今年度の「科学技術論」の1回として話したニセ科学と科学コミュニケーションに関する講演のビデオをyoutubeのKicLabチャンネルで全編公開しました。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL1F04F84673C203CB
7分割で全1:30です
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― posted by きくち at 10:07 pm Comment [22] TrackBack [8]
この記事に対するコメント[22件]
1. 3 — July 28, 2011 @02:51:31
2. 3 — July 28, 2011 @03:25:19
3. 猫耳将軍 — July 28, 2011 @09:47:33
光を「物体」と言ってしまって良いのかどうかは分かりませんが、「光速」なんてものがあるように
光が「時間とともに動いている」というのは感覚的にも現実的にも確かなことなではないでしょうか。
また、どうしても証明が必要というのであれば、恐らく偉大な先人たちが何度も繰り返したであろう正確な光速を測定する実験でもやってみれば
それがすなわち「光が運動している」という証明になるのではないでしょうか。
仮に光が運動していないのであれば、光速=0km/時という結果が出るかと思います。
4. 3 — July 29, 2011 @02:18:16
5. bamboo — July 29, 2011 @05:12:56
自分に向かってくる光もあれば、自分から遠ざかる光もあります。
光が停止しているなら、私はどのように動いているのでしょうか。
6. 技術開発者 — July 29, 2011 @08:10:20
>お聞きしたかったのは、そのなぜ光が観測者側(物質)に対して時間とともに動いているとなるんでしょうかということで、観測者側(物質)が光に対して時間とともに動いているでもいいと思うのですがということなんです。
この質問でも、意味がよくわからないんです。例えば30万キロ離れた地点でストロボが光ると、真空中なら約1秒後観測者はその光を認めることができます。このとき、光が静止していて観測者が運動したと考えるなら、観測後の観測者の位置はストロボの直ぐ側でなくてはなりませんね。現実にはそんなことはなく、観測者はストロボから30万キロ離れた地点で発光を認識しますから、光の方が観測者のところまでやってきた、つまり「運動」したと考えるべきだろうと思います。
7. q — July 29, 2011 @09:11:27
> なぜ光が観測者側(物質)に対して時間とともに動いているとなるんでしょうかということで、観測者側(物質)が光に対して時間とともに動いているでもいいと思うのですが
レーザー光のように一方向に進む光をイメージされているようですね。
でも四方八方に広がる光を考えれば答は明らかではないでしょうか?
ロウソクの明かりが時空間上において停止していて、物質側が光に対して時間的に動いている状況は想定できないんじゃないですか?
.
8. さんちゃん — July 29, 2011 @11:11:09
イメージがつかめません。
太陽光を観測したら観測者が太陽の方向に動いているということでしょうか?
東から朝日が昇っているときに西に月が沈むのが見えたら観測者は東と西に動いているということでしょうか?
夜中に星空を見たら観測者はどっちに進んでいるんでしょうか?
9. かも ひろやす — July 29, 2011 @13:03:38
10. samu — July 29, 2011 @13:23:02
科学者のブログで他人が勝手に科学の公開家庭教師をするのは好ましくありません。
11. captnemo — July 29, 2011 @17:05:02
では、
科学者のブログで他人が勝手に文学批評の公開家庭教師をするのは
好ましいのでしょうか。
公開家庭教師は、以前、誰か(すみません、忘れました)がおっしゃった「烏合の知」に、なるとでも。
12. かも ひろやす — July 29, 2011 @17:29:14
個別具体的なマナーの話です。ビデオ公開の告知がありました。そのコメントとして、それとは関係ない物理学の質問をここでして良いかとの質問がありました。この場の責任者の返答はまだありません。この時点で他人がすべきことは、責任者の返答を待つことです。返答を待たずに勝手に話を始めることは無作法です。
というわけで、光速度の話題は暫定的に止めましょう。きくちさんからOKが出れば続けましょう。OKが出なければ、恒久的に止めましょう。
きくち July 29, 2011 @23:33:08
