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'11/8/11

終戦で隠した?校庭から銃剣


 10日午後3時半ごろ、広島市西区草津東2丁目の草津小グラウンドで、整地作業をしていた作業員から「土の中から銃のようなものが出てきた」と西区に連絡があった。

 区土木課職員や広島西署員らが、グラウンド西側にある体育館前で、地下約40〜90センチにあった機関銃や銃剣のようなものなど計約10点を確認した。いずれもさびて朽ちていた。

 同署は機関銃のようなものやその付属品計5点を引き取り、慎重に調べている。

 近くに70年以上住む草津東町内会の宮川秋三会長(80)は「戦時中、グラウンドで在郷軍人が訓練をしていた。終戦後、進駐軍に接収される前に、訓練用武器を埋めたのではないか」と話している。

【写真説明】グラウンドの地中から見つかった機関銃のようなものを調べる署員




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