期末手当を30%、退職手当を50%カットする条例案が、賛成多数で可決されました。井上市長は、大阪維新の会代表である大阪府・橋下知事の手法にならって、吹田市の「財政非常事態」を宣言し、自らの給与カット案を議会に提出していました。各会派からは「橋下知事のまねごとでは困る」「政治的パフォーマンスではないか」との意見も出されました。井上市長は、「率直に言ってうれしい。やっと改革の第一歩がスタートできたと思っているのでうれしい」と述べました。今後は職員の給与カットの条例案についても、12月の議会で審議される見通しです。
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2011/08/12 15:07
更新) |
梨の出荷 |

幸水 |
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徳島県鳴門市では、一足早く秋の味覚、梨の出荷が始まりました。
甘い果汁と、サックリとした食感が特徴の鳴門市の特産品、「幸水」。ここ徳島県鳴門市では、暑い日差しの中農家の人たちが、程よく熟した大きな実を丁寧に収穫して行きます。今年は、台風6号の強い風の影響で、落下したものも多く、収穫量は例年より、少なくなってはいますが、出来は上々だそうです。収穫された梨は地元をはじめ、関西方面へ出荷されていきます。
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2011/08/12 15:31
更新) |
お盆の帰省ラッシュ |

新幹線は大混雑 |
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お盆休みをふるさとや観光地で過ごす人たちで、交通機関は混雑しています。
新幹線は10時45分現在新大阪発の下りで、のぞみの自由席の乗車率が140から170パーセントにのぼり、駅は大混雑しています。
【自由席を待つ客】「1時間半前から並んでて、時間もてあましてるんでゲームをしてる。子供がいるんでやっぱり座りたいんで。」
【別の自由席を待つ客】「私たちオランダから帰って来てて今からおばあちゃん家に行くんです。座れるといいね」
また、Uターンのピークは来週の火曜日と見られています。
一方、高速道路は、午前11時半現在、中国道の下り線が宝塚東トンネルを先頭に吹田ジャンクションを超え名神高速大山崎インターまで38キロ渋滞しています。渋滞は午後3時頃まで続く見込みで、13日も午前9時をピークに渋滞するということです。
また、関西空港では海外で過ごす人の出国ラッシュが始まっています。旅行先は今年も韓国や東南アジア方面が人気だということです。
【女性客】「バリ島です。エステをして癒されに行きます」
【別の女性客】「チェコ、ハンガリー、オーストリアに。お父さんは家でお留守番です」
帰国のピークは16日と予想されています。
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2011/08/12 12:40
更新) |
近江八幡市 節電で夏期閉庁 |
滋賀県の近江八幡市役所では、節電対策として12日から16日まで一部を除き庁舎の業務を停止しています。
近江八幡市では、通常はお盆休みの期間中も業務を行っていますが、ことしは節電対策として12日から16日までの5日間、住民票の発行など一部の住民サービスを除き庁舎の業務を停止しています。また保育所や医療センターなどの公共施設も対象外となっています。この取り組みは滋賀県庁ですでに行われていますが、県内の自治体では初めてです。市民は、「閉庁しているのを知らなくて来たんですけど、仕方ないと思います」と話していました。
この取り組みによりおよそ2万3千キロワットの電力が節約できるということです。
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2011/08/12 12:39
更新) |
奉納阿波踊り |
徳島市では阿波踊りの開幕を告げる奉納踊りが行われました。
奉納踊りは、「阿波踊り」が安全に行われるように「連」と呼ばれる踊り子が旧阿波藩主の蜂須賀公の墓前に踊りを奉納するものです。境内では、軽快な「よしこの囃子」が鳴り響くと一気に阿波踊りのムードが高まります。そして、この日を待ちわびたおよそ200人が、汗を輝かせながら乱舞を繰り広げ「阿波踊り」の開幕を告げました。徳島の街が熱気に包まれる阿波踊りは、15日までで期間中、およそ130万人が訪れる見込みです。
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2011/08/12 12:38
更新) |
吹田市長 給料などの削減案可決 |

井上哲也 吹田市長 |
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大阪府吹田市議会が開かれ、今年5月に「大阪維新の会」から出馬した井上哲也市長の給与などを30〜50%カットする条例案が可決されました。
吹田市議会では12日、井上市長の給与と期末手当を30%、退職手当を50%カットする条例案が、賛成多数で可決されました。井上市長は、就任当初から吹田市の財政非常事態を宣言し、自身の給与カット案を議会に提出していました。各会派からは「大阪府の橋下知事のまねごとでは困る」「政治的パフォーマンスではないか」との意見も出されました。井上市長は職員の給与カットについても、12月の議会に提出する方針です。
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2011/08/12 12:38
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京橋の商店街を官民一体でパトロール |

京橋の商店街をパトロールする警察や地元住民 |
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店の看板などを路上にはみ出して放置する業者に対して官民一体となって注意を促すパトロール活動が大阪市内の商店街で行われました。
大阪市のJR京橋駅前で11日行われたこのパトロール活動は、地域の住民が警察や行政などと協力し4年前から行っているものです。パトロール隊は、商店街の路上に店の看板や屋台を放置している業者に対し速やかに撤去するよう注意を促しました。また都島警察署は、7月、違法な客引きなどを重点的に取り締まり、15件の業者を検挙するなどこの地区の環境改善に取り組んでいます。
【大阪市建設局氏原正晴さん】
「中には、お店でも、店舗改装計画も出してくれて、看板を下げると言っていただいて、やった甲斐があったなと思う」
このパトロール活動は今後も毎月2回行われるということです。
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2011/08/12 12:26
更新) |