D小学校では7月のはじめに全校生徒での遠足が行われます。ところが、子どもたちがその遠足に持っていく水筒がありませんでした。教頭先生からそのお話を聞いたRFJは、東京の物資支援チームと協力し、水筒をひそかに集めていました。
そして今日、水筒600本をD小学校に届けることができました!
「女川っ子 見守り隊」の早朝の活動を開始する前に水筒を学校に届けたのですが、先生方はもうすでに出勤されていて、すぐに水筒の仕分け作業に入って下さいました。
午後の「見守り隊」の活動のためにD小学校に行くと、なんと子どもたちのランドセルの横に水筒が配られていました!
「水筒をありがとうございました」と子どもたちの笑顔、笑顔、笑顔…。「日本中の人たちが送ってくれたんだよ。僕たちは届けただけ。日本中の人たちが応援してくれているんだよ」と、子どもたちに伝えました。皆さま、ほんとうにご協力ありがとうございました!
日中は、渡波地区のRFJ拠点の横に、洗濯機2台と乾燥機1台の設置作業をしました。
一緒に写って下さったのは、拠点のプレハブを提供して下さっている地元Y水産のU社長です。ご自身も会社の社屋が全壊するなどの被災をされているにも関わらず、地域の復興のために全面協力して下さっています。
プレハブの向こうに見える建物が渡波地区の広域避難所W小学校です。乱闘騒ぎがあった4月に比べると、たくさんのボランティアの協力でいまは落ち着いています。しかし、いまも240人近い人たちが生活しており、気候も暑くなりましたが、避難所では洗濯が許可されていません。
乾燥機は、女性たちが外に干せない洗濯ものを乾かすのに使って下さるように、プレハブの室内に設置しました。
保育施設「ゆめみの里」を訪れ、 写真のトンネル、竹馬、パズル、画用紙、スケッチブックなど、物資支援チームが集めて下さった子どもたちの玩具をお届けしました。
さっそくトンネルをくぐって遊ぶ子どもたち、とても可愛らしかったです。
施設の職員の方々の奮闘のおかげで、被災地の子どもたちは、今日も元気です!
◎6月21日(火)
2班に分かれて活動しました。
Aチーム……午前、午後は女川地区・D小学校で登下校サポート
「女川っ子 見守り隊」
日中は、NPO法人JENの中屋敷「コミュニティ・カフェ」にて、リラクゼーションと整体、こころのケアの提供をさせて頂きました。
20人の地域の方々に、ご利用いただきました。
「女川っ子 見守り隊」はボラセンのキッズ・チームの代表Wさんとのコラボ、JENでの活動は、整体チーム「マリナーズ」の代表Kさんとのコラボでした。
Bチーム……渡波のRFJ拠点「わたのは食堂」にて炊き出し
スンドゥフ・チゲ(韓国料理の豆腐チゲ鍋) 250食 を提供させて頂きました。炊き出しに並んで下さった方々に、支援情報調査票の記入のご協力を頂き、さらに20枚を回収させて頂きました。