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2011年8月11日(木) 19:30 |
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福島の子どもたちが小学校訪問
東日本大震災から11日で5か月です。 被災地の福島県で日本舞踊や三味線を学んできた子ども達が、岡山市の小学校で発表会を開き、岡山の子ども達と交流を深めました。
伝統芸能を学んでいる福島市の子供達が、遠く離れた岡山市で、その成果を発表しました。 3月11日の東日本大震災で、福島県は津波と原発事故という2つの被害に見舞われました。 5か月がたった今も、放射線量の心配から人々は自由な生活を奪われています。 その福島の子供達に楽しい夏休みの思い出をと、岡山への招待を計画したのが、岡山大学の学生らによるボランティアグループです。 伝統芸能を集中して学べるよう1週間の合宿場所を提供したほか、11日の発表会も企画しました。 発表会の場所となった岡山市南区の妹尾小学校には、5年生、6年生による寄せ書きが飾られています。 夏休みにも関わらず、児童や保護者、学区に住む大人達など200人近くが応援に駆けつけました。 県外に避難した友達も多く、離れ離れになる悲しみも経験した福島の子供達です。 1週間の岡山滞在で、ずいぶん元気を取り戻したといいます。 子供達の踊りと演奏には、感謝の気持ちも込められています。 発表会の締めくくりは、妹尾学区に伝わる盆踊りで交流です。 岡山での合宿中に参加したうらじゃも踊って、会場がひとつになりました。 岡山でもらった元気を胸に、子供達は12日、福島市に戻ります。
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