4月13日に訪問した石巻市内の一人暮らしの高齢者の女性Uさんを再訪し、ケアの提供と物資の配給を行いました。
NPO法人JENが設営した中屋敷地区・コミュニティ・カフェにてリラクゼーションや整体、保育などの提供を行いました。
被災した方々の多くが、不眠や中途覚醒、胃腸の活動不全、感情的な混乱などの悩みを訴えられます。こうした悩みのほとんどが、震災と津波、たび重なる余震などのストレスで「交感神経優位」の状態となり、副交感神経とのバランスが失われている兆候といえます。あるいは「被災によるPTSDを身体化している状態」とも言えるでしょう。
副交感神経のバランスを取り戻すための各種のリラクゼーションをケア・ワーカーたちが提供しながら、臨床心理士が「いま心と身体に何が起きているのか」「生活にどうやってリラクゼーションを取り入れて行くか」などのpsycho education(心理教育)を提供する、というスタイルで15名の被災者の方々に対応させて頂きました。