東海テレビは、本件に関する特番を以下のように放送しました。

番組名  :
不適切な放送のお詫びとご報告
放送日時 :
2011年8月5日(金) 18:36:32〜18:51:27(14分55秒間)
放送エリア:
東海テレビローカル(愛知・岐阜・三重県)
放送内容 :
※弊社社長・浅野よりお詫び
※事実関係のご報告
※ぴーかんテレビ休止のご報告
※今後について

(弊社社長・浅野お詫び内容)

弊社(東海テレビ)の「ぴーかんテレビ」で昨日、極めて不適切な放送をし、岩手県、福島県の皆様をはじめ、多くの方々にご迷惑をおかけしました。また視聴者の皆様にも、たいへん不快な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。本日は、何故このような事が起こったのか、事実関係をご報告させていただきます。また、後日改めて検証番組を放送する予定です。この度は、誠に申し訳ございませんでした。

(事実関係のご報告)

※番組で放送した内容の要約と、その後判明した事実関係を下段に付記しています。

○なぜ、このような不謹慎なテロップが放送されてしまったのか?について
1)なぜ常識を欠いた不謹慎なテロップが放送現場に存在したのか?
・問題のテロップは・・・
  1. C G制作を担当する50代の男性スタッフにより作成された。
  2. C G制作担当者が、実際に当選者の名前を記入する前の仮のものとして「ふざけた気持ち」で作成してしまったものだった。
  3. C G制作担当者に渡す発注書には、不謹慎な文言は記載されていなかった。
・8月3日(水)(=放送前日)にテロップ画面をタイムキーパー(以下T K)が確認、その場で訂正を
 依頼した。しかし、C G制作担当者はそれを訂正の依頼と認識せず、そのまま放置した。
・8月4日(木)(=放送当日)朝、T Kが問題のテロップを再度確認し、改めて訂正を依頼したが、
 C G制作担当者はこの時点でも「訂正の依頼と認識せず」放置した。
・「訂正」を巡るスタッフ間の理解の食い違い、テロップをチェックすることになっているディレクターに、
 問題のテロップの存在が伝わらなかったことで、チェック機能が働かなかったという管理体制の甘さに
 より、常識を欠いた不謹慎なテロップが、放送の最終段階まで残ることになってしまった。
2)なぜそのようなテロップが23秒間も放送されてしまったのか?
・不謹慎なテロップが出たのは、通販コーナーのVTR O.A中だった。
 番組スタッフはその裏で、その後に予定されていたスタジオコーナーのリハーサルを行っていた。
・TKがリハーサルに合わせ当選者発表の仮テロップを準備する作業をしようとした際、仮テロップが不謹慎
 な文言のままだということに気づいたが、誤操作でテロップが放送されてしまった。
・不謹慎なテロップが画面に出た際、ディレクター他の制作スタッフは、放送画面ではなくリハーサル用の
 画面を見ながら作業をしていたため、放送画面のチェックが遅れ、その後慌ててテロップを外したが、
 結局23秒間にも渡り放送してしまった。

(ぴーかんテレビ休止のご報告)

『ぴーかんテレビ』は、当面放送を休止。コンプライアンス意識と管理体制の再検証を進める。

(今後について)

後日改めて検証番組を放送する予定です。
引き続き、原因究明と検証を重ね、このような事が二度と起こらないよう、
管理体制の見直しとコンプライアンスの徹底を図り、失った信頼を回復するため努力してまいります。

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