W×R恋愛に効く! 男女の心理大辞典 第36回
やっぱり男は、大きな胸が好き!?
2011.08.10
なんと、男のおっぱい好きは実験でも明らかにされていた! とはいえ、男だって胸だけを見て恋愛をするわけではない。あくまで魅力を形成する要素のひとつと考えるべきだろう
写真提供/PIXTA
道行く女性についつい目が行ってしまうのは男の性(さが)。その際、女性のどの部分に惹かれるか…というのは、しばしば男の間で話題に上がるテーマだ。やれ「俺は脚線美に目がない」という意見もあれば、「やっぱり顔重視」なんて声もある。はたまた、「自分はおっぱい星人だ!」という人だって少なくないだろう。
つまるところ何フェチに属するかという議論に近いが、まわりを見渡してみると、やっぱり女性の胸に惹かれる男が多い気がする。
「そもそも男性の8割は女性の胸に惹かれる…といっても過言ではないでしょう。これは心理学の実験でも証明されていることなんですよ」
そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。なんと、男のおっぱい好きは科学的に検証済みなのだ。
「フランスのブルターニュ大学で、心理学者のニコラス・ゲイガン氏がこんな実験を行っているんです。1人の女性に道端で繰り返しヒッチハイクをさせたもので、その際、ブラジャーのサイズをA、B、Cと段階的に上げていきました。その結果、運転手が男性である場合のヒッチハイク成功率をカウントしたところ、Aカップの場合が14.92%、Bカップの場合が17.79%、Cカップの場合が24.00%と、サイズに応じて右肩上がりになることが判明したのです」
ヒッチハイカーは常に同じ女性が務めているから、顔や服装に差異はない。意図的か無意識かはともかく、運転手は胸の大きさを判断材料にしているとしか思えないデータといえる。もしもこの実験をDカップ、Eカップと続けて行ったなら、結果がどうなるかは想像に難くない。
「曲線は女性的なイメージを想起させるため、男性というのは本能的に曲線に惹かれるものなんです。たとえば、子どものころから男の子が球技を好むのは、丸いボールに一因があるとも考えられます」
もちろん、趣味趣向は人それぞれだし、決して胸は大きければいいというものではない。しかし、ついつい男の視線がそこに行ってしまうことを、どうか女性は寛大な心で受け止めては…もらえないだろうか!?
(友清 哲)
取材協力先
内藤誼人(ないとう・よしひと)
心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など
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