現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事
2011年8月12日15時0分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

原発事故処理用のアシモ開発へ ホンダ早期実用化目指す

関連トピックス

図:アシモのプロフィル拡大アシモのプロフィル

 ホンダの二足歩行ロボット「アシモ」が、東京電力福島第一原発の事故現場に投入される可能性が出てきた。ホンダは、人間に近い作業ができるアシモの技術を応用し、専用ロボットを開発。人が近づけない放射線量の高い場所で作業することを検討している。

 活用が検討されている機能は、人のように滑らかに動く腕の技術。モーターで動く肩やひじ、手首の微妙な力加減を、コンピューターで調整できる。

 ホンダは、アシモを原型として、腕の技術を生かした事故処理専用ロボットの製作をめざしている。現場は足場が悪く、転倒の危険もあるため、足回りは二足歩行ではなく、タイヤや、戦車のようなクローラー(無限軌道)を使うとみられる。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

東日本大震災後、ウクライナを訪問して分かった両原発事故の問題点と共通点とは。

3年で「廃炉準備」をするとした東電の「新工程表」。しかし、これは実現可能なのか?

被爆国・日本で起きた原発事故は、戦後の日本社会が当たり前としてきた前提や枠組みを揺さぶっている。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介