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大正三(一九一四)年といえば、百年ほど前であるが、第一次世界大戦が勃発した年である。この年に尋常小学唱歌「朧月夜」が創られた。作詞高野辰之、作曲岡野貞一によるもので、このコンビは、「春の小川」「ふるさと」「紅葉」など、数々の名曲を生み出した。
「朧月夜」は、その当時日本中どこにでも見られた、なんの変哲もない春の田舎の光景を歌ったものである。その光景は、せいぜい電信柱が加わったくらいで、何百年間もあまり変わらないものであったであろう。戦後でも高度成長期以前、昭和三十年代あたりまでは残っていた日本の原風景かもしれない。
------ 第268号
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