それでも科学の質問で、それにみなさんが答えてくださるなら、それはそれでいいのかなあという気もして、ほったらかしてあるのですが、全然本題に関係ないコメントだけが続くと悲しい気分にはなりますね
14. あなろぐまZ — July 29, 2011 @18:54:43
その暫定的な判断を下す事をきくちさん以外の人間がするという矛盾については許容されるのかなぁ
あれは良いこれはだめなんて話をするのもこの記事の主旨からは外れちゃうだろうけど、何のためのwww.なんだろう
15. いしやま — July 29, 2011 @21:56:46
それなしにたとえ話を積み重ねても、勘違いに勘違いを積み重ねていくだけで、本人にとっても何もいいことはありません。
本人にとっては不本意かもしれませんが、おそらく、中学位の数学から復習をはじめるのが、思いの外近道なのかもしれません。内容理解に必要な、結構重要な項目が並んでますし。
もしかすると、国語の復習も必要かもしれません。
16. オキナタケ — July 29, 2011 @21:57:33
相変わらずわかりやすいお話ぶりです。一般の人にも多数見て欲しいと思います。
それにしても再生回数が1から7になると7分の1になっているのは、まあこんなものなんでしょうか。せっかくだから最後まで見ればいいのに。
17. 3 — July 30, 2011 @01:44:23
コメントをくださった皆様 ありがとうございました。いしやまさんの言うとおりですね。もう一度いちから考え直してみます。そのときは、再度質問させてもらってもよろしいでしょうか?
さいごにひとつだけお聞きしておきたいのですが、光の速度と時間の速度(遠ざかる光の速度と遠ざかる過去の速度。別に近づくでもいいんですが)は同一ではないのでしょうか?
18. tadys — July 30, 2011 @05:21:41
そういう質問は「ヤフー知恵袋」あたりでしてください。
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/
19. シャルドネ — July 30, 2011 @09:47:31
kikulogをよく読んでいる人には、kikulog上にある様々な議論の上澄みのような内容と感じました。やはり、kikulogの膨大なスレッドとコメントを読むべきとも。
主題(?)となる、
理系の学生なら、福島第一原発の事故について質問されることは多いのに違いない。それに対して「専門じゃないからわからない」で済ませることはどの程度許されるだろうか。少なくとも、なにがしかのことが言えるべきだ。そのために、少しくらい勉強しておくのは理系大学生・大学院生の義務か。
については、私自身、中越沖地震を機会に原発と関わり、放射線防護教育を受けた土木技術者として、ごく自然にそう考えています。(単に土木技術者だからというだけで、そう思っているかもしれません)実際に、福島第一原発の事故で、家族や同僚から放射能の危険性について訊かれましたが、即答などとてもできなかったものの、いろいろ調べたうえで言えることはなるべく答えました。
オーディエンス(すべて阪大の学生さん?)には、どうなんだろう。テーマは理解するでしょうが、その先の、ニセ科学と科学、そしてそれをどう伝えるか、ということについてはちょっと難しそう。まずもって、ニセ科学に対する理解がほぼないでしょうし、菊池教授の言葉通り、講義の内容にとりとめがないことは否めませんから。
「ええと」ってのは、殊更言わないことにします(だんだんなくなりますけど)
あと、kiclabのチャンネルでテルミンの演奏が聴けたのが、楽しかったです。
20. 3 — July 31, 2011 @02:25:02
さいごにコメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。
21. kamokaneyoshi — August 3, 2011 @07:49:51
コメントではなしに別件で失礼いたします。
自分のブログにニセ科学批判シリーズを書き始めましたので、こちらの記事に連続してトラックバック送信をしております。
ところが、前回の「反科学主義とメタ科学b―科学哲学―」という記事をブログへupする際に、フォントサイズを間違えてしまい、修正編集して再度upしました。その際、トラックバック送信欄をクリアするのを忘れたため、同じ記事について2度トラックバック送信をしてしまいました。
お手数ですが、1回目のトラックバックを削除してください。
22. 原発マン — August 13, 2011 @01:58:49
仮にそうだとすると、それは、
多くの人が(理系の学生というものを)誤解している
ってことでしょ。その誤解を解くことが大事だ、とは何故か思わないで、むしろ
誤解上等、誤解に基づく期待に応えよう
みたいな話ですね