石巻市役所でボランティア登録をしました。石巻専修大学のキャンパスに、石巻市社会福祉協議会が受け皿となってボランティア・センター(以下、ボラセンと表記)が設置されていました。約30団体のNPO、NGOが参加、150人ほどのボランティアがこの夜の会議に出席していました。5つのチームがありました。メディカル・チーム、炊き出しチーム、ローラー調査チーム、泥だしチーム、輸送チーム。我々は炊き出し食料を持っていたので2班に分かれ、炊き出しチームと、メディカル・チームに参加しました。
浸水した家の2階にとじこもっている被災世帯が石巻全体に何万とあり、救援物資が届いていない、というローラー調査班の報告を受け、翌日は各団体が路上での炊き出しを実施することに決定しました。Recovery For Japan は石巻市大街道町の路上を担当することになりました。
メディカル・チームのY医師(小児科)からは「行政も医療も完全にマヒ状態。石巻は古い漁港で開業医が多い町だがクリニックは津波で全滅した。石巻日赤が唯一、生き残ったが、パンク寸前。ケアのニーズは自分たちで掘り起し、自分たちでミッションを決めていくしかない状態」という説明を受けました。