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【社会】

民放連、さらに原因究明求める 緊急対策委で東海テレビに

2011年8月11日 23時32分

 東海テレビ放送の不適切テロップ問題で、日本民間放送連盟(民放連)は11日、緊急対策委員会を開き、同局の浅野碩也社長から事情を聴いた。

 浅野社長が冒頭で謝罪し、問題の経緯を説明。広瀬道貞会長ら出席した11人の委員はさらなる原因究明を要求した。また、東海テレビが計画している検証番組では、岩手県の有識者らの意見を聞くとともに、放射線と米について同局の認識を盛り込むことを求めた。

 2007年には「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)問題で関西テレビが民放連を除名され、翌年に再入会している。今回の問題で民放連は「まだ全体像が見えない段階。原因が究明されたかや、再発防止策、地元の人が納得するかなどが(処分の)参考になる」(幹部)としている。

 テレビ各局などで作る放送倫理・番組向上機構(BPO)にも視聴者から批判などが寄せられており、次回の9月9日の放送倫理検証委員会が、問題として取り上げるかどうかを決める。

(中日新聞)

 

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