2011年08月11日

デジタルアナログ論争
ディレイの話をする前に「デジタル」「アナログ」について一言。
ホームオーディオの世界では、一般的に
デジタル=CD
アナログ=レコード
と大別できるかと思いますが、カーオーディオの世界では
デジタル=デジタルプロセッサーを搭載したシステム
アナログ=デジタルプロセッサーを搭載していないシステム
となっているようですね。
10年ほど前でしょうか?まだナカミチやデノン、マッキンなどが元気だった頃は盛んに「デジタルプロセッサー」の【有り・無し】が論議されておりました。
残念ながら(?)現在ではデジタル一辺倒の世界になってしまい、新品で入手可能な高級システムはカロッツェリアやビーウィズなどになっている訳ですが、私の友人の中には「デジタルは音が悪い」と言い張って毛嫌いしている連中も居たり・・・。
ちなみに私の現在のトランスポートはカロッツェリアのRS-D7XⅢに落ち着いているのですが、たまにアナログと言われたシステムを聴くと、確かに心が穏やかになるような気がしますね。殺伐としていない・・・とでも言いましょうか。落ち着く音色を奏でているシステムには「アナログ派」が多いと感じています。
ではカーオーディオの世界でデジタルプロセッサーを初めて採用した機種は?
私の記憶の中ではソニーのモービルESか、カロの初代ODRあたりでしょうか?ちょっと調べてみましたが1993年とかですから、ちょうど20年ほど前かと思います。当時は革新的すぎて、あまり世間には受け入れられなかったようですね(でも両方使ったことあったりします
その後、各社がデジタル調整システムを発売し、アゼストプロとかありましたねぇ。。。サウンドモニターとかも一時期は元気だったのですが。。。で、各社が撤退し、現在に至る、と。
オーディオ好き仲間と話していると「アナログは終焉を迎え、デジタルが残った」とか言う人もいますが、こうやって冷静に考えてみると、デジタルでも撤退した会社も多くありますね、結局は企業の力とか考え方という事でしょうか・・・?
なんだか長くなりそうなのでまた次回。
では。
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Posted at 2011/08/11 10:26:40

イイね!