事件
なんだかなあ・・・
どんな感情よりも先に
怖いなあ・・・と思うのは、 明日は我が身と想像が容易に出来るからだろうか? 「因果応報」といえば良いのだろうか? 高いところから落ちると、なおいっそう痛い。 だけれども・・・ 残念ながら人間は生きている限りマイナスにはならない。 どんなにセレブな人間も、借金から逃げて路上生活を送る者も 生きているという面ではイーブンだ。 実は、僕は「アンチ死刑主義」なのだ。 人間は間違いを犯す生き物で、 かつ死ぬということは、ある意味、逃れることでもあるからだ。 もし死刑を望み犯罪を犯すものが居たとしたらば、 その犯罪者に最高の幸福を与えることになるかも知れない。 附属池田小事件が良い例だ。 人間は、どんなに闇の中でもほんの小さな光さえ差し込めば 生きていくことが出来る。 それさえ見出だすことが出来なければ、 そのとき自ら終結すればよい。 本当に強い人間と言うのは、どんなに闇の中でも 光を見出し育てていくことが出来る人間なんだと思う。 物事の本質を見極めることも出来ずに 偽善者ぶる人たちにも僕は、虫酸が走る。 それが日本人の大半の考え方であれば、なお悲しい。 例えば、押尾学は確かに悪い。 でも、それを必要以上に叩きまくったマスメディアは、 どれほどまでに正しいのか? 正直、逆に、その執拗さに気分が悪くなる。 ほんの些細なことから、 それは大事件に発展し、 思いもよらぬ加害者や被害者になる可能性は誰にも秘めているのだ。 明日、呑みに行った帰り プラットホームで電車を待つ君は、 前に並ぶ会社帰りのサラリーマンをここから突き落としたら 面白い・・・と頭に何気に浮かぶかもしれない。 万が一実行したらば、立派な殺人犯だ。 そんなことは、数分前には夢にも思っていない筈だ。 保身の為に無関係を装う者達にも虫酸が走る。 さっきまで一緒に呑んでいた従業員がそんな事件を起したら 首を切ったから関係なく頑張っていきますなんてとても言えない。 何百人も居る大企業ならいざ知らず、 少なくともそこには紙に残らない何かもっと厚い関係というのが あるのが人間って気がしてしまうのだ。 そして、人間は過ちを犯す生き物というのが 人間である前提なのだから・・・ 去年、泥棒に入られて多大な被害が出て、 それは金銭的なことよりも、気が狂いそうになるほど辛い思いをした。 犯人は捕まって、余罪として今、再捜査に入っている。 もちろん、被害の弁済や、罪の償いは受けるべきだとは、 思うけれども、心底犯人を憎むことがどうしても出来ない。 することさえきっちりやれば、 ビンタ1発食らわせて許してやりたいと思うようになった。 それは、決して僕の心が広いわけではなく もし、自分が逆の立場になったら、永遠に憎み続けられることが あまりにも辛いと思うからだ。 「罪を憎んで人を憎まず」 昔の人は、そういう考えを持ってたんだなあと思うと 心が和むけれども、 今の日本は、 どうやらそういう考え方が薄れていっている気がしてしまう・・・ なんだかなあ・・・ |
コメント(2)
お疲れ様です。結構大変そうですね、お体を大切に。また、遊びに行きます。心より、応援しています。がんばれ、やまもっちん。
2011/1/26(水) 午後 10:21 [ 北九H ]
その節は、ありがとうございました。
今度は、奥さんとご一緒に遊びにいらしてください。
神戸B級ツアーにご案内いたしますよ〜♪
2011/1/28(金) 午前 4:23