陸前高田市での作業


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HOME > 1、現地に着く

以前、どなたかが撮された松林。

原木の置き場は、海を遠くに見る田んぼの中にありました。

一般お方が、撮った現在の松林陸前高田は、岩手県の南部に位置し、水産業が盛んな漁港と思っていました。しかし、現地に入ってみる魚臭いにおいはは全くといって良いほどなく、町の中を車から降りて歩いてみても、海から吹いてくるそよ風と、乾いた風で気持ちいいと言うのが第一印象でした。この時の天候は、曇ると寒くなったり、時折雨が降ってきたりと不安定な天気だったので、道路横の邪魔にならないところへ、日除けのテントを張ってテーブルと椅子を用意して、今回のプロジェクトを進める事にしました。。

現地周辺は、まだ、がれきの山のままでした。


撮影者:鈴木陽一さんがバルーンから撮っています。現地に来る前の情報は、津波で打ちあげられた「高田松原の松」を、前の週まで現地に入っていたチームが薪ストーブ用の薪を積み上げていました。
私たち2人は、この薪に邪魔にならないように、また、これから計画している「大文字送り火」用の薪を実行しやすい様に、切り出しから、薪割り、薪の積み上げなどの導線を考えて、それぞれの道具を配置してみた。幸いにこの日は、現地にはどなたもいなくて、前の道路も行き止まりになっていましたので、作業はやりやすいように感じました。