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羊の太郎君のブログ

骨董ときどき人・社会の裏側

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その1　マスメディアの報道姿勢

傑作(1)

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「NEWS ZERO　私は誰かに殺される」の検証

【　その1　マスメディアの報道姿勢　】

１．動画のご案内

ネット検索をしていて、ある動画（注１）を見つけた。その内容は私にとってはある意味非常に衝撃的であった。

普通に生活している人がこの動画を見れば、この【母親】は精神を病んでいる様にしか見えないかもしれない。しかしこの【母親】の被害の訴えは、まさしく「集団ストーカーと電子的ハラスメントの同時被害」の典型例と言っていいものである。

またこの【母親】の奇異にも見える行動の数々は、そのほとんどがこの犯罪に対する被害者の防御反応としての説明が可能である。

被害の訴えの真偽はともかく、この動画が「集団ストーカー及び電子的ハラスメントの同時被害」の特徴を的確に示している事は間違いないので、ぜひ一度ご覧頂ければと思う。

（注１）ソースに関する情報

「私は誰かに殺される　NEWS ZERO」で検索いただければ何件か表示されます。

但しYouTube では既に削除されているようです。2011.8.9現在「集団ストーカー現象について考える」と言う、FC2ブログを選択いただければ、今でもご覧頂けると思います。

２．動画の超簡単なあらすじ

【娘】は絶縁状態にあった【母親】との2年ぶりの電話で、はじめて【母親】の異変に気付く。

【娘】は（株）トキワ精神保健事務所・代表【押川氏（以下、敬称略）】を尋ね【母親】の「妄想」に関して助けを求める。

【押川】は【娘】の求めに応じ「精神病ではない」と主張する【母親】を説得して最終的には本人同意の上精神病院に入院させる。

３．感想～マスメディアの報道姿勢

あくまでこの動画を見た個人的感想だが、非常に後味が悪かった。

この番組はドキュメンタリーの体裁をとっているが、私には誰かが書いた脚本を基に、忠実に制作されたフィックションにしか見えなかった。もっと本音で言えば「集団ストーカー被害及び電磁波被害の訴え」を「（遅発性）統合失調症」などというインチキな病名に置き換えるためのプロパガンダ作品でしかない様に思えた。

私には残念ながらこの【母親】の話が「実体験」か「妄想」かを判断する事はできない、ただこの【母親】の被害の訴えがこの番組では一切検証される事なく、精神病者だと断じられてしまった事だけは確かである。

そしてこの番組がこの【母親】を直接にではなく、【押川】という人物を通じて取材している事には留意が必要である。この番組は【押川】と言うフィルターを利用する事によって、この【母親】の被害の訴えが真実なのかそれとも妄想なのかの検証を回避したのである。そしてこの【母親】が精神病である事を番組自らが断ずる事も回避し、【押川】という代理人に語らせたのである。

この姑息な手法は「集団ストーカー被害」を訴える録音音声を残して自殺を遂げられた清水由貴子さんの自殺原因に関する報道でも利用された事がある。テレビ朝日・スーパーモーニングは由貴子さんの自殺原因を直接取材するのではなく、妹の清水良子さんが書いた「介護うつ」なる書籍を利用し「有名女優が”介護うつ”で自殺」なる番組を放送（2009年11月17日）したのである。その結果由貴子さんの生前の「集団ストーカー被害」の訴えは完全に黙殺され、精神科医でもない妹の良子さんが書いた書籍によって、その自殺原因が「介護うつ」であったと言う印象を視聴者に植え付けたのである。

果たして、マスメディアが「集団ストーカー及び電子的ハラスメント被害」を一切検証する事なく、この【母親】の言動を精神病に基づくものであるがごとく報道し、そして清水由貴子さんの自殺原因が本人自身の精神病（うつ）に基づくものであるがごとく報道する事が許されるのだろうか？。

これらの事実は、本来ジャーナリズムが果たすべき真実の追求と言う職責を、マスメディア自らが放棄した事を意味していないだろうか？。

マスメディアは「集団ストーカー」及び「電子的ハラスメント犯罪」に関しては、まったく事実を報道しようとしないばかりか、これらの犯罪の隠蔽に積極的に加担しているとしか私には思えない。

４．ジョン・スウィントンの名言

以下はューヨークの著名なジャーナリストであったジョン・スウィントンが1880年にマスコミ首脳の集まるあるパーティで行った有名な発言の一部である。この名言は130年以上の時間を隔てた現在までも生き続けているようである。

「記者の仕事とは、真実を壊し、公然と嘘をつき、真実を歪曲し、人を中傷し、富の邪神にへつらい、国と同胞を売って、日々の糧を得るものであります。」

「われわれは、舞台の陰に潜む金持ち連中の道具であり召使いなのです。われわれは操り人形であり、彼らが糸を引けば、それに合わせて踊るだけです。才能も可能性も人生も、すべては他人の手の内にあります。われわれは、知性をひさぐ娼婦なのです」

修正情報

8月9日（誤）トキワ精神保険事務所　（正）トキワ精神保健事務所

ソースに関する情報

8月9日　旧表示のものは動画が見れないようなので書き換えました。