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★スペシャルインタビュー
FictionJunction、梶浦由記 『stone cold』インタビュー 4
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2011年にFictionJunctionが放つシングル『stone cold』。待ちに待っていた(待たされた?)この1枚について梶浦由記に聞く。四人の歌姫を梶浦がどのように捉えているか、そして表題曲「stone cold」とカップリングの「ひとりごと」をどのように歌姫に絡ませたのか――。


勢いで歌える曲なので口ずさむと楽しい「はず」(梶浦)

――ライブについての話もいくつか出てきましたが、6月29日と7月10日に行われたYuki Kajiura(以下YK)ライブについては、どのようなイメージで臨みましたか?

梶浦 今までのYKライブって、何が出るか分からない玉手箱的なものだったと思うんです。20曲以上入っているサントラ3~40枚から「さぁ、何が出るでしょう」と言われても……、っていうところがあるじゃないですか?(笑)。だから、私達が選んだ「これ、どうですか」というのを、「こういう曲もあるんだ」と楽しむライブだったと思っているんですよ。でも、今回のライブは、「この曲が聴きたくて来た」というお客様が多いライブだと。こんなにリリースが続いたことはなかったですし。それなのに最近リリースしたCDからの曲を演奏しないというのは、“ない”ですよね。だから、「この曲を聴きに来た」という人が多いと思っていましたね。そこでその曲を聴いた時に「やっぱりいいな」と思ってくれるのか、「思ってたのと違う」とガッカリされちゃうのかは私達次第なので。期待に応えるような演奏を今まで以上に必要とされるとは感じていました。今までがいい加減だったというわけでは勿論ないんですけど、楽しさを優先していたところもあったので(笑)。きちんと頑張ろう、というところですね。

――ライブで初めて聴いた方もいらっしゃると思います。聴いた人、聴いていない人を含めて、今回のシングルに関してのメッセージをお願いします。

梶浦 FJには珍しく解放的な曲なのかな。転がり続けるような、前に進むような曲になっています。4人がはじけていて、ビートも利いた、皆さんに歌っていただきやすい曲だと信じています。作品共々、可愛がっていただければ嬉しいですね。

――歌いやすいですかね?

梶浦 結構、勢いで歌える曲なんです。口ずさむと楽しい「はず!」です。Bメロはちょっと難しいかもしれないですけど。いつも、「次の曲は一人でも歌える曲にしてください」とは言われるんですけど、今回も期待を裏切ってます。英語がからむところは、是非脳内コーラスで(笑)。


Text/清水耕司(超音速)
2011/08/11 13:00:00