放射性物質の農産物への影響調査について（第３９報）

　埼玉県は、国等の協力を得て、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の農産物への影響調査を実施しました。８月４～９日にと畜場から牛肉、８月４日及び９日に現地ほ場から野菜等を採取し分析を行ったところ、下記のとおり、全ての検体で暫定規制値を下回っていました。
　埼玉県では、放射性物質の農産物への影響を引き続き調査してまいります。

１　調査地域
　（１）牛肉（肉牛農家全戸１頭検査）
　　　　　熊谷市、本庄市、狭山市、羽生市、深谷市、川島町、神川町、上里町
　（２）野菜等
　　　　　所沢市、飯能市、狭山市、鴻巣市、上尾市、富士見市、伊奈町、横瀬町、皆野町、宮代町

２　調査対象
　　　牛肉　　　　　　１２検体
　　　ネギ　　　　　　　１検体
　　　ナシ　　　　　　　２検体
　　　ブドウ　　　　　　７検体
　　　合　計　　　　　２２検体

３　採取日　　　　
　　　平成２３年８月４～９日(牛肉）
　　　平成２３年８月４日及び９日（野菜等）

４　結果判明日
　　　平成２３年８月５～１１日（牛肉）
　　　平成２３年８月１１日（野菜等）

５　調査結果

　　　                     　　　　　　　　　　 分析機関：財団法人 日本穀物検定協会東京分析センター

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる検出限界未満であることを示す。

　　　検出限界：放射性ヨウ素 0.398～0.715Bq/kg、放射性セシウム0.51～0.831Bq/kg

　　　　　　　　　　　　　　　　　分析機関：財団法人  日本冷凍食品検査協会横浜試験センター　

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる検出限界未満であることを示す。

　　　検出限界：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム20 Bq/kg

　　　　　　　　　　　　　　　　　分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

※根菜、芋類を除く

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

　　　定量下限値：放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg