dead-memories・・・

愛し君の薫

我が身体に

我が着衣に

我が精神に

残りし

君の薫

残り香

研ぎ澄まされし嗅覚

支配される精神

脳裏に映りし美しき残像

その身に触れること叶わずとも

我が精神に永遠に残る

触れずとも解る

その温もり

切り裂くが如き

透き通る肌

永らく嗅ぐことのなかった

薔薇の薫が

美しくも冷酷な支配を齎す

女王ではなく

外道でもない

只管に

無償に注がれる

薫

• 
• 
• 

自分が正しいと想って行った

所謂善行

それを他人に雛されたからと言って即座に撤回するのか

下らぬ・・・

信じた道を歩むことは難しい

それが善行ならば尚のこと

下らぬ主観のみの戯言を高い位置から吐き棄てるだけの外道は数多

然し乍誰かのために、そう信じて取った行動

誇りとすべきものまでも

他人の下らぬ意見を容易く聞き入れ

撤回

その証までも消去

愚かしいにも程があろう

信じた道を歩む

善行と信じ行うならば

我は見守ろう

永遠とも想える時を

甘んじて受け入れよう

待つのは慣れている

愚者の狂言

• 
• 
• 

犯罪に手を染めるでもなく

欲望に溺れるでもなく

真っ当に歩むことの難しさよ


道を踏み外せば
外側の世界で危うい体験は出来よう


然れど真っ当に生きる故

歩む修羅場には到底敵わぬ



自分の愚行を省みれば






判断は自己責任



さて…

• 
• 
•