被災家屋は、広大な被災地に点在しているので、チームのメンバーたちは地域を足で歩き、口に両手をあてて大声で呼びかけます。「カレーライスの炊き出しをやっています!お鍋を持って、ご家族の分も取りに来て下さい!」その声に気付いた被災者の方々が「ありがとう!」と笑顔で、ブルーシートを貼った被災家屋から次々に出てきて、炊き出し拠点へと走って下さいます。
がれきの海と化した住宅街の、無残ながれきの向こうから、炊き出しを呼び掛けるボランティアたちの声と、それに応えて下さる被災した方々の声…。
雨上がりの被災地で、感動の涙が、思わずあふれてきた瞬間でした・
夜間はH小の避難所で巡回活動を行いました。避難所の方々は皆さんが私たちの顔を覚えて下さって「また来てくれたのね!」などと声を掛けて下さるようになりました。