H小・避難所チームと、Nセンター・避難所チームの2班に分かれ、H小には新生児グッズを、Nセンターにはランドセルを届けました。H小では若いお母さんたちが再訪を泣いて喜んでくれました。
「東京から来て下さるなんて、一人じゃないんだって思えて、本当に心強いです」と、双子の新生児とともに避難しているお母さんが、私たちの手を握って言って下さいました。
最初の訪問のときに緊急で面接したうつ病のSさんは、避難所スタッフが指示通りの声かけを実施してくれていたお陰で、精神障害者用の仮設住宅の申し込みに自力で動けるほど元気になっていました。
ランドセルを届けると、Nセンターの避難所では避難所全体が大喜びでした。
避難所の中に眠っている小さなニーズを掘り起こして援助することが、避難所全体のエンパワーにつながること、一度限りではなく必ず再訪すること、再訪を繰り返していくことに大きな援助効果があることを全員が確認しました。
ボラセンの全体会議では「こころのケア・チーム」が認証され、新しく独立したチームとして活動を開始することになりました。
RFJは、ケア・スタッフ2名と車両1台を残して帰京しました。