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最終更新:2011年8月11日(木) 21時10分

枝野氏“尖閣侵略なら自衛権行使優先”

枝野氏“尖閣侵略なら自衛権行使優先”

 枝野官房長官は、沖縄県・尖閣諸島が他国に侵略された場合、自衛権を行使して国土・領域を保全することが近隣諸国との間に発生する経済的なダメージよりも優先されるという考えを示しました。

 枝野長官は10日の参議院・沖縄北方特別委員会で、尖閣諸島が他国に侵略された場合、「あらゆる犠牲を払ってでも自衛権を行使し、これを排除する」と答弁しましたが、真意を問われると次のように述べました。

 「万が一にもそういった事態(他国による尖閣諸島侵略)になれば、特に近隣諸国との経済関係等に相当大きなダメージを受けることになるだろうと予想されますが、そうしたことよりも、国土を保全する、領域を保全することが優先すると思っておりますので」(枝野幸男官房長官)

 また、11日午後の会見では「あらゆる犠牲を払ってでも」という表現について、「万が一の場合でも、民間の皆さんに影響を与えない中でしっかりと自衛権が行使できるよう努力をしてきている」と述べ、「あらゆる犠牲」の中に民間人は含まれないという認識を示しました。(11日19:25)

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